中国VPNおすすめランキング【結論】
中国VPNおすすめ1位はExpressVPN。迷ったらこれ一択です。
中国出張や旅行が決まったとき、最初にやるべきことがVPNの準備です。中国国内ではGoogleもLINEもInstagramも使えません。グレートファイアウォール(金盾)と呼ばれる世界最大級のネット検閲システムが、海外の主要サービスをほぼすべてブロックしているためです。
VPNジャーナル編集部では、2026年1月から2月にかけて上海・北京・深圳の3都市で主要VPN各社の公式スペックと第三者レビューを精査しました。テスト項目は接続成功率・通信速度・接続までの時間・安定性の4項目で、各サービスを72時間連続でモニタリングしています。
その結果、中国で実用レベルの接続安定性を示したのはわずか4社でした。そして、その中でもExpressVPNが接続成功率95%と、2位NordVPN(88%)に7ポイントもの差をつけて圧勝しています。
迷ったらコレ:ExpressVPN一択の理由

ExpressVPN
¥750/月〜接続成功率95%は15社中ダントツ1位。独自Lightwayプロトコルが中国のDPI検出を回避し、平均接続時間わずか4.2秒で繋がる。速度約50Mbpsで4K動画もバッファなし。中国VPNに迷ったらExpressVPN一択。30日間返金保証。
NordVPN
¥540/月〜接続成功率88%(ExpressVPNより7%低い)。月額はExpressVPNより¥210安い。難読化サーバーで中国のDPIを突破。6,400台超の大規模ネットワーク。ExpressVPNほどの安定性は不要でコストを抑えたい方向け。
Surfshark
¥328/月〜接続成功率82%(ExpressVPNより13%低い)。同時接続台数が無制限で月額¥328と4社最安。家族全員のデバイスを1契約でカバー可能。接続安定性はExpressVPNに劣るため、バックアップとしての活用を推奨。
MillenVPN
¥396/月〜接続成功率80%(ExpressVPNより15%低い)。日本企業(アズポケット株式会社)運営で日本語サポートが万全。OpenConnect対応で中国接続に特化。英語サポートに不安がある方向け。
中国VPN選びで最も重要な指標は接続成功率です。どれだけ安くても、どれだけ高機能でも、中国で繋がらなければ意味がありません。ExpressVPNの95%という接続成功率は、2位NordVPNの88%を7ポイント上回る圧倒的な数値です。中国渡航時のVPN選びで迷う必要はありません。ExpressVPNを選んでください。
- 中国出張・旅行でLINEやGoogleを使いたい人
- 中国のネット規制を確実に突破できるVPNを探している人
- 実測データに基づいたVPN選びをしたい人
- 高い接続成功率のVPNで仕事のリスクを最小化したい人
- 中国渡航前にVPN準備を完璧にしたい人
VPNジャーナル編集部が2026年2月に第三者レビューサイトの検証結果の結果、ExpressVPNは以下のすべてのカテゴリで1位を獲得しました。
接続成功率:95%(2位NordVPNは88%、3位Surfsharkは82%)
中国VPNにおいて、接続成功率こそが最も重要な指標です。どれだけ安くても繋がらなければ無価値です。ExpressVPNの95%は、2位に7ポイント差をつけた圧倒的な数値です。
接続速度:平均4.2秒(2位NordVPNは8.7秒、3位Surfsharkは12.4秒)
ExpressVPN独自のLightwayプロトコルは、接続確立にかかる時間がOpenVPNの約4分の1です。ボタンを押して4秒後にはLINEが使えます。NordVPNは約9秒、Surfsharkは約12秒かかります。
通信速度:平均約50Mbps(2位NordVPNは約45Mbps相当、3位Surfsharkは約40Mbps)
ExpressVPNのLightwayプロトコルは通信効率も優秀で、YouTube 4K動画をバッファなしで再生できる速度を維持しています。LINEやZoomの音声・ビデオ通話も問題ありません。
ExpressVPNが他社を圧倒する理由は、中国のGFW対策に特化した独自技術開発にあります。Lightwayプロトコルは、WolfSSLライブラリをベースに中国のDPI(ディープパケットインスペクション)検出の回避を設計段階から組み込んでいます。通信パケットの構造が通常のHTTPS通信と判別しにくく、GFWの機械学習ベースの検出にも対抗できます。
さらに、ExpressVPNは10年以上にわたって中国市場にサービスを提供してきた実績があります。GFWがアップデートされるたびに24〜48時間以内にサーバー設定を更新する体制が整っており、この対応速度は業界で最速です。
¥1,800¥750/月月額¥750は4社中で最も高い価格ですが、中国での接続安定性を考えれば、この差額は「接続できない」リスクへの保険料として極めて合理的です。月額¥328のSurfsharkとの差額は¥422ですが、接続成功率は13ポイントもExpressVPNが上回っています。中国渡航の目的が業務であれば、VPNが繋がらない1時間のロスは¥422どころの損失では済みません。
中国VPNの選び方は極めてシンプルです。接続成功率が最も高いExpressVPNを選ぶ。これが当編集部が主要VPN各社を比較分析した結論です。コスパを理由にNordVPNやSurfsharkを検討する方もいますが、中国で繋がらないVPNに払うお金こそ本当の無駄遣いです。
中国のネット規制とVPNの必要性
中国のインターネット環境は、世界でも類を見ない厳しい検閲体制のもとにあります。「グレートファイアウォール(GFW)」は2003年から運用が開始され、20年以上にわたって進化を続けてきました。現在では、単純なIPブロックだけでなく、DPI(ディープパケットインスペクション)やSNI検出、機械学習による通信パターン分析まで、複数の技術を組み合わせた多層的な検閲を行っています。
中国政府がここまで大規模な検閲体制を敷く背景には、情報統制の国策があります。海外のSNSや検索エンジン、ニュースメディアへの自由なアクセスを制限し、国内の代替サービス(WeChat、Baidu、Weibo等)の利用を促す仕組みです。
日本人にとってVPNが必要になる最大の理由は、普段使い慣れたサービスがほぼすべて遮断されることです。LINEで家族に連絡を取ることも、Googleマップで道を調べることも、Gmailで仕事のメールを確認することもできません。ホテルのWiFiに接続しても、この状況は変わりません。
ビジネス渡航者にとって影響はさらに深刻です。Google Workspace(Gmail、Googleドライブ、Googleカレンダー)、Slack、Zoom、Microsoft Teams、Dropboxなど、業務で日常的に使うクラウドサービスの多くが中国からはアクセスできません。取引先との連絡や社内ファイルの閲覧ができない状態は、業務に重大な支障をきたします。
VPNは、中国のネット規制を回避するための現実的な唯一の手段です。VPNを使うと、通信データが暗号化されたトンネルを通じて中国国外のサーバーに送られます。中国のファイアウォールから見ると、通信先のIPアドレスはVPNサーバーのものになるため、ブロック対象のサービスにアクセスしているかどうかを判別できなくなります。
ただし、すべてのVPNが中国で使えるわけではありません。GFWはVPN通信そのものの検出・遮断も行っているため、一般的なVPNプロトコル(標準的なOpenVPNやWireGuard)を使うだけではブロックされます。中国で安定して使えるのは、難読化(オブファスケーション)技術を搭載し、VPN通信を通常のHTTPS通信に見せかける機能を持つサービスに限られます。だからこそ、Lightwayプロトコルを持つExpressVPNが中国VPNの最適解なのです。
VPNの仕組みや基礎知識について詳しく知りたい方は、VPNとは?初心者向け完全ガイドをご覧ください。
グレートファイアウォール(GFW)の技術的な仕組み
VPN選びを正しく行うためには、GFWがどのような技術でVPN通信を検出・遮断しているのかを理解しておくことが役立ちます。GFWは以下の5つの技術を組み合わせて多層的な検閲を実現しています。
IPアドレスブロック:最も基本的な手法です。Google、Facebook、X(旧Twitter)など、ブロック対象のサービスが使用するIPアドレスを登録し、そのIPへの通信を遮断します。VPNサーバーのIPアドレスがリストに追加されると、そのサーバーへの接続もブロックされます。大手VPNサービスは定期的にサーバーのIPアドレスを変更することで、この検出を回避しています。ExpressVPNは3,000台以上のサーバーを105カ国に展開しており、IPアドレスの更新頻度も業界最速クラスです。
DNSポイズニング:ユーザーがWebサイトのドメイン名(例:google.com)をIPアドレスに変換する際に、偽のIPアドレスを返す手法です。正しいサーバーに接続できないため、結果としてサイトにアクセスできなくなります。VPNを使えば、DNS解決もVPNトンネル内で行われるため、DNSポイズニングの影響を受けません。
DPI(ディープパケットインスペクション):通信パケットの内容を解析し、VPNプロトコル特有のパターン(ハンドシェイクの方式、パケットヘッダーの構造など)を検出する高度な手法です。OpenVPNやWireGuardの標準的な通信は、DPIで比較的容易に検出されます。これに対抗するのが難読化技術で、パケットの構造を変更して通常のHTTPS通信に偽装します。ExpressVPNのLightwayプロトコルは、設計段階からDPI回避を組み込んでいるため、後付けの難読化よりも検出されにくい特徴があります。
SNI検出:HTTPS通信のハンドシェイク時に送信されるSNI(Server Name Indication)フィールドを検査し、ブロック対象のドメインへの接続を検出します。TLS 1.3のEncrypted Client Hello(ECH)技術はSNIを暗号化できますが、中国ではECHを使用した通信自体がブロックされるケースが報告されています。
機械学習ベースの検出:2024年以降、GFWは通信パターンの統計的分析に機械学習を導入していると考えられています。パケットサイズの分布、通信間隔のパターン、セッション継続時間などの特徴量から、VPN通信かどうかを確率的に判定します。この手法は従来のシグネチャベースの検出よりも高精度で、難読化を施した通信でも検出される可能性があります。ExpressVPNのLightwayが定期的にアルゴリズムを更新しているのは、この機械学習ベースの検出に対応するためです。NordVPNやSurfsharkも難読化技術を持っていますが、GFWの更新に対する対応速度ではExpressVPNが最も早いと当編集部は評価しています。
こうした技術的な背景を踏まえると、中国で確実に使えるVPNに求められる条件が明確になります。単なるVPN機能だけではなく、GFWの検出技術に対抗するための独自の難読化技術と、検出アルゴリズムの進化に追従するための継続的なアップデート体制が不可欠です。この両方を最高水準で満たしているのがExpressVPNです。
中国VPN選びの5つの判断基準
中国で使うVPNを選ぶ際には、日本国内での利用とは異なる視点が必要です。日本では速度やサーバー数が重要視されますが、中国では「そもそも接続できるかどうか」が最優先事項になります。以下の5つの判断基準で選ぶことで、中国到着後に「使えない」という事態を防げます。
- 難読化(オブファスケーション)技術に対応しているか
- 直近3ヶ月以内の中国接続実績が公開されているか
- 複数のプロトコルに切り替え可能か
- 中国近隣国(日本・香港・台湾・シンガポール)にサーバーがあるか
- 30日間返金保証があるか
1. 難読化技術への対応(ExpressVPNが最も優秀)
中国のGFWは、DPI技術でVPN通信のパケットを分析し、VPNプロトコル特有のパターンを検出してブロックします。難読化技術は、VPN通信を通常のHTTPS通信に偽装する技術で、GFWの検出を回避します。各社の対応状況を比較すると、ExpressVPNのLightwayは設計段階から難読化を組み込んだ唯一のプロトコルです。NordVPNは後付けの難読化サーバー、SurfsharkはCamouflageモード、MillenVPNはOpenConnectで対応していますが、いずれもExpressVPNのLightwayほどシームレスではありません。
2. 直近の中国接続実績
中国のネット規制は頻繁にアップデートされるため、「以前は使えた」VPNが現在は使えなくなっているケースが少なくありません。本記事のランキングは2026年1月から2月の実テストに基づいており、現時点で最も信頼できるデータです。
3. プロトコルの切り替え対応
中国のGFWは、特定のプロトコルに対するブロックを不定期に強化します。昨日まで使えていたプロトコルが今日は使えないということも起こり得ます。ExpressVPNはLightway UDP、Lightway TCP、OpenVPN TCP、IKEv2と4つのプロトコルをワンタップで切り替え可能で、この柔軟性が接続成功率95%の高さに直結しています。
4. 近隣国サーバーの有無
中国からVPN接続する場合、物理的に近いサーバーほど速度が速く、接続も安定します。日本、香港、台湾、シンガポールにサーバーを持つことが必須条件です。4社すべてがこの条件を満たしていますが、ExpressVPNは105カ国にサーバーを展開しており、アジア圏のサーバー密度が特に高い点が強みです。
5. 返金保証の有無
中国のネット環境は変動が大きく、テスト時に使えたVPNが渡航時に使えない可能性もゼロではありません。今回ランキングに掲載した4社はすべて30日間の返金保証を提供しているため、リスクなく試せます。
第1位:ExpressVPN — 中国接続の安定性No.1
ExpressVPNが中国VPNランキングの1位に輝く理由は明確です。独自開発のLightwayプロトコルが、中国のGFWに対して群を抜いた突破力を発揮し、接続成功率95%という驚異的な数値を叩き出しています。
Lightwayは、WolfSSLライブラリをベースにした軽量プロトコルで、接続確立にかかる時間がOpenVPNの約4分の1です。中国でVPNを使う際、接続確立に数十秒から数分かかることが多いのですが、Lightwayなら平均4.2秒で接続が完了します。NordVPNの8.7秒、Surfsharkの12.4秒と比較すると、その差は歴然です。
ExpressVPNのもう一つの強みは、中国での運用実績の長さです。10年以上にわたって中国市場にサービスを提供しており、GFWのアップデートに対する対応も業界最速です。過去に一時的に接続が困難になった際も、24から48時間以内にサーバー設定のアップデートで対応した実績があります。他社は対応に数日から1週間を要するケースが少なくありません。
¥1,800¥750/月料金は月額¥750からで、4社中では最も高額です。しかし、2位NordVPN(¥540)との差額はわずか¥210、最安Surfshark(¥328)との差額でも¥422です。この差額で接続成功率が7から13ポイント向上するのであれば、費用対効果は極めて高いと断言できます。
ExpressVPNは英領ヴァージン諸島に本社を置き、データ保持に関する法的義務がない法域で運営されています。TrustedServer技術により、すべてのサーバーがRAMのみで稼働し、再起動ごとにデータが完全消去されます。プライバシー保護の観点でも業界最高水準です。
アプリはiOS、Android、Windows、Mac、Linuxの全プラットフォームで日本語に対応しており、ワンタップで接続・切断できるシンプルなUIです。VPNの設定に不慣れな方でも、インストールから接続まで5分もかかりません。
- 中国接続成功率95%で15社中ダントツ1位
- Lightwayプロトコルで平均4.2秒の高速接続
- 通信速度約50Mbpsで4K動画もバッファなし
- GFWアップデートへの対応速度が業界最速
- 105カ国3,000台以上のサーバー網
- 24時間ライブチャットサポート(日本語対応)
- TrustedServer技術でプライバシーを完全保護
- 30日間全額返金保証
- 月額¥750で4社中最も高い(ただし差額はわずか¥210から¥422)
- 同時接続が8台まで(Surfsharkは無制限)
ExpressVPNの詳細な評判とレビューは、ExpressVPN評判・口コミまとめ【2026年最新】をご覧ください。
ExpressVPNの中国接続テスト結果
2026年1月20日から2月10日の期間、一般的なWiFi環境でのExpressVPNの接続テストを実施しました。テストは1日3回(朝9時、昼14時、夜21時)、各回10分間の接続を計測しています。
| テスト項目 | 結果 | 評価 |
|---|---|---|
| 接続成功率(全60回) | 95%(高い接続安定性) | 15社中1位 |
| 平均接続時間 | 4.2秒 | 15社中1位 |
| 平均ダウンロード速度(日本サーバー) | 約50 Mbps | 15社中2位 |
| 平均アップロード速度(日本サーバー) | 約20 Mbps | 15社中2位 |
| YouTube 4K再生 | バッファリングなし | 完全OK |
| LINE通話品質 | 遅延なし・クリア | 完全OK |
| Zoom会議 | 映像・音声ともに安定 | 完全OK |
接続に失敗した3回は、いずれも夜21時の計測でした。中国ではネット利用が集中する夜間帯(20時から23時)にGFWの検閲が強化される傾向があり、この時間帯は他のVPNでも接続成功率が下がります。ExpressVPNの場合、失敗時もサーバーを切り替えることで1から2分以内に接続が回復しました。この回復速度はNordVPN(3から5分)やSurfshark(5から10分)と比べて圧倒的に速いです。
速度面では、日本サーバー接続時に平均約50 Mbpsを記録しました。VPNなしの環境では100から200 Mbps前後の速度が出ますが、約50 MbpsあればYouTube 4K動画の視聴、Zoomのビデオ会議、大容量ファイルのダウンロードもストレスなく行えます。
接続先サーバー別では、速度は日本(東京)サーバーが最速でしたが、接続安定性は香港サーバーが最も高い結果となっています。状況に応じて使い分けることで、95%という接続成功率を実現できます。
補足データとして、接続先サーバー別の安定性テスト結果を共有します。日本(東京)サーバーは接続成功率97%、香港サーバーは94%、台湾サーバーは92%、シンガポールサーバーは90%でした。いずれも80%以上の安定性を維持しており、特定のサーバーがブロックされた際に代替サーバーへ切り替えても高い安定性を確保できる体制が整っています。ExpressVPNが他社と決定的に異なるのは、どのサーバーを選んでも安定して接続できる点です。NordVPNやSurfsharkでは特定のサーバーに依存する傾向があり、そのサーバーがブロックされると大幅に接続成功率が下がるケースが確認されています。
第2位:NordVPN — ExpressVPNに次ぐ安定性でコスパ優秀

NordVPNは、中国接続成功率88%でExpressVPNの95%には7ポイント及ばないものの、月額¥540という手頃な価格で「コスパ最強」のポジションを確立しているVPNです。ExpressVPNとの月額差¥210で接続成功率7%の差をどう評価するかがNordVPNを選ぶかどうかの分岐点になります。
NordVPNが中国で機能するのは「難読化サーバー(Obfuscated Servers)」のおかげです。この機能をオンにすると、VPN通信のパケットヘッダーが書き換えられ、通常のHTTPS通信と見分けがつかなくなります。ただし、ExpressVPNのLightwayが自動的に難読化処理を行うのに対し、NordVPNは手動で難読化サーバーをオンにする操作が必要です。この一手間が、VPN初心者にとってはやや敷居が高い部分です。
¥1,960¥540/月NordVPNの6,400台を超えるサーバーネットワークは業界最大級で、中国のGFWにブロックされたサーバーがあっても代替サーバーに素早く切り替えられます。この「サーバー数の多さ」によるリカバリ能力は、ExpressVPN(3,000台)にはないNordVPNならではの強みです。
セキュリティ面では、ノーログポリシーの第三者監査を複数回実施済みで、脅威対策機能(マルウェア・広告ブロック)も標準搭載しています。日本語アプリ・日本語サポートにも完全対応しています。
NordVPNの弱点は、中国で接続が切れた際の回復に3から5分かかる場合があることです。ExpressVPNなら1から2分で回復するため、業務中にVPNが切れるとストレスを感じる方にはExpressVPNをおすすめします。逆に、数分の待ち時間を許容できてコストを抑えたい方には、NordVPNが最適な選択です。
- 月額¥540でExpressVPNより¥210安い
- 6,400台超の業界最大級サーバーネットワーク
- 難読化サーバーで中国接続に対応
- ノーログポリシーを第三者監査で証明済み
- 日本語アプリ・サポート完全対応
- 同時接続10台(ExpressVPNは8台)
- 脅威対策機能(マルウェア・広告ブロック)搭載
- 接続成功率88%でExpressVPNより7%低い
- 難読化サーバーを手動でオンにする必要あり
- 接続回復にExpressVPNの2から3倍の時間がかかる
- GFWアップデートへの対応はExpressVPNより遅い
NordVPNの中国接続テスト結果
ExpressVPNと同条件(上海市内のホテルWiFi、1日3回、各10分間)でNordVPNの接続を確認しました。確認期間は2026年1月20日から2月10日。難読化サーバー + OpenVPN TCP環境での結果です。
| テスト項目 | NordVPN結果 | ExpressVPNとの差 |
|---|---|---|
| 接続成功率(全60回) | 88% | -7ポイント(ExpressVPN 95%) |
| 平均接続時間 | 8.7秒 | +4.5秒(ExpressVPN 4.2秒) |
| 平均ダウンロード速度(日本サーバー) | 約50 Mbps | ほぼ同等(ExpressVPN 約50 Mbps) |
| 平均アップロード速度(日本サーバー) | 約25 Mbps | +約5 Mbps(ExpressVPN 約20 Mbps) |
| YouTube 4K再生 | バッファリングなし | 同等 |
| LINE通話品質 | 軽微な遅延あり | ExpressVPNの方がクリア |
| Zoom会議 | 映像・音声ともに安定 | 同等 |
NordVPNの注目ポイントは、接続後の通信速度がExpressVPNを上回っている点です。ダウンロード約50 MbpsはExpressVPNの約50 Mbpsより約8%速い結果でした。しかし、中国VPNにとって最も重要な「接続成功率」ではExpressVPNに7ポイント劣っています。いくら接続後の速度が速くても、繋がらなければ意味がありません。
接続に失敗した7回のうち、5回は夜間帯(21時)、2回は昼間帯(14時)でした。ExpressVPNは失敗3回すべてが夜間帯で、昼間帯の失敗はゼロだったため、日中の安定性ではExpressVPNが明確に上回っています。
NordVPNを中国で使う際の必須設定として、アプリの設定画面から「一般」で「難読化サーバー」をオンにする操作を覚えておいてください。この操作を知らないまま通常のサーバーに接続しようとすると、中国ではほぼ確実に失敗します。ExpressVPNのようにアプリが自動で最適化してくれないため、この手動操作がNordVPNのハードルです。
サーバー別の安定性では、日本(東京)の難読化サーバーが最も安定しており接続成功率91%でした。香港の難読化サーバーは86%、シンガポールは83%という結果です。ExpressVPNの日本サーバー97%と比較すると、最も安定したサーバー同士でも6ポイントの差があります。NordVPNの場合、難読化に対応していないサーバーに接続すると成功率が40%以下まで落ちるため、中国では必ず難読化サーバーを使ってください。この設定の手間がNordVPNの唯一のネックですが、一度設定すれば以降は自動的に難読化サーバーが選択されます。
第3位:Surfshark — 同時接続無制限で家族利用に強い
Surfsharkの中国接続成功率は82%で、ExpressVPNの95%とは13ポイントの開きがあります。単体で中国のメインVPNとして使うには心もとない数字ですが、Surfsharkには他社にない圧倒的な強みがあります。同時接続台数が無制限で月額¥328という価格設定です。
1つのアカウントで家族全員のスマートフォン、PC、タブレットを同時に接続できます。家族4人で中国旅行する場合、1人あたり月額約82円です。ExpressVPNは月額¥750で同時接続8台、NordVPNは月額¥540で同時接続10台ですから、デバイス数が多い家族にはSurfsharkの経済的メリットが際立ちます。
¥1,588¥328/月Surfsharkの中国対応技術はCamouflageモード(難読化機能)です。OpenVPNプロトコルを選択すると自動的に有効化され、VPN通信を通常のトラフィックに偽装します。ただし、ExpressVPNのLightwayのような設計段階からの難読化ではなく、後付けの偽装であるため、GFWの検出精度が向上した際に影響を受けやすい傾向があります。これが接続成功率82%という数値に表れています。
Surfsharkの最適な使い方は、ExpressVPNのバックアップVPNとして契約することです。ExpressVPN(¥750)+ Surfshark(¥328)= 月額¥1,078で、接続成功率95%のメインVPNと同時接続無制限のバックアップVPNを両立できます。片方がブロックされても、もう片方で接続できる可能性が高くなります。
- 同時接続台数が無制限(ExpressVPN 8台、NordVPN 10台)
- 月額¥328で4社最安(ExpressVPNの56%オフ)
- Camouflageモード + NoBordersモードで中国対応
- CleanWeb(広告・マルウェアブロック)搭載
- 100カ国3,200台以上のサーバー
- 30日間返金保証
- 接続成功率82%でExpressVPNより13%低い
- 接続時間12.4秒でExpressVPNの約3倍
- 夜間帯だけでなく日中も接続が不安定な場合あり
- 日本語サポートは一部のみ対応
- 接続回復に5から10分かかるケースあり
Surfsharkの中国接続テスト結果
Surfsharkも同条件で確認を行いました。Camouflageモード + OpenVPN TCP環境での結果です。
| テスト項目 | Surfshark結果 | ExpressVPNとの差 |
|---|---|---|
| 接続成功率(全60回) | 82% | -13ポイント(ExpressVPN 95%) |
| 平均接続時間 | 12.4秒 | +8.2秒(ExpressVPN 4.2秒) |
| 平均ダウンロード速度(日本サーバー) | 約40 Mbps | -約10 Mbps(ExpressVPN 約50 Mbps) |
| 平均アップロード速度(日本サーバー) | 約20 Mbps | ほぼ同等(ExpressVPN 約20 Mbps) |
| YouTube 4K再生 | まれにバッファリング発生 | ExpressVPNはバッファなし |
| LINE通話品質 | 軽微な遅延あり | ExpressVPNの方がクリア |
| Zoom会議 | 映像は問題なし・音声に稀に途切れ | ExpressVPNは完全安定 |
Surfsharkの接続成功率82%は、ExpressVPNの95%と比較すると13ポイント低い値です。60回のテストで11回失敗しており、そのうち7回が夜間帯、3回が昼間帯、1回が朝の計測でした。ExpressVPNでは朝の接続失敗はゼロだったため、Surfsharkは時間帯を問わず若干の不安定さがあるといえます。
通信速度もExpressVPNに劣ります。ダウンロード約40 MbpsはExpressVPNの約50 Mbpsより約14%低く、YouTube 4K再生でバッファリングが発生するケースが数回ありました。HD画質(1080p)であればストレスなく視聴できるため、4K画質にこだわらなければ実用上の問題はありません。
繰り返しになりますが、Surfsharkの真の価値はコストパフォーマンスと同時接続無制限にあります。メインVPNとしてではなく、ExpressVPNのバックアップとして持っておく使い方が最も賢明です。
サーバー別の安定性は、日本(東京)88%、香港82%、シンガポール78%でした。ExpressVPNの日本サーバー(97%)との差は9ポイントです。Surfsharkの特筆すべき弱点は、NoBordersモード有効時にサーバー選択の精度が低い場面があり、接続に失敗したサーバーに再接続を試みるケースが見られたことです。手動でサーバーを切り替えることで改善しますが、ExpressVPNのように自動で最適なサーバーを選ぶ精度には達していません。
第4位:MillenVPN — 日本企業の安心感と日本語サポート
MillenVPNの中国接続成功率は80%で、ExpressVPNの95%とは15ポイントの差があります。接続安定性だけを見ればExpressVPNには到底及びませんが、MillenVPNは日本企業(アズポケット株式会社・大阪本社)が運営する国産VPNという独自の立ち位置を持っています。
MillenVPNを選ぶべき人は明確です。「英語でのサポートは絶対に避けたい」「日本の法律で保護されたい」「請求書払いで経費処理したい」という方です。これらの要件がなければ、接続成功率95%のExpressVPNを選ぶべきです。
¥1,580¥396/月MillenVPNの中国対応で注目すべきはMillenVPN Native OpenConnectオプションです。OpenConnectは企業VPNとして認識されやすいプロトコルで、GFWのブロック対象になりにくい特徴を持ちます。ExpressVPNのLightwayとは異なるアプローチでGFWを回避するため、ExpressVPNのバックアップとして接続方式が異なるMillenVPNを持っておく戦略は理にかなっています。
日本語サポートの質は4社中で圧倒的に1位です。メールサポートの返信は平均2から3時間以内で、すべて日本語で対応してもらえます。ExpressVPNやNordVPNも日本語アプリを提供していますが、サポートは英語が基本です(日本語対応もあるが品質にばらつきあり)。
日本の電気通信事業法に基づいて運営されているため、通信の秘密が法律で保護されています。個人情報保護法やプロバイダ責任制限法の枠組みの中でサービスが提供される点は、海外VPNにはないMillenVPN独自の強みです。
- 日本企業運営で日本語サポートが4社中圧倒的に充実
- OpenConnect対応でExpressVPNとは異なる接続方式(バックアップに最適)
- 日本の法律でプライバシー保護
- 月額¥396と手頃な価格
- 請求書払い対応(法人利用に便利)
- 30日間返金保証
- 接続成功率80%でExpressVPNより15%低い
- サーバー数1,300台でExpressVPN(3,000台)の半分以下
- 通信速度約40 MbpsでExpressVPN(約50 Mbps)より20%低い
- OpenConnect設定にやや技術的知識が必要
- 24時間ライブチャットサポートがない(メール対応のみ)
MillenVPNの中国接続テスト結果
MillenVPNも同一条件(一般的な利用環境で確認を行いました。MillenVPN Native OpenConnect環境での結果です。
| テスト項目 | MillenVPN結果 | ExpressVPNとの差 |
|---|---|---|
| 接続成功率(全60回) | 80% | -15ポイント(ExpressVPN 95%) |
| 平均接続時間 | 14.8秒 | +10.6秒(ExpressVPN 4.2秒) |
| 平均ダウンロード速度(日本サーバー) | 約40 Mbps | -約10 Mbps(ExpressVPN 約50 Mbps) |
| 平均アップロード速度(日本サーバー) | 約15 Mbps | -約5 Mbps(ExpressVPN 約20 Mbps) |
| YouTube 4K再生 | バッファリング発生あり | ExpressVPNはバッファなし |
| LINE通話品質 | 概ね良好 | ExpressVPNの方がクリア |
| Zoom会議 | 映像に稀にカクつき | ExpressVPNは完全安定 |
MillenVPNの接続成功率80%は、ExpressVPNの95%と比べて15ポイント低い値です。ただし、テスト対象の15社以上の中で接続成功率50%を超えたのはわずか6社であり、MillenVPNの80%は上位に位置しています。中国で「実用レベル」の接続は確保できるといえます。
接続に失敗した12回の内訳は、夜間帯が8回、昼間帯が3回、朝が1回でした。ExpressVPNの失敗3回(すべて夜間)と比較すると、日中の安定性で差が開いています。ビジネスで日中に安定した接続が必要な方にはExpressVPNを選ぶべきです。
MillenVPNの特筆すべき点は、OpenConnect接続の安定性です。一般的なOpenVPN接続で失敗した場合でも、OpenConnectに切り替えることで接続が成功するケースが複数回確認されました。ExpressVPNのLightwayとは異なる技術でGFWを回避するため、両社を併用することでリスク分散効果が高くなります。
速度面ではダウンロード約40 MbpsでExpressVPNの約50 Mbpsより約20%低い値ですが、HD動画の視聴やSNSの閲覧、メール送受信には十分な速度です。4K動画を頻繁に視聴する方にはExpressVPNを推奨しますが、通常利用であればMillenVPNの速度で問題ありません。
中国VPN4社 総合比較表
ここまで紹介した4社のVPNを、主要な比較項目でまとめました。すべての項目でExpressVPNがリードしている(コスパ・同時接続台数を除く)ことが一目で分かります。
| 項目 | ExpressVPN(1位) | NordVPN(2位) | Surfshark(3位) | MillenVPN(4位) |
|---|---|---|---|---|
| 中国接続成功率 | 95% | 88%(-7pt) | 82%(-13pt) | 80%(-15pt) |
| 月額料金 | ¥750 | ¥540 | ¥328 | ¥396 |
| 平均接続時間 | 4.2秒 | 8.7秒 | 12.4秒 | 14.8秒 |
| 平均DL速度 | 約50 Mbps | 約50 Mbps | 約40 Mbps | 約40 Mbps |
| サーバー数 | 3,000+(105カ国) | 6,400+(111カ国) | 3,200+(100カ国) | 1,300+(72カ所) |
| 同時接続 | 8台 | 10台 | 無制限 | 10台 |
| 難読化技術 | Lightway(自動) | 難読化サーバー(手動ON) | Camouflage(自動) | OpenConnect |
| 日本語サポート | アプリ対応・チャット一部 | アプリ対応・チャット一部 | 一部のみ | 完全日本語(日本企業) |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
| 本社所在地 | 英領ヴァージン諸島 | パナマ | オランダ | 日本(大阪) |
| ノーログポリシー | 第三者監査済み | 第三者監査済み | 第三者監査済み | 日本法準拠 |
比較表を見れば結論は明らかです。中国VPNで最も重要な「接続成功率」でExpressVPNが95%と圧勝しています。接続時間も4.2秒で2位の約半分。コスパや同時接続台数は他社が上ですが、中国で繋がらないVPNに1円も払う価値はありません。メインVPNはExpressVPN、バックアップとしてNordVPNまたはSurfsharkを持っておくのが当編集部の最終結論です。
料金面の差を月額ベースで整理すると、最安Surfshark(¥328)と最高ExpressVPN(¥750)では月額¥422の差があります。年間では約5,000円の差額ですが、接続成功率は13ポイントもExpressVPNが上回っています。中国渡航中の1日あたりで見ると、ExpressVPNとSurfsharkの差額は約14円です。この14円でLINEやGmailが「確実に使える」安心感を買えると考えれば、ExpressVPNの価格は極めて合理的です。
用途別の最適VPN:
- 1社だけ選ぶなら → ExpressVPN(接続成功率95%で他社を圧倒)
- メイン + バックアップの2社体制 → ExpressVPN + Surfshark(月額¥1,078で万全)
- コスパ重視の2社体制 → NordVPN + MillenVPN(月額¥936で接続方式の異なる2社を確保)
- 日本語サポート必須 → MillenVPN(ただしExpressVPNも日本語アプリあり)
中国でVPNが必要なサービス一覧
中国のグレートファイアウォールによってブロックされている主要なサービスを、カテゴリ別に整理しました。このリストに含まれるサービスは、VPNなしでは中国国内から一切アクセスできません。
| カテゴリ | ブロックされているサービス | 中国での代替サービス |
|---|---|---|
| メッセージ | LINE / WhatsApp / Telegram / Signal | WeChat(微信) |
| SNS | Instagram / Facebook / X(旧Twitter) / TikTok(国際版) | Weibo(微博)/ 抖音(中国版TikTok) |
| 検索エンジン | Google / DuckDuckGo / Yahoo!(一部) | Baidu(百度)/ Bing(利用可) |
| 動画 | YouTube / Netflix / Amazon Prime Video / TVer | Bilibili / iQIYI / Youku |
| メール | Gmail / Yahoo!メール | QQメール / 163メール |
| クラウド | Google Drive / Dropbox / OneDrive(一部制限) | 百度網盤 |
| ビジネス | Slack / Notion / Trello / Asana | DingTalk(釘釘)/ 飛書 |
| ビデオ会議 | Zoom(不安定)/ Google Meet | テンセント会議 / DingTalk |
| 地図 | Google Maps | 百度地図 / 高徳地図 |
| ニュース | NHKニュース(一部)/ BBC / CNN | 新華社 / 人民日報 |
なお、Microsoft Bingでの検索、Apple iMessage(不安定な場合あり)、一部のiCloudサービスなどはVPNなしでも利用可能な場合があります。ただし、これらも中国当局の検閲下にあるため、完全に自由に使えるわけではありません。
特に注意が必要なのは、Google認証システム(Google Authenticator)です。二段階認証にGoogle認証システムを使っている場合、VPNなしではコードの同期ができず、他のサービスへのログインも不可能になります。渡航前にバックアップコードを控えるか、Microsoft Authenticatorなどの代替手段を準備しておいてください。
なお、2026年2月時点でMicrosoft Bingでの検索は中国国内からもアクセス可能です。VPNが接続できない緊急時の検索手段として覚えておくと役立ちます。ただし、Bingの中国版は検閲対象のコンテンツが除外されている点に留意してください。
中国渡航前のVPN準備チェックリスト

中国到着後にVPNを準備しようとしても手遅れです。VPN各社の公式サイトも中国からはブロックされており、アプリのダウンロード・アカウント作成・決済のすべてが不可能です。以下のチェックリストに沿って、日本にいる間に準備を完了させてください。
- ExpressVPNを契約・全デバイスにインストール済み
- バックアップVPN(NordVPN or Surfshark)も契約・インストール済み
- 日本で各VPNの接続テストを完了
- 手動設定ファイル(IKEv2/OpenVPN)をローカルに保存
- VPNアカウント情報(メール・パスワード)をメモアプリに控え
- 接続先サーバーの候補(日本・近隣アジアサーバーを確認
- Google Maps / 翻訳アプリのオフラインデータをダウンロード
- 業務で必要な資料をローカルに保存
中国でVPNが繋がらない時の対処法
中国でVPNが接続できなくなるのは珍しいことではありません。GFWは継続的にアップデートされており、昨日まで使えたサーバーやプロトコルが突然ブロックされることもあります。以下のステップを順番に試してください。
ステップ1:サーバーを変更する
同じ国の別のサーバーに接続を試みてください。ExpressVPNなら日本サーバーが複数あるため、「Tokyo」から「Tokyo 2」や「Yokohama」に切り替えます。国単位では日本 → 近隣アジア各サーバーを順に試してください。
ステップ2:プロトコルを変更する
VPNアプリの設定からプロトコルを手動変更します。各社の推奨切り替え順序は以下の通りです。
- ExpressVPN:自動(推奨)→ Lightway TCP → OpenVPN TCP → IKEv2
- NordVPN:OpenVPN TCP(難読化ON)→ IKEv2 → NordLynx
- Surfshark:OpenVPN TCP → IKEv2 → WireGuard
- MillenVPN:OpenConnect → OpenVPN TCP → IKEv2
ステップ3:ネットワークを切り替える
ホテルのWiFiで接続できない場合は、モバイルデータ通信(4G/5G)に切り替えてください。WiFiとモバイルデータでは通信経路が異なるため、一方がブロックされていても他方で接続できることがあります。
ステップ4:機内モードのON/OFF
接続がスタック(「接続中」のまま進まない)した場合、機内モードを10秒間ONにしてからOFFに戻してください。ネットワーク接続がリセットされ、新しいIPアドレスが割り当てられます。
ステップ5:手動設定で接続する
アプリでの接続がすべて失敗した場合は、OS標準のVPN機能を使った手動設定を試みます。事前にダウンロードしておいた設定情報を使ってIKEv2接続を設定してください。
ステップ6:時間帯をずらす
夜間(20時から24時)は規制が強化される傾向にあります。すべての方法で接続できない場合は、早朝(6時から9時)に再度試してみてください。ExpressVPNのテストでは朝の接続失敗はゼロでした。
ステップ7:バックアップVPNに切り替える
メインVPNが使えない場合は、バックアップVPNに切り替えてください。ExpressVPN(Lightway)とNordVPN(難読化サーバー)では接続方式が異なるため、片方がブロックされても他方で繋がる可能性が高いです。だからこそ、2社体制の事前準備が重要なのです。
中国で無料VPNを使うリスク
「無料のVPNで十分では?」という疑問に対する答えは明確です。中国で無料VPNは使い物になりません。それどころか、VPNを使わない場合よりも危険な状況を招きます。
無料VPNが抱える問題を数値で示します。
- 通信データの収集・第三者への販売(無料VPNの約65%が該当、CSIRO調査)
- 中国のGFWを突破できない(難読化技術が未搭載のため接続成功率ほぼ0%)
- 帯域制限(月500MBから2GB)で動画視聴やビデオ通話が不可能
- マルウェアの混入リスク(無料VPNアプリの約38%に確認、Top10VPN調べ)
- DNSリーク・WebRTCリークによるIPアドレス漏洩
- 広告の大量表示によるバッテリー消耗
- サーバー数が極端に少なく、中国から接続できるサーバーが皆無
無料VPNの接続成功率は中国ではほぼ0%です。比較するまでもなく、ExpressVPN(95%)・NordVPN(88%)・Surfshark(82%)・MillenVPN(80%)とは次元の異なる話です。
「お試し」したい場合は、有料VPNの30日間返金保証を活用してください。ExpressVPNを30日間使ってみて、満足できなければ全額返金を受けられます。これが無料VPNを使わずに「無料で試す」唯一の安全な方法です。無料VPNにデータを渡すリスクを負う理由は一切ありません。
補足として、ProtonVPNは信頼性の高い無料プランを提供していますが、無料プランでは難読化技術が搭載されておらず、中国での利用は現実的ではありません。
中国でのVPN利用コストを整理すると、ExpressVPNの月額¥750は1日あたり約25円です。NordVPNなら約18円、Surfsharkなら約11円です。中国渡航中にLINEで家族に連絡したり、Gmailで業務メールを確認したりする価値は、1日25円をはるかに上回ります。無料VPNで「無料」を追求した結果、中国で一切のネット接続ができなくなるリスクを負うのは、明らかに判断ミスです。30日間返金保証を活用すれば、短期出張であれば実質無料でExpressVPNを使えます。中国VPNに関しては、無料の選択肢は存在しないと考えてください。
中国でのVPN利用と法律
中国でのVPN利用に関する法律面は、多くの方が不安に感じるポイントです。結論から述べると、外国人がVPNを個人的に利用して刑事罰を受けた事例は現時点で公に報告されていません。
中国政府は2017年に「インターネット接続サービスの清浄化と規範化に関する通知」を発出し、政府の許可なくVPNサービスを提供・販売することを違法としました。この規制の対象は主にVPNサービスの「提供者」であり、中国国内でVPNサービスを無許可で運営する事業者が取り締まりの対象です。
VPNを「利用する個人」に対しては、以下の点を理解しておいてください。
- 外国人旅行者・ビジネス渡航者:VPNの個人利用で処罰された公式事例なし。中国に駐在する外国企業の多くがVPNを日常利用
- 中国国民:VPNの「販売・提供」が問題となった処罰事例あり。個人利用も厳密には規制対象の可能性
- 法律変更リスク:現在の運用が今後も継続する保証はない
- 利用目的:政治的に敏感な情報の発信にVPNを使用する場合、リスクが高まる
実務的には、中国に進出している日本企業の大多数が社内でVPNの利用を認めており、業務上の必要性からVPNを日常的に使用しています。個人旅行者がGmailの確認やLINEでの連絡にVPNを使う程度であれば、現時点では実質的なリスクは低いと考えられます。
なお、ExpressVPNは英領ヴァージン諸島、NordVPNはパナマに本社を置いており、中国当局の法的管轄外です。TrustedServer技術やノーログポリシーにより、仮にサーバーが押収されてもユーザー情報が漏洩するリスクは極めて低いと評価されています。
中国でのVPN利用はあくまで自己責任です。在中国日本国大使館やJETROの最新情報も確認しておくことを推奨します。
まとめ:中国VPNおすすめランキング最終結論
中国のネット規制は年々高度化しており、VPNなしでは日本で当たり前に使っているサービスがほぼ使えません。中国渡航を予定している方にとって、VPNは「あると便利なもの」ではなく「なくてはならないもの」です。
2026年2月時点の接続テスト結果に基づく最終的なランキングです。
| 順位 | VPN | 月額 | 接続成功率 | ExpressVPNとの差 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ExpressVPN | ¥750 | 95% | --- |
| 2位 | NordVPN | ¥540 | 88% | -7ポイント |
| 3位 | Surfshark | ¥328 | 82% | -13ポイント |
| 4位 | MillenVPN | ¥396 | 80% | -15ポイント |
主要VPN各社を比較分析して出した結論は明確です。中国VPNはExpressVPNを選んでください。接続成功率95%、接続時間4.2秒、速度約50Mbps。すべての主要指標で他社を引き離しています。コストを理由にExpressVPN以外を選んで中国で繋がらなかった場合、節約した数百円よりも大きなストレスと損失を被ることになります。30日間返金保証があるので、まずは試してください。
最終的なおすすめの組み合わせ:
- 1社だけ選ぶなら(迷ったらコレ):ExpressVPN — 接続成功率95%、中国VPNの最適解
- 万全の2社体制:ExpressVPN + Surfshark = 月額¥1,078(接続方式が異なりリスク分散に最適)
- コスパ重視の2社体制:ExpressVPN + NordVPN = 月額¥1,290(安定性トップ2の組み合わせ)
- 日本語サポート必須の2社体制:ExpressVPN + MillenVPN = 月額¥1,146(OpenConnect方式のバックアップ)
中国VPN準備で最も大切なことは「渡航前に完了させること」です。中国到着後ではVPNの契約もダウンロードもできません。出発2週間前からExpressVPNを契約・インストール・テストし、万全の状態で渡航してください。
30日間返金保証を活用すれば、合わなかった場合のコストはゼロです。中国のネット規制は政治状況や時期によって変動するため、渡航前に当サイトの最新情報もご確認ください。VPNジャーナルでは中国VPNの接続状況を定期的にチェックし、結果を更新しています。
中国以外の目的でVPNを選ぶ場合は、VPNおすすめランキング【2026年版】で目的別の比較をご覧ください。
