VPNを家族で使うなら、Surfshark(同時接続無制限)か NordVPN(同時10台)の長期プランを1つ契約するのが最もお得です。家族1人ずつ別々に契約する必要はまったくなく、1アカウントで家族全員のデバイスをカバーできます。
Surfshark Starter
- 同時接続無制限
- 100ヶ国3,200台以上のサーバー
- 家族が何人でもOK
- 30日間返金保証
NordVPN Standard
- 同時接続10台
- 118ヶ国7,400台以上のサーバー
- Threat Protection搭載
- 4人家族に最適
MillenVPN
- 同時接続10台
- 72ヶ国以上1,300台以上のサーバー
- 完全日本語サポート
- 為替リスクなし
家族利用に適したVPNの同時接続台数
Surfshark:同時接続無制限。オランダ拠点で3,200台以上のサーバーを100ヶ国に展開。Starterプラン月額$1.99(2年+4ヶ月契約)。家族が何人いても、デバイスが何台あっても追加料金なし。5人家族でスマホ5台+PC3台+タブレット2台=10台でも余裕です。
NordVPN:最大10台の同時接続。パナマ拠点で7,400台以上のサーバーを118ヶ国に展開。Standardプラン月額$4.49(2年契約)。4人家族なら1人2〜3台ずつ使える計算で、一般的な家庭には十分な台数です。Threat Protection(マルウェア対策・広告ブロック)が標準搭載なので、家族全員のセキュリティ対策も兼ねられます。
ExpressVPN:最大8台の同時接続。英領ヴァージン諸島拠点で3,000台以上のサーバーを105ヶ国に展開。月額$6.67(年間契約)。台数は少なめですが、速度と安定性ではトップクラス。通信品質にこだわる家庭向き。
MillenVPN:最大10台の同時接続。日本拠点で1,300台以上のサーバーを72ヶ国以上に展開。月額396円(2年契約)。日本語サポート完備で、ITに詳しくない家族がいても安心です。
家族での共有方法と設定手順
NordVPNのメッシュネットワーク機能(Meshnet)を使う方法もあります。この機能を使えば、パスワードを直接共有せずにデバイスを追加できます。
ルーター設定で全デバイスを自動保護
家族利用で特におすすめなのが、自宅のルーターにVPNを設定する方法です。ルーターにVPNを設定すれば、Wi-Fiに接続するすべてのデバイス——スマートTV、ゲーム機、IoT家電を含む——が自動的にVPN保護下に入ります。
家族がVPNの接続を忘れる心配がないこと。特にお子さんや高齢の家族がいる場合、「VPNをオンにし忘れて危険なWi-Fiで通信してしまう」リスクをゼロにできます。さらに、ルーター1台で1接続としてカウントされるサービスが多いため、同時接続台数の枠を節約できる利点もあります。
接続先サーバーの変更がアプリほど手軽にできないこと、ルーター自体の処理能力が低いと速度が落ちること、非対応のルーターが多いこと。ASUS RT-AXシリーズなどVPNクライアント機能を内蔵した高性能ルーターなら、設定画面からサーバー情報を入力するだけで導入できます。
家族共有時のセキュリティ上の注意
アカウントを共有する際に覚えておくべきポイントがあります。
VPNのダッシュボード(管理画面)には支払い履歴や登録メールアドレスが表示されるため、クレジットカード情報の一部が見える可能性があります。家族であれば大きな問題にはなりませんが、気になる場合はPayPalやApple Pay経由で支払えばカード番号は表示されません。
接続ログについても理解しておくべきです。NordVPNやExpressVPNなどノーログポリシーを掲げるVPNは、「誰がいつどこに接続したか」の記録を保持しません。つまり、家族の中で「誰がどのサイトにアクセスしたか」を他の家族が知ることはできない仕組みです。プライバシーの観点では安心して共有できます。
お子さんのいる家庭向けの追加対策
VPNはあくまで通信の暗号化とIP変更を行うツールであり、コンテンツフィルタリング(有害サイトのブロック)は基本的に別の対策が必要です。ただしNordVPN Standard以上のプランに含まれるThreat Protectionは、マルウェアサイトや一部の有害サイトをブロックする機能があり、ある程度の防護壁になります。
より本格的なペアレンタルコントロールが必要な場合は、OSの標準機能(Windowsのファミリーセーフティ、iOSのスクリーンタイム)とVPNを併用するのがベストです。
ルーターへのVPN設定方法は「VPNルーター設定ガイド」で、各VPNのコスパ比較は「コスパ最強VPN」で、NordVPNの詳細は「NordVPN評判レビュー」で確認できます。
家族4人での実際のコストシミュレーション
4人家族(夫婦+子供2人)でVPNを使う場合の具体的なコストを計算してみます。仮に全員がスマホ1台ずつ、夫婦がPC1台ずつ、リビングにFire TV Stick1台で合計7台のデバイスがあるとします。
NordVPN Standard
- 1人あたり $1.12(約170円)
- Threat Protection込み
- 年間約13,400円節約
NordVPN Basic × 4人
- 1人あたり $2.99
- セキュリティ機能なし
- 2年で約26,800円の損
Surfshark Starter(2年+4ヶ月契約、$1.99/月)の場合、同時接続無制限なので何台でもOK。1人あたり月額$0.50(約75円)。今後タブレットやゲーム機が増えても追加料金なし。ただしNordVPNのThreat Protectionに相当する機能はStarterプランには含まれないため、セキュリティ機能を重視するならSurfshark Oneへのアップグレード($2.49/月)が必要です。
よくある家族共有の疑問
- 別々のデバイスで違う国に接続できるのか? ——はい、できます。VPNアカウントを共有しても、各デバイスで独立してサーバーを選択できます。お父さんが日本サーバーでNetflixを見ている間に、お子さんがアメリカサーバーでYouTubeを見る——といった同時利用が可能です。
- 家族にVPNの利用履歴が見えるのか? ——見えません。NordVPNやExpressVPNはノーログポリシーを採用しているため、管理画面からは誰がいつどこに接続したかの履歴は確認できない仕組みです。
- パスワードを変更されたらどうなるのか? ——アカウントの主契約者(メールアドレスの所有者)がパスワードを変更すると、他の家族メンバーは新しいパスワードでログインし直す必要があります。トラブルを避けるため、パスワード変更前に家族に一声かけておきましょう。