VPN付属製品比較

ESET VPNとNordVPNを比較|付属VPNで足りる人・追加契約が向く人

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VPNジャーナル編集部

編集部名義。個人の資格・利用歴は記載しない。

付属VPNと独立したVPN契約を端末と用途から選ぶ概念図
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結論:ESETの付属VPNで目的を満たせるなら追加契約は不要

ESETの契約にVPNが含まれ、使いたい端末と接続先をカバーしているなら、まず付属VPNを使う選び方を勧めます。カフェやホテルでPC・スマホの通信を保護する目的なら、NordVPNを追加する理由は必ずしもありません。付属分で足りるかを確認してから、別契約を考えましょう。

NordVPNが候補になるのは、ESETのVPN枠では台数が足りない場合、LinuxでもVPNを使いたい場合、ウイルス対策とは別にVPNの契約を管理したい場合です。NordVPNは1アカウントで最大10台の同時接続を案内しています。対応OSにはLinuxも含まれます。根拠は公式の同時接続数と対応OSの案内です。

ESET VPNは総合セキュリティ製品に含まれるサービスです。日本向けの公式案内では、プレミアムとアルティメットへの付属が示されています。VPNだけの単独販売は案内されていません。ESETのVPN紹介ページで契約の形を確認できます。

この記事の比較軸は、手元のESETで足りるか、不足分に追加費用を払う意味があるかです。通信速度の優劣や動画サービスへの接続成功率は、公式の仕様だけでは決められません。機能数を合計して順位を付けず、必要な端末・台数・運用方法に合う方を選びます。

比較表:契約の形と使いたい端末から選ぶ

最初に確認するのは、いまの契約に含まれるVPNと、必要な端末の差です。ESETのセキュリティ製品の台数を、そのままVPNの台数と読み替えないでください。

比較項目ESET VPNNordVPN
契約の形対象のESET総合セキュリティプランに付属VPNを中心とする独立したサブスクリプション
台数と数え方国内販売元はプレミアム3台、アルティメット10台まで。VPN用アプリのインストール数で管理1アカウントで最大10台の同時接続
主な対応OSWindows、macOS、Android、iOSWindows、macOS、Android、iOS、Linuxなど
切断時の遮断デスクトップ用アプリにキルスイッチ。Always-onとAutomaticで切断後の動作が異なるOSや配布版によって通信遮断・指定アプリ終了などの方式が異なる
通信の一部を除外デスクトップとAndroidで案内Windows・Androidなどはアプリ単位。Linuxはポートやネットワーク範囲の除外
危険サイト・ファイル対策総合セキュリティ製品側の機能。OSごとに対象が異なる追加保護は契約プラン、OS、アプリの配布元で対象が異なる
追加費用付属分で足りるか、上位プランへの変更が必要かを確認追加契約の初回総額と更新額を確認

台数の根拠は国内ESETのライセンスカウント方法とNordVPNの同時接続条件です。ESETのインストール上限とNordVPNの同時接続上限は、同じ数え方ではありません。

キルスイッチはESETの接続設定とNordVPNのOS別説明で確認できます。通信の除外と追加保護の条件は、後の節で説明します。

国内プレミアムでPC1台とスマホ1台にVPNを入れるなら、台数だけを理由に別契約を増やす必要はありません。家族にも配る場合は、VPNを入れる端末数と、同時に接続する端末数を分けて数えましょう。

ESETは製品の台数とVPNの利用台数を分けて確認する

国内販売元のキヤノンは、プレミアムのVPNを3台、アルティメットを10台までと案内しています。購入したセキュリティ製品の台数とは別に、VPN用アプリのインストール数で管理します。例えばプレミアム5台版でも、VPNは3台までです。根拠は国内製品のライセンスカウント方法です。

ESET本体の日本向けページには、プレミアムのVPNを最大3台または最大5台とする記載があります。一方、VPN紹介ページのFAQは最大3台という案内です。メーカーのプラン比較とVPN紹介ページの表記は一致していません。メーカーの5台という表示を、国内販売元で購入したプレミアム5台版へ当てはめないでください。

既存契約は、購入した製品名、販売元、契約時期を確認します。VPNが使えるかは、ESET HOMEの対象契約と空き枠でも確かめましょう。旧製品や別の販売窓口で買った契約に、現行商品の条件をそのまま適用しないでください。購入条件と管理画面が食い違う場合は、販売元へ確認します。

NordVPNの10台は同時接続数です。ESETのVPN枠を「接続中だけ数える枠」として扱わないでください。台数を超える端末で順番に使いたい場合は、ESETの端末割り当てをどう移すか確認してから変更します。

対応OS:PCとスマホ中心か、Linuxも使うか

国内ESETの確認では、総合セキュリティ製品とVPNアプリの動作環境を分けて読みます。キヤノンの動作環境ページは、VPNについてmacOS 12以降、Android 8.0以降、iOS 11以降という個別の注記を掲載しています。Windowsは64ビットのWindows 10・11を案内しています。国内販売元の動作環境と利用条件が確認先です。

ESET本体の日本向け比較ページは、macOS 13以降、Android 9以降、iOS 13以降という異なる要件を掲載しています。ESET VPN 1のヘルプは、macOS 12以降、Android 8以降、iOS 11以降です。メーカーの日本向け要件とVPN 1の要件には表記差があります。低い方の数字だけを見て、現在配布される全アプリが動くとは判断できません。

購入前には、販売元のVPN専用条件と、実際に入手するアプリの要件を照合してください。Windowsは32ビットか64ビットか、CPUがIntel・AMD系かARM系かも確認します。VPN、ウイルス対策、契約を管理するESET HOMEは別のアプリです。それぞれに同じ最低OSが適用されるとは限りません。

NordVPNはLinuxにも対応しています。公式一覧にはDebian 12以降、Ubuntu 22.04以降などが掲載されています。Windowsの現行案内は64ビット版Windows 10・11です。Androidは9以降、iPhone・iPadはiOS 17以降を案内しています。macOSなどには現行版と旧版の区分があるため、使う端末をNordVPNの対応OS一覧で確認します。

家族に配る場合は、端末名、OSのバージョン、必要な機能を書き出しましょう。アプリが動くことと、OSの安全な更新が続いていることは別です。古いOSを使い続ける対策としてVPNだけを追加する選び方は避けてください。

通信保護と危険サイトの遮断は別の機能

両製品のVPNは、端末からVPNサーバーまでの通信を暗号化します。接続先サイトには通常、VPNサーバーの出口IPアドレスが見えます。公衆Wi-Fiや回線側から通信を観察される範囲を減らす仕組みです。NordVPN公式のVPN解説が基本的な通信経路を説明しています。

危険サイトの遮断やファイルの検査は、VPNトンネルとは別の機能です。ESETプレミアムでは、クラウドサンドボックスやフィッシング対策などが案内されています。ただし、クラウドサンドボックスはWindowsが対象です。フィッシング対策もiOSには同じ形で提供されません。国内プレミアムのOS別機能表で、VPN以外の保護も確認してください。

NordVPNは、旧Threat Protection Proを「Scam, phishing, and malware protection」と案内しています。危険なURLの遮断やダウンロードしたファイルの検査などを行い、VPN未接続でも働くと説明されています。Windowsと公式サイト配布のmacOSアプリが対象で、Mac App Store版には同じ機能がありません。追加保護の種類と対応端末が根拠です。

追加保護は全プランに同じように付くわけではありません。日本語の料金・プラン表は、VPNを中心とするベーシックと、マルウェア対策などを含む上位プランを分けて案内しています。ESETのウイルス対策を使い続けるなら、VPNだけを追加する費用と、追加保護まで契約する費用を分けて考えましょう。

国内ESETの利用条件は、他社のウイルス対策やファイアウォールなどとの併用をサポート対象外としています。NordVPNの追加保護を併用する構成がその条件にどう該当するかは、販売元へ確認してください。両社の保護機能を全部有効にすれば安全性が上がるとは限りません。国内ESETの利用条件で確認できます。

広告が消えたことだけではVPN接続の成功は分かりません。通信保護はVPN画面、ファイルや危険サイトへの対策は各保護画面で確認します。ブラウザ拡張だけを使う場合も、メールアプリや別のブラウザまで守る端末用VPNアプリと、保護範囲を読み替えないでください。

ブラウザからサイトまでのHTTPSと、端末からVPNサーバーまでのVPNトンネルを重ねた概念図
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日常の設定:自動接続・切断時の遮断・通信の除外

外出先で接続を忘れやすいなら自動接続、VPNが途切れたときの通信を止めたいならキルスイッチを確認します。特定のアプリだけ通常回線へ戻す設定は、スプリットトンネリングです。いずれも、使うOSでの対応と動作を確かめてから設定します。

ESETのネットワーク別設定にあるAuto-secureを働かせるには、Auto connectも必要です。アプリを起動時に開く設定だけでは、VPNへ自動接続する設定の代わりになりません。ネットワーク別の自動接続、Auto-connect、アプリの自動起動を分けて確認しましょう。

ESETのキルスイッチはデスクトップ用アプリの機能です。公式ヘルプのConnectionで、Always-onとAutomaticを選べます。Always-onはVPN未接続の間もインターネット接続を遮断します。AutomaticはVPN接続時に遮断機能を有効にし、自分で切断すると無効にします。ESETのキルスイッチ設定が根拠です。Always-onを使っていると、VPNの切断だけでは通常回線へ戻れません。

NordVPNもOSや配布版で方式が異なります。Windowsにはインターネット接続を遮断する方式と、指定アプリを閉じる方式があります。macOSも配布版で動作が変わります。iOSでは接続が突然切れた際の遮断が標準で働き、独立した設定項目は表示されないと案内されています。公式のOS別説明を基準にしてください。アプリを閉じる方式では、設定前に作業内容を保存します。

通信の除外について、ESETはデスクトップとAndroidを対象に、アプリ・IPアドレス・ホスト名の振り分けを案内しています。NordVPNはWindowsやAndroidなどでアプリ単位の除外を案内しています。LinuxのAllowlistはポートやネットワーク範囲を対象にし、該当する通信はキルスイッチの遮断からも外れます。ESETの振り分け設定とNordVPNのOS別設定が根拠です。

最初は通信を除外せず、必要なアプリに問題が出た場合だけ対象を絞る方が管理しやすくなります。設定前の状態を控え、一つずつ変更してください。接続表示と目的の操作を確認し、改善しなければ変更した項目を元へ戻します。除外した通信には、VPN経由と同じ保護を期待できません。

接続先と速度:必要な国と用途を先に決める

接続先は国の総数より、必要な国が自分のプランで使えるかを見ます。ESETの日本向け紹介ページでは、プレミアムとアルティメットで接続先の範囲を分けています。同じESET VPNという名前でも、全プランで同じ国へ接続できる前提は置けません。購入前には利用したい国を決め、ESETのプラン別接続先案内と契約条件を照合してください。

国内の公衆Wi-Fiで通信を保護する目的なら、海外の接続先が多数あることを最優先にする必要はありません。遠い国のサーバーを経由すると通信経路が長くなるため、まず自動選択や近い接続先から始めるのが扱いやすい選び方です。特定の国を選ぶのは、その国の出口が必要な理由がある場合です。

NordVPNのWindows向けページは、NordLynxやOpenVPNなどの接続方式を案内しています。ESETも複数の方式を案内しています。ただし、プロトコル名だけで通信速度の勝者は決まりません。回線、接続先、時間帯、端末、設定が結果に影響します。NordVPNのWindows向け仕様は、使える方式を把握する資料として読むのが適切です。

用途は「会議中の音声が途切れない」「大きなファイルを送る」「日常の閲覧を保護する」のように具体化しましょう。動画サービスへのアクセスも、サーバーのある国だけでは保証されません。提供側のVPN判定やサービスの利用条件が関係するため、「このVPNなら必ず見られる」として購入しないでください。

接続先を変えるときは、まず同じ国の別サーバーなど、条件を一つだけ変えます。プロトコル、自動接続、通信の除外を同時に変更すると、何が影響したか分かりにくくなります。設定変更で改善しなければ元へ戻し、公式サポートへ相談しましょう。

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費用はESET継続・上位プランへの変更・NordVPN追加で比べる

ESETの総合セキュリティ料金とNordVPNの料金を、そのまま比べても必要な追加費用は分かりません。ウイルス対策を今後も使うなら、その継続費用を含めて考えます。ESETを契約済みでVPNの権利もある場合は、付属分を使うために別のVPN契約を増やす必要はありません。

選び方比較する費用向いている状況
現在のESETを継続現在の更新額。VPN付属なら別契約の追加額は不要付属VPNの端末・台数・接続先で足りる
ESETの上位プランへ変更変更時の請求額、残り期間の扱い、次回更新額VPNと上位のセキュリティ機能の両方が必要
ESETを継続してNordVPNを追加ESET更新額とNordVPN契約額の合計Linuxなどの不足する用途がある、VPN契約を別に管理したい

2026年10月3日に閲覧したNordVPN日本語料金ページでは、ベーシックの長期オファーが月換算3.49米ドル、最初の27か月の総額94.23米ドルと掲載されています。更新価格は139.08米ドル/年です。税が適用される場合があるという注記もあります。公式料金ページで、初回総額と更新額を確認できます。

この月換算額は、毎月3.49米ドルずつ払う契約を意味しません。固定の日本円価格でもありません。表示は閲覧地域やオファーで変わるため、支払い前の画面で通貨、税、期間、請求総額、更新額を再確認してください。

ESETは販売窓口、製品、台数、期間、新規・更新の条件をそろえて確認します。例えばアルティメットは国内販売元の価格案内が確認先です。手元の契約から変更する場合は、新規購入の表示額だけでなく、変更時に実際に請求される額と残り期間の扱いを確認しましょう。

VPNだけが不足しているなら、ESETの変更額とNordVPN追加額を比べます。1年と27か月のように期間が違う契約は、表示の月額だけで安い方を決めないでください。同じ利用期間にかかる支払いと、契約終了後の更新額を並べます。既存のウイルス対策で足りる場合は、追加保護を含む上位プランまで必要かも見直しましょう。

VPN利用の三つの契約方法と確認する費用項目を示す図

ESET VPNを使い始める手順

前提は、有効なVPN付き契約、VPNの空き枠、対応端末があることです。ESET HOMEへログインできる状態で進めます。公式の導入ヘルプは、VPNの利用権が無料体験に含まれないと案内しています。以下はインストール手順と有効化手順に沿った流れです。画面の文言は版や言語で変わります。

  1. ESET HOMEのMembersを開き、所有者ならAccount ownerを選びます。続けてVPN、+Add protectionを開き、対象の契約を選びます。VPN対象の契約や空き枠がない場合は、契約条件を先に確認します。
  2. 自分の端末ではProtect this device、Continue、Download VPNへ進みます。別の端末や家族へ送る場合は、その利用者宛ての案内メールを発行します。Android・iOSは公式案内に沿ってGoogle Play・App Storeからアプリを入れます。
  3. アプリを開き、利用規約とプライバシーポリシーを確認します。有効化コードを入力してActivateを選びます。所有者が自分の端末へ入れる場合はESET HOMEのダウンロード時、招待メール経由ではDownload protectionを開いた画面にコードが表示されると案内されています。
  4. 接続先を選び、接続します。アプリの接続状態と接続先の表示を確認し、必要なサイトやアプリが開くかも確かめます。
  5. 必要なら自動接続を設定します。ネットワーク別のAuto-secureにはAuto connectも必要です。デスクトップでキルスイッチを使う場合は、切断後も通信を止めるAlways-onか、手動切断で解除されるAutomaticかを確認して選びます。

自動接続は詳細設定、キルスイッチは接続設定で確認します。接続表示は通常操作の確認点であり、すべての通信に漏れがないことを証明する表示ではありません。

元へ戻すときは、変更した自動接続を元の状態へ戻してVPNを切断します。デスクトップでAlways-onを有効にしている場合は、VPNアプリ内のキルスイッチも元の状態へ戻します。通信が復帰したことを確認してください。解除中の通信はVPNを経由しません。通信を戻すために、ESETのウイルス対策全体を止める必要はありません。

有効化コードの期限は、メーカーの日本向け紹介ページが24時間、VPN 1の有効化ヘルプが72時間と案内しています。一律の期限を当てはめず、発行された案内の期限を確認して早めに使ってください。期限切れならESET HOMEから再発行するか、契約所有者へ再送を依頼します。

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ESETを残してNordVPNを使う手順

ESETのウイルス対策を続けながら、通信保護にNordVPNを選ぶ構成も考えられます。ただし、全OS・設定での互換性や、ESET側のサポート対応を保証するものではありません。国内ESETは他社のウイルス対策などとの併用をサポート対象外としています。NordVPNの追加保護まで併用する場合は、国内ESETの利用条件を確認し、販売元へ相談してください。

通常運用では、同じ端末で接続する商用VPNを一つに絞る方法を勧めます。ESET VPNとNordVPNを両方接続する操作を、保護が自動的に二重になる方法として扱わないでください。まず1台で切り替え、必要な操作に支障がないことを確認します。

前提は、対象OSに対応するNordVPN契約と公式アプリです。切り替え前にインストーラーを入手し、自動接続や遮断設定の状態を控えます。Windowsの基本的な導入は公式ダウンロードページに案内されています。

  1. ESET VPNの自動接続を一時的に止めます。デスクトップでAlways-onのキルスイッチを使っている場合は、その遮断もVPNアプリ内で一時的に解除してから切断します。ESETのウイルス対策全体は継続します。
  2. 公式のNordVPNアプリをインストールしてログインします。スマホでは公式案内から対応ストアへ進みます。VPNの追加保護は、必要性と併用条件を確かめてから設定します。
  3. NordVPNで接続先を選んで接続します。接続状態と接続先の表示を確認し、ブラウザや必要なアプリが動くかも確かめます。
  4. 必要な自動接続とキルスイッチを、そのOSで使える方式で設定します。指定アプリを閉じる方式を選ぶ場合は、作業内容を保存してから進めます。
  5. 問題が出たら、変更したNordVPNの遮断設定を控えてから必要に応じて元へ戻し、VPNを切断して同じ操作を確認します。設定は一つずつ変更し、結果を記録します。

ESETの切断時の動作はConnectionの説明、NordVPNはOS別キルスイッチの説明が根拠です。遮断を解除してから新しいVPNに接続するまでの通信は、VPNを経由しません。

元へ戻すには、NordVPNの自動接続と、変更した遮断設定を元の状態へ戻して切断します。その後、ESET VPNへ接続し、控えておいた自動接続やキルスイッチの設定を復元します。接続表示と必要な操作を再確認してください。

片方のVPNを切ると動くという結果だけでは、ESETのウイルス対策が原因だとは決められません。問い合わせには、OS、両アプリの版、接続中のVPN、症状が出る操作を添えます。原因を確かめずに、保護停止や多数の除外設定を追加するのは避けましょう。

両方のVPNで防げないこと

VPNを有効にしても、偽サイトへ自分で送信した情報や、感染した端末から盗まれる情報をすべて防げるわけではありません。通信経路を守ることと、相手や端末を信用できることは別です。

  • 偽のログイン画面へ入力したパスワードは、暗号化された経路でも偽サイトへ届きます。危険サイトの遮断機能にも、検知できないサイトがあり得ます。
  • 端末内のマルウェアが盗むファイルや入力内容は、VPNの暗号化だけでは守れません。OS更新、ウイルス対策、ダウンロード元の確認を続けます。
  • ログインしたサイトは、そのアカウントの利用者として行動を記録できます。出口IPが変わっても、ログイン情報やCookieが消えるわけではありません。
  • 自分で許可した位置情報や、写真に含まれる情報は、VPNだけで取り除かれません。アプリの権限と共有内容を確認します。
  • メールやチャットへ入力した個人情報は、送信先へ渡ります。相手への送信をVPNが取り消すことはありません。

端末感染とCookie窃取の関係は、NordVPNのCookie窃取に関する公式解説にも示されています。IPアドレスを変える対策だけで、盗まれたログイン状態への対処を済ませないでください。

HTTPSも併用します。HTTPSはブラウザとサイト間の通信を暗号化する仕組みです。VPNのトンネルは端末からVPNサーバーまでなので、出口より先の通信をVPNだけで一括保護する説明は不正確です。MozillaのHTTPS-Onlyモード解説で、ブラウザ側の暗号化を確認できます。証明書の警告が出た場合は、VPN接続中でも無視しないでください。

また、ESET VPNやNordVPNの通常の商用サーバー接続は、自宅のNASや会社の内部ネットワークへ入るための接続ではありません。家庭内へ戻るには、別途その目的に対応した仕組みが必要です。仕事用VPNも管理者から指定された接続先や認証情報を使います。MicrosoftのVPN接続案内も、勤務先の設定を管理者へ確認するよう説明しています。

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購入前の最終判断と返金条件

購入前に決めることは、VPNを使う端末、不足している機能、追加費用の三つです。ESETの付属VPNで足りるなら継続を勧めます。Linuxへの対応、VPN枠の不足、契約を分けて管理する必要があるなら、NordVPNの解説を候補として参照してください。ESETを契約しているという理由だけで、NordVPNの上位プランまで追加する必要はありません。

  • 契約:手元のESETにVPNが付属しているか。販売元と既存契約の条件を確認したか。
  • 端末:必要なOSと台数が対象か。インストール数と同時接続数を区別したか。
  • 接続先:使いたい国が契約プランの対象か。
  • 運用:自動接続、切断時の遮断、通信の除外を管理できるか。
  • 費用:初回の請求総額、期間、次回更新額を確認したか。
  • 終了時:自動更新の停止場所と、返金の条件・申請先を確認したか。

NordVPNの30日間返金保証は、初回購入が対象です。公式サポートは、最初の購入から30日以内の申請を案内しています。更新分はこの保証の対象外で、法令による例外は別扱いです。過去に初回支払いの返金を受けている場合も対象にならないと説明しています。公式返金条件を支払い前に読んでください。

購入窓口によって申請先も変わります。Apple App StoreはApple、Amazon AppstoreはAmazonの窓口です。販売店購入はその販売店へ連絡します。Google Play購入は、公式の条件内ならNordVPNサポートへの申請が案内されています。以下はNordVPN側で返金を扱う場合の流れです。

  1. 期限内にNordVPN公式サポートのライブチャットへ連絡し、返金を申し出ます。
  2. サポートから届いたリンクを開き、本人確認を行います。対象の支払いに表示されるRefundを選び、理由を入力して確認画面で申請を確定します。
  3. 申請受付メールとRefund Processingの表示を確認します。これは処理中という意味です。後でRefundedの表示と完了メールを確認し、支払い先の明細でも返金を確かめます。

この手順は同じ公式返金ページに案内されています。自動更新の停止だけでは返金申請になりません。申請後に継続へ方針を変える場合は、返金手続きの取り消し可否をサポートへ確認してください。ESETの返品・返金条件は、購入窓口の条件を確認します。

公衆Wi-Fiでの運用は空港Wi-FiとVPNの解説、NordVPNの追加保護はセキュリティ機能の解説も関連します。まず現在のESET契約を確認し、足りない用途がある場合だけ別契約を検討しましょう。

自分の用途に合うプランを確認する

本文で比較した対応端末や機能が自分の用途に合うなら、NordVPNの公式サイトで対象プランを確認してください。申込画面で初回の支払総額、更新時の料金、返金の条件を確かめてから選びましょう。

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VPNジャーナル編集部

編集部名義。個人の資格・利用歴は記載しない。

公式資料をもとにVPNとネットワークの情報を整理する編集部。

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