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中小企業向けVPNおすすめ3選|安くて簡単な構築方法も解説【2026年版】

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VPNジャーナル編集部

VPN専門メディア|各VPNの公式データ・第三者レビューを年間継続分析|IT・通信分野10年以上の経験

中小企業向けVPNおすすめ3選|安くて簡単な構築方法も解説【2026年版】
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この記事の結論:中小企業VPNは月額540円から始められる

この記事の結論

中小企業のVPN導入はNordVPNで決まりです。月額約¥540〜でDeloitte4年連続監査済みの最高水準セキュリティを全社員に展開できます。

Deloitte4年連続監査済み月額約¥540〜で法人利用可30日間返金保証あり

「テレワーク用VPNを導入したいが、IP-VPNは月額数万円もかかる」「ITに詳しい担当者がいないがVPNを設定できるか不安」—中小企業のIT担当者や経営者からよく聞く悩みです。

はっきり言います。中小企業のVPN導入に、月額9,800円〜の専用IP-VPNは必要ありません。NordVPNなら月額約¥540〜で、従業員10名でも100名でも安全に展開できます。専用の管理機器も不要で、導入当日から使い始められます。

この記事では、中小企業向けVPNの選び方・コスト比較・実際の導入手順を具体的に解説します。法人向けVPN全般を比較したい方は法人向けVPN徹底比較もあわせてご覧ください。

この記事はこんな中小企業の担当者向け

この記事はこんな中小企業の担当者向け
この記事はこんな中小企業の担当者向け
この記事はこんな人向け
  • テレワーク対応でVPN導入を検討しているIT担当者・総務担当
  • IP-VPNの費用が高すぎて諦めていた中小企業の経営者
  • 社外から社内サーバー・NASに安全にアクセスしたい人
  • 複数拠点間のネットワークを低コストで接続したい人
  • VPNの設定・管理が難しそうで二の足を踏んでいる人

従業員10〜100名規模の中小企業を想定して解説しますが、フリーランスの方や数名の小規模事業者にも参考になります。

中小企業がVPNを導入すべき3つの理由

「うちは中小企業だからサイバー攻撃のターゲットにはならない」—この思い込みが最も危険です。セキュリティ専門家やセキュリティ機関の報告によれば、中小企業を狙ったサイバー攻撃は年々増加しており、その多くがテレワーク・リモートアクセス環境の脆弱性を突いています。大企業と比べてセキュリティ対策が手薄な中小企業は、むしろ狙われやすいと言えます。

VPNが「大企業のツール」という時代は終わっています。月額約¥540〜のコンシューマーVPNでも、中小企業の通信セキュリティを大幅に向上させることができます。以下に、中小企業がVPNを今すぐ導入すべき具体的な理由を3つ解説します。

ランサムウェアによる被害は大企業だけの話ではありません。中小企業がランサムウェアに感染した場合、業務停止・顧客データ漏洩・取引先への迷惑など、事業継続に関わるダメージを受けます。しかし被害を防ぐための基本的な対策の一つ、通信の暗号化(VPN)を導入していない中小企業は依然として多いのが現状です。投資の効果が最も高いセキュリティ対策として、VPNの導入を強くおすすめします。

テレワーク・フリーWi-Fiのセキュリティリスク

カフェや駅・空港のフリーWi-Fiで仕事をする機会が増えた今、通信の盗聴リスクは現実的な脅威です。暗号化されていない公共Wi-Fiでは、同じネットワーク上の悪意ある第三者が通信内容を傍受できる「中間者攻撃(Man-in-the-Middle攻撃)」が発生しえます。

たとえば、社員が出張先のホテルWi-Fiで業務メールを送信する場面を想像してください。VPNなしでは、そのメールの内容・添付ファイルが第三者に傍受される可能性があります。取引先情報や顧客データが含まれていれば、情報漏洩事故に直結します。

VPNはデバイスからインターネットへの通信をすべてAES-256で暗号化するため、フリーWi-Fiを使っていても通信内容が外部に漏れません。AES-256は現在の計算能力では事実上解読不可能な暗号化規格で、金融機関や政府機関でも採用されています。

注意社員が個人スマートフォンで業務メールを閲覧する「BYOD」環境では、VPNなしでの公共Wi-Fi利用は特にリスクが高まります。情報漏洩事故の責任は企業側が問われる場合があるため、VPNポリシーの整備は急務です。

フリーWi-FiのリスクについてはフリーWi-FiにVPNは必要か?で詳しく解説しています。社員の外出時の通信ルールを整備したい場合はぜひあわせてご覧ください。

テレワーク中の通信保護だけでなく、VPNは「社員がどこにいても社内ネットワークに安全にアクセスできる」インフラとしても機能します。リモートワーク環境の整備という観点でも、VPN導入は一石二鳥の投資です。

情報漏洩リスクとコンプライアンス要件

2022年に施行された改正個人情報保護法では、個人データの漏洩が発生した場合の個人情報保護委員会への報告義務が強化されました。取引先や顧客の個人情報を扱う中小企業にとって、セキュリティ投資はもはや「コスト」ではなく「義務」に近い状況です。

特に注意が必要なのが、社外からの社内システムアクセスです。VPNなしでRDP(リモートデスクトッププロトコル)をインターネットに直接公開している企業は、ランサムウェア攻撃の主要な標的になるとセキュリティの専門家からも指摘されています。VPNを経由させることで、認証されていない外部からのアクセスを防ぐことができます。

重要製造業・医療・金融など規制の厳しい業界では、VPNに加えて追加のセキュリティ対策(エンドポイント保護、ログ管理等)が必要な場合があります。NordVPN等のVPNは「通信の暗号化」に特化したツールであり、包括的なセキュリティ対策の一部として位置付けてください。

取引先や親会社からISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)対応・セキュリティ要件への準拠を求められるケースも増えています。VPN導入はその第一歩として、かつ最もコストパフォーマンスの高い対策のひとつです。月額約¥540〜という費用で、社内通信のすべてを暗号化できることを考えると、導入しない理由を探す方が難しい状況です。

情報セキュリティの基礎知識についてはVPNセキュリティガイドで包括的に解説しています。

リモートアクセスで社内ファイルに安全にアクセス

中小企業がVPNを導入する最も実用的な理由の一つが、社外から社内リソースへの安全なアクセスです。営業担当者が外出先から社内の見積書ファイルにアクセスしたい、在宅勤務の社員が社内サーバーのデータを参照したい—こうしたニーズにVPNは直接的な解決策を提供します。

NordVPNに搭載されたMeshnetという機能を使えば、専用のVPNルーターなしで社内PCと外部端末を安全につなぐことができます。オフィスのPCをホストとして設定するだけで、外出先からそのPCに暗号化通信でリモートアクセスが可能になります。

具体的な活用シーンをいくつか挙げてみます。①在宅勤務の社員が、オフィスの業務PCにリモートデスクトップで接続して通常業務を行う。②外出中の営業担当者が、社内NASの提案書や価格表をスマートフォンで参照する。③複数の拠点が、それぞれのPCを通じて暗号化された共有ネットワークを構築する。いずれもNordVPNの月額料金内で実現できます。

テレワーク環境のVPN活用についてはテレワーク向けVPN2026年版でさらに詳しく解説しています。社内システムの整備とセットで検討されることをおすすめします。

VPNの種類と中小企業への適合性:専用VPN vs コンシューマーVPN

「中小企業向けVPN」と検索すると、月額数万円のIP-VPN・専用線サービスが上位に出てきます。正直なところ、これらのサービスは主に従業員数百名以上の大企業・中堅企業向けに設計されています。中小企業が選ぶべき選択肢は別にあります。まずVPNの種類と、それぞれの中小企業への適合性を整理します。

企業が導入できるVPNには大きく分けて3つの種類があります。①IP-VPN(専用線)、②SSL-VPN・クラウド型VPN、③コンシューマーVPN(NordVPN等)です。それぞれの特徴とコストは大きく異なります。テレワーク需要の拡大以降、②と③の境界線は曖昧になりつつありますが、「コスト」「管理のしやすさ」「対象企業規模」の観点で明確な違いがあります。

多くの中小企業が「VPNは難しくて高い」と感じる原因は、IP-VPNのような大企業向けソリューションがVPNの主要な選択肢として語られてきたためです。しかし2020年代以降、コンシューマーVPNのセキュリティ水準が急速に向上し、第三者監査によるノーログ証明も広まったことで、中小企業でも安心して使えるVPNが安くで選べるようになっています。

IP-VPN・専用線:大企業向け・コスト高

IP-VPN(専用線VPN)は、通信キャリア(NTT・KDDI・ソフトバンク等)が提供する閉域ネットワークを使ったVPNサービスです。インターネットを経由しないため通信品質が保証され(QoS)、金融機関や大規模な製造業などミッションクリティカルな環境に向いています。拠点間の通信速度が保証されるため、大容量データのリアルタイム転送が業務上必須の企業には有効な選択肢です。

サービス種別初期費用月額費用対象企業規模管理難易度
IP-VPN(専用線)50〜150万円9,800円〜数万円従業員100名以上が中心高(専任IT担当が必要)
SSL-VPN(クラウド型)5〜30万円3,000円〜1万円従業員30名以上
コンシューマーVPN(NordVPN等)0円約¥540〜/月1〜100名低(IT知識不要)

IP-VPNの最大の問題はコストです。月額9,800円〜というのは「1拠点・最低限の回線」での参考価格で、複数拠点対応や高速回線が必要な場合は月額数万円になることもあります。従業員30名の中小企業が月額3万円のIP-VPNを利用すれば、年間36万円のコストです。

セキュリティ面では確かに優れていますが、NordVPN1アカウント(月額約¥540)×30名=月額約¥16,200と比べると、コスト差は約2倍になります。通信品質の帯域保証が必須でない限り、中小企業がIP-VPNを選ぶ必要はほとんどありません。

コンシューマーVPN:中小企業に最適・月額500円台〜

NordVPNやSurfsharksなどのコンシューマーVPNは、もともと個人向けに開発されましたが、企業の情報セキュリティ用途にも十分な機能を備えています。

  • AES-256暗号化(軍事・金融グレードの標準規格)を標準搭載
  • 第三者機関による独立監査でノーログポリシーを証明済み
  • 1アカウントで複数デバイスに対応(PC・スマホ・タブレット)
  • アプリのインストールだけで設定完了(専門知識不要)
  • キルスイッチで接続切断時の情報漏洩を自動防止
  • 月額課金で必要な期間だけ利用可能(初期費用ゼロ)

「コンシューマー向けだから企業利用には不十分」というのは誤解です。NordVPNのAES-256暗号化とノーログポリシーは、金融機関や政府機関でも採用されているレベルの技術仕様です。Deloitteによる第三者監査を2022・2023・2024・2025年と4年連続で受審しており、セキュリティの信頼性は公式に実証されています。

個人利用との違いを一点補足します。コンシューマーVPNは「一元的なユーザー管理コンソール」(全社員のアカウントを管理者が集中管理する機能)を標準では持っていません。従業員管理・アクセス制御・利用状況レポートが必要な場合は、NordVPNの法人向け上位サービスである「NordLayer」(月額$7〜/ユーザー)の検討をおすすめします。ただし、20名以下の小規模企業ならコンシューマーVPNで十分な場合がほとんどです。

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中小企業向けVPN選び方の4つのポイント

中小企業向けVPN選び方の4つのポイント
中小企業向けVPN選び方の4つのポイント

中小企業向けのVPNを選ぶ際に確認すべきポイントは4つです。個人用VPNの選び方と重なる部分もありますが、「管理しやすさ」「従業員数への対応」という観点は特に法人利用で重要になります。

ここで一度立ち止まって考えていただきたいのは、「選ぶVPNの目的は何か」という点です。社員のテレワーク中の通信を保護したいのか、社内システムへのリモートアクセスを安全にしたいのか、それとも複数拠点のネットワークをつなぎたいのか。目的によって最適なVPNは変わります。ただし、ほとんどの中小企業でNordVPNが最適解になります。コスト・セキュリティ・使いやすさの三拍子が揃っているためです。以下の4つのポイントを確認しながら、自社の要件と照らし合わせてください。

①コスト:月額・従業員数で計算する総費用

VPNのコストを検討する際は「月額料金×必要アカウント数」で総費用を計算してください。NordVPNは1アカウントで10台まで同時接続可能なため、5人の従業員が1アカウントを共有すれば月額約¥108/人という計算になります。

ただし、セキュリティ管理の観点から従業員ごとに別アカウントを用意することを強くおすすめします。誰がいつVPNを使用したかを把握でき、退職時にアカウントを即時無効化できるためです。その場合、NordVPN1アカウント=月額約¥540が1人分のコストになります。

Surfsharksは同時接続数が無制限なので、1アカウントで全社員をカバーできます。コストを絶対最小にしたいなら有力ですが、管理面の課題は同様です。法人運用を想定する場合は、コスト計算だけでなく管理体制も含めて検討してください。

②セキュリティ:AES-256暗号化・ノーログポリシー・監査実績

ビジネス用途のVPNで最低限確認すべきセキュリティ要件は3点です。

  • AES-256暗号化:現在の技術水準では解読が事実上不可能な暗号化規格。すべての主要VPNが対応済み
  • ノーログポリシー:ユーザーの通信履歴・接続履歴を保存しない方針。第三者監査で証明されているか確認する
  • キルスイッチ:VPN接続が切れた際に通信を自動ブロックする機能。意図しない接続切断時の情報漏洩を防止

特に重要なのが「第三者監査の実績」です。多くのVPNが「ノーログポリシーを採用している」と主張していますが、それを独立した第三者機関が証明しているかどうかは大きな違いです。NordVPNはDeloitteによる監査を2022・2023・2024・2025年と4年連続で実施。業界内でも監査回数・監査機関の信頼性において際立った実績を持っています。

監査を受けていないVPNでも「ノーログ」を謳うサービスは多くあります。しかし、企業の業務通信を扱う以上、第三者機関が証明した信頼性を選ぶことをおすすめします。

③管理のしやすさ:IT担当がいなくても運用できるか

中小企業のVPN導入でよくある失敗パターンが「設定が複雑すぎて従業員に浸透せず、結果的に誰も使わなくなった」というものです。VPNは全従業員が実際に使って初めて効果を発揮するため、設定・操作の簡単さは非常に重要です。

NordVPN・Surfshark・ProtonVPNはいずれも直感的なアプリUIを提供しており、アプリをインストールしてログインし「接続」ボタンを押すだけで使い始められます。一般的なスマートフォンアプリと同じ操作感なので、IT知識のない従業員でも問題ありません。

一方、SoftEther VPNのようなオープンソースVPNは機能こそ豊富ですが、サーバーの構築・設定・維持管理に専門知識が必要です。セキュリティアップデートも自社で適用しなければなりません。IT専任担当がいない中小企業には向かないでしょう。「無料だから」という理由で選ぶと、運用コスト(人件費)の方が高くつくケースがあります。

④同時接続数:従業員全員がつなげるか

同時接続数とは、1アカウントで同時にVPN接続できるデバイスの最大数です。NordVPNは10台、Surfsharksは無制限です。従業員1人がPC・スマートフォン・タブレットの3台を業務利用する場合、10台接続のNordVPNなら1アカウントで3名分のデバイスをカバーできます。

企業での運用では、前述のとおり1人1アカウントが管理上おすすめです。ただし、コスト最優先でアカウントを共有する場合は、同時接続数の上限に注意してください。10名の従業員が1アカウントを使う場合、同時に10台以上接続しようとするとエラーになります。

Surfsharksの同時接続無制限はこの問題を解消してくれますが、1アカウント共有の管理リスクは残ります。自社の規模と管理方針に合わせて判断してください。

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1位:NordVPN—中小企業に最強の総合力VPN

数あるVPNの中でNordVPNを中小企業向け1位に推す理由は明快です。セキュリティ・速度・コスト・サポートのすべてで競合を上回っているからです。「総合力」という言葉が使い古されていることは承知していますが、NordVPNの場合は具体的な数値がそれを裏付けています。

2018年に発生したNordVPNのサーバー侵害事件を覚えている方もいるかもしれません。当時、フィンランドの一部サーバーに不正アクセスが発生しました。重要なのは、そのインシデントへの対応です。NordVPNはセキュリティ体制を全面刷新し、翌2018年からPricewaterhouseCoopersによる第三者監査を開始。その後Deloitteによる監査に切り替え、2022〜2025年の4年間連続で実施しています。過去の問題を隠蔽せず、透明性を高めることで信頼を回復したプロセスは、他のVPNサービスには見られない誠実さです。現在のNordVPNは、インシデント前より大幅に強固なセキュリティ体制を持っています。

7,400+グローバルサーバー数
118対応国数
10台同時接続数
4回Deloitte連続監査

Deloitte4年連続監査済みの最高水準セキュリティ

NordVPNのセキュリティを語る上で外せないのが、PricewaterhouseCoopers(2018・2020年)とDeloitte(2022・2023・2024・2025年)による合計6回の第三者監査です。特にDeloitteによる4年連続監査はVPN業界でも際立った実績で、ノーログポリシーの信頼性が繰り返し第三者によって証明されています。

暗号化にはAES-256を採用。プロトコルはNordLynx(WireGuardベース)・OpenVPN・IKEv2から用途に応じて選択できます。NordLynxはWireGuardプロトコルをNordVPNが独自改良したもので、OpenVPNと比べて軽量・高速という特徴があります。速度重視の業務ならNordLynx、より高い互換性が必要ならOpenVPNを推奨します。

セキュリティ
9.7
速度
9.4
使いやすさ
9.0
コスパ
8.8

キルスイッチ・DNS漏洩防止・Threat Protection Pro(マルウェアブロック・広告ブロック)など、ビジネス利用で必要なセキュリティ機能をすべて標準搭載しています。追加費用なしでこれだけの機能が使えるのは、競合VPNと比べても大きなアドバンテージです。

NordVPNの評判・信頼性についてより詳しく知りたい方はNordVPNの評判・口コミまとめをご覧ください。

10台同時接続で月額約¥540〜のコスパ

NordVPNの料金プランは月額・年間・2年の3種類です。中小企業が導入する場合は年間プラン(月額約¥540〜)が最もバランスが良い選択です。2年プランはさらに割安になりますが、長期縛りが発生するため、まず年間プランで運用を確認してから2年プランに移行する方法が現実的です。

1アカウントで10台まで同時接続できるため、IT担当者が各自のデバイス(PC・スマートフォン)を複数登録することも可能です。業務利用の観点からは、前述のとおり従業員ごとに別アカウントを用意することを推奨します。

費用対効果を改めて整理します。年間プランで月額約¥540。これが10名の会社なら月額約¥5,400、年間約¥64,800です。IP-VPNの最安値(月額9,800円)と比べても年間で約¥52,000以上の節約になります。また、NordVPNには初期費用・設備費用・工事費用がゼロです。IP-VPNには50〜150万円の初期費用がかかることを踏まえると、トータルコストの差は初年度だけで100万円以上になるケースもあります。「安いVPNで本当に大丈夫か」という不安は理解できますが、Deloitte監査4回というセキュリティの実績を見れば、その不安は払拭されるはずです。

NordVPNのメリット
  • Deloitte4年連続監査でセキュリティが第三者実証済み
  • 7,400+サーバーで接続先が豊富・速度が安定
  • NordLynxプロトコルで高速通信を実現
  • 10台同時接続でPC・スマホをフル活用
  • 30日間返金保証でリスクゼロで試せる
  • 日本語対応のサポートあり
  • Meshnet機能で拠点間接続が可能(追加費用なし)
NordVPNのデメリット
  • 2年プランは長期縛りがある(途中解約時は返金不可の場合あり)
  • 法人向け一元管理機能には別サービス(NordLayer)が必要
  • 月額プランは割高(年間プランの約2.5倍)
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Meshnet機能でVPNルーター不要の拠点間通信

NordVPNの特筆すべき機能がMeshnetです。通常、複数拠点のオフィスをVPNで接続するにはVPN対応ルーターや専用機器が必要ですが、NordVPNのMeshnetを使えばソフトウェアだけで実現できます

仕組みはシンプルです。本社オフィスのPCにNordVPNをインストールしてMeshnetを有効化し、外出先や別拠点のデバイスを「Meshnetデバイスとして招待」するだけです。招待を承認すると、デバイス間に暗号化された直接通信チャンネルが確立されます。専用のVPNルーターも固定IPアドレスも不要で、機器コストはゼロです。

活用シーン:

  • 本社と営業所のNASやファイルサーバーを共有する
  • 在宅勤務の社員がオフィスのPCにリモートデスクトップ接続する
  • 社内基幹システムに外出先からセキュアにアクセスする
  • 複数拠点の端末を一つの暗号化ネットワークでつなぐ

Meshnetは追加費用なしでNordVPNの全プランに付属しています。月額約¥540で専用IP-VPNに近い拠点間接続機能が手に入るのは、中小企業にとって大きな価値です。競合VPNの多くにはこのような機能がないため、拠点間通信のニーズがある企業には特に強くNordVPNを推奨します。

NordVPNを始める30日間の返金保証があるので、実質無料でお試しできます。合わなければ全額返金されるため、リスクはゼロです。

2位・3位:Surfshark・ProtonVPN

NordVPNが最も適している中小企業がほとんどですが、デバイス数の多さや業種固有のプライバシー要件によってはSurfsharksやProtonVPNが向く場合もあります。それぞれの特徴と、NordVPNとの具体的な差を解説します。

2位のSurfsharksと3位のProtonVPNも、それぞれNordVPNに次ぐ高い評価を持つ優良サービスです。ただし明確に言います。Surfsharksは「デバイス数が多すぎてNordVPNのアカウント数では足りない場合の代替」、ProtonVPNは「スイス法準拠のプライバシー保護が業務上必須の場合の選択肢」です。それ以外のほとんどの中小企業にはNordVPNが1番手です。以下で両サービスの実力を具体的に評価します。

2位:Surfshark—同時接続無制限でコスパ最強

Surfsharksの最大の強みは同時接続数が無制限であることです。従業員全員が複数デバイスを業務利用している企業では、1アカウントで全員をカバーできるためコストを大幅に圧縮できます。

無制限同時接続数
3,200+サーバー数
約¥328月額(年間)
30日返金保証

セキュリティ面ではDeloitteによる監査を2023・2025年に実施しており、ノーログポリシーの信頼性も十分な水準にあります。AES-256-GCM暗号化とWireGuard・OpenVPN・IKEv2プロトコルを採用しており、基本的なビジネス用途のセキュリティ要件は満たしています。

NordVPNと比べると、監査回数(NordVPN6回 vs Surfshark2回)とサーバー数(NordVPN7,400+ vs Surfshark3,200+)で差があります。また、Meshnetのような拠点間接続機能は持っていません。「とにかく全社員のデバイス数が多い」「コストを最大限抑えたい」という企業には有力な選択肢ですが、総合的なセキュリティ実績ではNordVPNが上位です。

Surfsharksの詳細については比較記事もご参照ください。

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3位:ProtonVPN—プライバシー重視の法人に

ProtonVPNはスイス拠点のProton AG(ProtonMailの開発元)が提供するVPNです。スイスはEU一般データ保護規則(GDPR)から独立した独自の強力なデータプライバシー法(連邦データ保護法)を持ち、外国政府からの法的な情報開示命令に対して高い耐性を持っています。

全アプリがオープンソースで公開されており、世界中のセキュリティ研究者が誰でもソースコードを検証できます。この透明性の高さは、医療・法律・会計など、クライアントの機密情報を扱う業種で特に評価されています。

Secure Core(多段VPN)機能では、スイス・アイスランド・スウェーデンの自社所有サーバーを経由させることで、万が一の追跡や盗聴に対する耐性をさらに高められます。リスクの高い国際業務を行う企業には特に有効です。

月額約¥640〜と3社の中では最も高価ですが、全アプリオープンソース・Securitum監査・スイス法準拠という付加価値を考えると、プライバシー要件が厳しい業種では費用対効果が高いと言えます。ただし、速度と総合的な監査実績ではNordVPNが上位です。大多数の中小企業には、NordVPNで十分です。

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コストシミュレーション:従業員数別VPN月額試算

コストシミュレーション:従業員数別VPN月額試算
コストシミュレーション:従業員数別VPN月額試算

VPN導入コストは従業員数と運用方針によって変わります。実際の数字で比較してみましょう。以下は「全員が個人アカウントを持つ場合」の月額試算です。

従業員数NordVPN
(全員個人アカウント)
Surfshark
(1アカウント共有)
IP-VPN
(最安値参考)
NordVPN vs IP-VPN
年間差額
10名約¥5,400/月約¥328/月約¥9,800/月〜約¥52,800/年以上の節約
30名約¥16,200/月約¥328/月約¥3〜5万/月約¥162,000〜/年以上の節約
50名約¥27,000/月約¥328/月約¥5〜10万/月約¥276,000〜/年以上の節約

Surfsharksの「1アカウント共有」は最安ですが、前述のとおり退職者管理・アカウント共有リスクが残ります。NordVPNで全員個人アカウントを持たせる運用でも、IP-VPNの最安値プランと比べて年間数万円〜十数万円のコスト削減が可能です。

ヒントNordVPNを従業員に展開する際は、まず1アカウントを試用し、運用に問題がなければ人数分まとめて2年プランで購入するとコストを最大化できます。退職者が出た場合は、そのアカウントのパスワードを変更し、後任者に引き継ぐ形で対応するのが現実的です。

IP-VPNとコンシューマーVPNの本質的な差は「帯域保証(QoS)の有無」です。IP-VPNは通信品質が保証されるため、大容量ファイルの常時転送や数十人規模のビデオ会議でも安定した速度が維持されます。コンシューマーVPNはベストエフォート型なので、混雑時に速度が落ちる可能性があります。

通信品質の保証が絶対に必要な場合のみ、IP-VPNを検討してください。一般的な業務用途(メール・クラウドツール・ウェブ会議・社内ファイルアクセス)では、NordVPNで十分な通信速度が得られます。帯域保証が必要なケースは、大容量の動画制作データをリアルタイムに複数拠点で共有するクリエイティブ系など、限られた業種に絞られます。

NordVPNの導入・設定手順(従業員展開まで)

NordVPNの設定はシンプルです。IT担当者が事前にアカウントを作成・購入し、各従業員にアプリのインストール方法とログイン情報を案内するだけで展開が完了します。設定の前に、よくある失敗パターンを確認しておきましょう。

チーム全員への展開を一度にスムーズに進めるには、以下のステップで準備しておくと効率的です。まずIT担当者が1台で動作確認を行い、接続・速度・業務システムへのアクセスに問題がないことを確認します。次に、社内向けの簡易マニュアル(A4一枚のインストール手順書)を作成します。NordVPNはアプリの操作が直感的なので、「①インストール→②ログイン→③Quick Connectを押す」の3ステップだけで済む場合がほとんどです。最後に、全従業員に一斉に案内メールを送り、期限を決めてインストールを完了してもらいます。IT担当者がいない場合は、役員・マネージャーにまず設定してもらい、そこから各部署に展開する方式が現実的です。導入後はキルスイッチが有効になっているか確認し、社外での業務利用時は必ずVPNをオンにするルールを社内で周知してください。

よくある失敗パターンと対処法
VPNに接続できないプロトコルをNordLynx(WireGuard)またはOpenVPNに変更してリトライする。自動選択が失敗している場合に有効
接続は成功するが通信が遅い「自動接続」を使わず、地理的に近い日本・韓国・シンガポールのサーバーを手動選択する
社内システムにVPN接続後にアクセスできないSplit Tunneling設定で社内IPアドレス帯をVPN除外に追加する。または会社のネットワーク管理者に設定を確認する
アプリが起動・ログインできないアプリを最新バージョンに更新する。Windowsの場合はファイアウォール設定でNordVPNの通信を許可リストに追加する
Windows PCでの設定手順
1アカウント作成とプラン購入
nordvpn.comにアクセスし、メールアドレスで登録します。法人での継続利用を想定するなら2年プランがコスパ最高です。まず試したい場合は年間プランから始めてください。
2Windowsアプリのダウンロードとインストール
公式サイトのダウンロードページ、またはMicrosoft StoreからNordVPNアプリをダウンロードします。インストールは通常のアプリと同じ手順です。管理者権限が必要な場合があります。
3メールアドレスでログイン
登録したメールアドレスとパスワードでログインします。二段階認証(2FA)の設定も強く推奨されます。セキュリティをさらに高めたい場合は認証アプリを使ってください。
4「Quick Connect」で最適なサーバーに接続
ホーム画面の地球儀アイコン「Quick Connect」を押すと、現在地から最速のサーバーに自動接続されます。接続成功後、タスクバーのNordVPNアイコンが緑色に変わります。
5キルスイッチの有効化(推奨)
設定→接続→「Kill Switch」をオンにします。VPN接続が意図せず切断された際にインターネット通信を自動でブロックし、業務データの漏洩を防ぎます。
iPhone/iPadでの設定手順
1App StoreからNordVPNをインストール
App StoreでNordVPNを検索してインストールします。無料でインストールできますが、利用にはNordVPNアカウントが必要です。
2アプリを開いてログイン
登録したメールアドレスとパスワードでログインします。Face IDやTouch IDによるログインも設定可能です。
3VPNプロファイルのインストールを許可
「許可」をタップしてiOSのVPNプロファイルをインストールします。これはiOSの標準的なVPN設定手順で、システム設定にVPNが追加されます。
4「接続」ボタンで接続完了
ホーム画面の接続ボタンを押すと、最速サーバーに自動接続されます。ステータスバーに「VPN」マークが表示されれば接続成功です。
Androidでの設定手順
1Google PlayからNordVPNをインストール
Google PlayストアでNordVPNを検索してインストールします。Huaweiデバイスの場合はNordVPN公式サイトからAPKをダウンロードする方法もあります。
2アプリを開いてログイン
登録したメールアドレスとパスワードでログインします。指紋認証にも対応しています。
3VPN接続要求を「OK」で承認
Androidの標準セキュリティ確認として、VPN接続の許可を求めるダイアログが表示されます。「OK」を選択して進んでください。
4「Quick Connect」で接続
最速サーバーに自動接続されます。通知バーに鍵のアイコンが表示されれば接続成功です。

どのVPNを選ぶべき?判断フロー

VPN選びに迷っている方のために、シンプルな判断フローを用意しました。ほとんどの中小企業はこのフローをたどるとNordVPNに行き着きます。

帯域保証が必須(大容量データを常時リアルタイム転送)?
はい
→ IP-VPN専用線(NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク等)
いいえ → 次の質問
医療・法律など特に高いプライバシー法規制がある?
はい
→ ProtonVPN(スイス法準拠・全アプリオープンソース)
いいえ → 次の質問
コストを最優先・1アカウントで全員をカバーしたい?
はい
→ Surfshark(同時接続無制限・約¥328/月)
いいえ → 次の質問
セキュリティ実績・総合力・拠点間接続を重視?
はい
→ NordVPN(Deloitte4回監査・7,400+サーバー・Meshnet)

上記フローで「帯域保証が必須」に該当するケースは、大量の動画ファイルをリアルタイムで複数拠点間で同期するクリエイティブ系や、非常に高頻度のデータ同期が必要な特定の製造業などに限られます。それ以外の大多数の中小企業には、NordVPNで十分な通信速度と品質が提供されます。

迷ったらコレ!編集部の最終結論

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NordVPNを選んでください。

理由は3つ: ①Deloitte4年連続監査で業界最高水準のセキュリティが第三者実証済み、②7,400+サーバーと公式データで高速な通信品質、③月額約¥540〜でIP-VPN専用線の1/10〜1/20のコストで導入可能。

30日間の返金保証があるので、まず使ってみて判断してください。「合わなかった」と思えば全額返金されます。中小企業のVPN選びに、これ以上のコストパフォーマンスは存在しません。

IP-VPNと比較した際の唯一の注意点は「帯域保証(QoS)がないこと」です。ただし、一般的な業務用途(メール・クラウドツール・ウェブ会議・社内ファイルアクセス)では、第三者テストのデータでも十分な速度が確認されています。セキュリティは監査回数・暗号化規格ともに業界最高水準です。

セキュリティ全般の知識を深めたい方はVPNセキュリティガイドもあわせてご覧ください。VPNの仕組みから企業での活用まで詳しく解説しています。

中小企業のVPN導入は、大企業と同じセキュリティ水準を低コストで実現できる数少ない施策のひとつです。月額約¥540〜という初期投資で社員全員の通信を守り、テレワーク環境を整備できます。迷っている時間が一番のリスクです。今すぐNordVPNの30日間返金保証を活用して、実際に試してみてください。

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V

VPNジャーナル編集部

VPN専門メディア|各VPNの公式データ・第三者レビューを年間継続分析|IT・通信分野10年以上の経験

VPNジャーナルは、VPN・ネットワークセキュリティの専門メディアです。各VPNの公式仕様・料金・第三者レビューを継続的に分析し、忖度のないレビューをお届けしています。

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