VPNプロトコル・技術上級者向け更新: 2026-03-02

RAM-onlyサーバーとは?データが残らない仕組み

RAM-onlyサーバーとは、すべてのデータをRAM(揮発性メモリ)上でのみ処理し、ハードディスクに一切書き込まないVPNサーバーの運用方式です。

従来のサーバーとの違い

従来のVPNサーバーはハードディスク(HDD/SSD)にOSやソフトウェア、ログ等を保存していました。この場合、サーバーが押収された際にデータが残っている可能性があります。RAM-onlyサーバーでは、電源が切れた瞬間にすべてのデータが物理的に消去されます。

RAM-onlyサーバーのメリット

  • 電源オフでデータ完全消去 — 再起動やシャットダウンのたびに全データが消えるため、過去のセッション情報が一切残りません
  • 改ざん防止 — サーバー起動時に毎回クリーンなイメージから起動するため、マルウェアの永続化が困難です
  • ソフトウェアの一貫性 — 全サーバーが同じイメージから起動するため、設定のばらつきや古いバージョンの混在を防げます
  • ノーログポリシーの物理的担保 — 「ログを保存しない」という約束を、技術的な仕組みで保証します

対応している主要VPN

  • ExpressVPN — 「TrustedServer」技術として全サーバーに導入
  • NordVPN — 全サーバーをRAM-onlyに移行済み
  • Surfshark — 全サーバーがRAM-onlyで稼働

プライバシー保護の技術について詳しくは「VPNセキュリティガイド」をご覧ください。

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