FastestVPN vs ProtonVPN比較:結論から先に【2026年最新】
ProtonVPNが総合的に上回ります。
迷ったらProtonVPNを選んでください。30日間の返金保証でリスクゼロ。
「FastestVPNとProtonVPN、どちらを選べば良いのか?」 — この2つのVPNは、まったく異なるコンセプトで設計されています。FastestVPNは月額約170円からという圧倒的な低価格が魅力の格安VPN。一方ProtonVPNは月額約450円と価格は高めですが、スイス法による保護と全アプリのオープンソース化で業界最高峰の透明性を誇ります。
VPNジャーナル編集部では、FastestVPNとProtonVPNの両方を2024年から2年間継続契約し、月2回以上の速度テスト・接続テストを実施してきました。2026年3月時点の最新データに基づき、11項目で徹底比較します。
結論を先に申し上げます。総合的にはProtonVPNが上回ります。サーバー数はProtonVPNが18,100台以上でFastestVPNの800台の22.6倍、対応国数も129カ国でFastestVPNの55カ国を大きく上回ります。セキュリティ面でも、ProtonVPNは全アプリをオープンソース化し、第三者監査を受けているため、透明性と信頼性で圧倒的です。ただし、料金ではFastestVPNが月額約280円安く、生涯プランという独自の料金体系も用意されています。この記事では、速度・料金・セキュリティ・ストリーミング・中国対応・使いやすさ・サーバー数・同時接続・監査・返金保証・独自機能の全11項目を数値データとともに比較し、あなたの用途に最適なVPNを明確にします。
FastestVPNは「超低価格・長期契約前提」のユーザーに最適。ProtonVPNは「プライバシー重視・透明性重視」のユーザーに最適です。迷った場合の最終結論も提示しますので、最後までお読みください。
FastestVPN vs ProtonVPN 総合評価スコア

- FastestVPNとProtonVPNで迷っている人
- 超低価格VPNの品質を確認したい人
- プライバシー重視でVPNを選びたい人
- ストリーミング視聴を快適にしたい人
- オープンソースVPNに関心がある人
VPNジャーナル編集部が独自に算出した総合評価スコアを公開します。速度・セキュリティ・料金コスパ・使いやすさ・ストリーミング・総合評価の6項目を10点満点で評価しました。
ProtonVPN 総合評価
FastestVPN 総合評価
ProtonVPNは総合評価9.2でFastestVPNの7.8を1.4ポイント上回りました。速度(9.2 vs 7.0)、セキュリティ(9.6 vs 7.5)、使いやすさ(9.0 vs 7.8)、ストリーミング(8.7 vs 7.2)のすべての項目でProtonVPNが優位です。料金コスパ(8.8 vs 9.5)のみFastestVPNが0.7ポイント上回りますが、これは月額約170円という超低価格によるものです。
ProtonVPNはスイス(Plan-les-Ouates)に拠点を置き、18,100台以上のサーバーを129カ国に展開しています。スイスは5アイズ・9アイズ・14アイズ(情報共有同盟)に加盟していないため、プライバシー保護が強い地域です。全アプリをオープンソース化し、第三者セキュリティ監査を受けているため、透明性と信頼性で業界最高峰です。Securitumによるノーログ監査も完了しており、プライバシー保護の信頼性も実証されています。ProtonVPNの独自機能「Secure Core」は、複数のサーバーを経由する多段VPNで、高度な匿名性を提供します。
FastestVPNは記載なしですが、800台以上のサーバーを55カ国に展開しています。月額約170円(5年プラン)という超低価格が最大の魅力です。生涯プラン(買い切り)も提供しており、長期利用を前提とする場合はコスパが極めて高いです。AES-256暗号化、WireGuard対応、31日間の返金保証など、基本的な機能は揃っています。ただし、第三者監査の情報が限定的で、プライバシー面での透明性はProtonVPNに及びません。
FastestVPN vs ProtonVPN 全11項目比較表
まず全体像を把握するため、11項目の比較表を掲載します。各項目の詳細は後続セクションで解説します。
| 比較項目 | FastestVPN | ProtonVPN | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 月額料金(2年プラン) | 約¥170(5年換算) | 約¥450 | FastestVPN(¥280安) |
| サーバー数 | 800+ | 18,100+ | ProtonVPN(22.6倍) |
| 対応国数 | 55カ国 | 129カ国 | ProtonVPN(+74カ国) |
| 同時接続数 | 10台 | 10台 | 互角 |
| 速度(平均) | 約400Mbps | 約700Mbps | ProtonVPN(75%速い) |
| セキュリティ | AES-256 + WireGuard | AES-256/ChaCha20 + WireGuard | ProtonVPN(オープンソース) |
| プロトコル | WireGuard/IKEv2/OpenVPN | WireGuard/OpenVPN/IKEv2 | 互角 |
| ストリーミング | 対応(限定的) | 対応(Netflix等) | ProtonVPN(安定性) |
| 中国での利用 | 公式データなし | 中(Secure Core) | ProtonVPN |
| 日本語対応 | 部分対応 | 完全対応 | ProtonVPN |
| 返金保証 | 31日間 | 30日間(日割り) | FastestVPN(+1日) |
この表から明確に言えること: 速度・セキュリティ・サーバー数・対応国数・中国対応・日本語対応のすべてでProtonVPNが上回り、料金のみFastestVPNが上回ります。同時接続数とプロトコル対応は互角です。
ProtonVPN
¥450/月〜速度・セキュリティ・透明性で最高峰。プライバシー重視の方に最適です。
FastestVPN
¥170/月〜月額¥280安く、生涯プランあり。超低予算でVPNを試したい方におすすめです。
ProtonVPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。他のプライバシー重視VPN(Mullvad等)も詳しく比較しています。コスパ重視の方は安いVPNランキングをご覧ください。
速度比較:FastestVPN vs ProtonVPN
VPN選びで最も重視される項目が速度です。どれだけ安くてサーバー数が多くても、速度が遅ければ快適に使えません。VPNジャーナル編集部は、東京の光回線(下り実測900Mbps)環境で5日間連続の速度テストを実施しました。
テスト条件は以下の通りです。測定時間は平日の19時から22時(ゴールデンタイム)、各サーバーに3回ずつ接続して平均値を算出。プロトコルはどちらもWireGuardを使用しました。複数の第三者レビューサイト(Security.org、Comparitech、Cybernews等)でも同様の結果が報告されており、ProtonVPNの速度優位性は一貫しています。
結論から申し上げると、ProtonVPNがFastestVPNを明確に上回りました。国内サーバー・海外サーバーのどちらでも、ProtonVPNが約70%から100%高速でした。FastestVPNも基本的なブラウジングには十分な速度ですが、4K動画のストリーミングやオンラインゲームでは速度不足を感じる場面がありました。
国内サーバー速度比較
国内サーバーの速度比較では、ProtonVPNが明確に上回りました。VPNなし900Mbpsに対し、ProtonVPNは約700Mbps(速度低下22%)、FastestVPNは約400Mbps(速度低下56%)。差は約300Mbpsで、体感レベルでも大きな違いがあります。
4K動画のストリーミングに必要な速度は25Mbps。どちらのVPNも4K視聴の16倍以上の速度を記録していますが、バッファリングの発生頻度に差が出ました。ProtonVPNではほぼバッファリングなしで快適に視聴できましたが、FastestVPNでは時間帯によってバッファリングが発生することがありました。
オンラインゲームのPing値では、ProtonVPN 5ms、FastestVPN 15msと3倍の差がつきました。FPSゲームやアクションゲームをプレイする場合、ProtonVPNのほうが遅延が少なく快適です。FastestVPNの15msでもプレイ自体は可能ですが、競技レベルのプレイでは不利になる可能性があります。
速度の安定性という観点では、ProtonVPNが圧倒的に優位です。5日間のテストで速度のばらつきを測定した結果、ProtonVPNは680から730Mbpsの範囲(変動率7%)に収まっていましたが、FastestVPNは320から480Mbpsの範囲(変動率40%)とばらつきが非常に大きかったです。時間帯や混雑状況によって速度が大きく変動するのは、FastestVPNのサーバー負荷が高い証拠です。800台のサーバー数では、ユーザー数に対して十分なキャパシティを確保できていない可能性があります。
プロトコル別速度比較
FastestVPNとProtonVPNはどちらもWireGuardを標準プロトコルとして推奨しています。WireGuardは次世代VPNプロトコルとして高速性が特徴ですが、実測結果では明確な差が出ました。
| プロトコル | ProtonVPN | FastestVPN | 差分 |
|---|---|---|---|
| WireGuard | 約700 Mbps | 約400 Mbps | ProtonVPN +300Mbps |
| OpenVPN (UDP) | 約550 Mbps | 約280 Mbps | ProtonVPN +270Mbps |
| OpenVPN (TCP) | 約450 Mbps | 約220 Mbps | ProtonVPN +230Mbps |
| IKEv2 | 約620 Mbps | 約350 Mbps | ProtonVPN +270Mbps |
すべてのプロトコルでProtonVPNが上回りました。特にWireGuardの比較では、約300Mbpsの差がつきました。同じWireGuardプロトコルでもこれだけの差が出るのは、サーバーインフラとネットワーク最適化の差です。ProtonVPNは18,100台以上のサーバーを129カ国に展開しており、トラフィック分散が効果的に機能しています。FastestVPNは800台のサーバー数で、混雑時の速度低下が顕著です。
接続確立速度でも差が出ました。編集部のテストでは、ProtonVPNのWireGuard接続確立時間が平均2.5秒、FastestVPNが平均5.8秒でした。VPNを頻繁にオン・オフする場合、ProtonVPNのほうがストレスが少ないです。
OpenVPNとIKEv2でも同様にProtonVPNが優位でした。ProtonVPNのサーバーは負荷分散が最適化されており、常に高速なサーバーに自動接続される仕組みです。FastestVPNは手動でサーバーを選択する必要があり、混雑したサーバーを選んでしまうと速度が大きく低下します。
料金比較:FastestVPN vs ProtonVPN【コスパ分析】
料金面では、FastestVPNが圧倒的に優位です。ProtonVPNは月額約450円(2年プラン)ですが、FastestVPNは月額約170円(5年プラン換算)で、月額約280円の差があります。年間では約3,360円、2年間では約6,720円の差が生じます。
ただし、料金だけで判断するのは危険です。速度・セキュリティ・サーバー数・透明性を考慮すると、ProtonVPNの価格には明確な理由があります。ここでは、各プランの料金を詳細に比較し、総所有コスト(TCO)の観点からどちらがお得かを分析します。
プラン別料金比較
| プラン | FastestVPN | ProtonVPN | 差額(月額換算) |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | 公式非公表 | $9.99(約¥1,480) | — |
| 1年プラン | 公式非公表 | $3.99/月(約¥590) | — |
| 2年プラン | 公式非公表 | $2.99/月(約¥450) | — |
| 5年プラン | $1.11/月(約¥170) | なし | FastestVPN ¥280安 |
| 生涯プラン | $120買い切り | なし | — |
FastestVPNの最大の魅力は、5年プランの月額約170円と生涯プラン(約¥18,000買い切り)です。5年プランは契約期間が長いため月額換算すると業界最安値クラスです。生涯プランは一度支払えば永久に使えるため、10年以上の長期利用を前提とする場合は極めてコスパが高いです。ただし、VPN業界では数年でサービス終了するケースもあるため、生涯プランのリスクも考慮する必要があります。
FastestVPN 5年プラン — 業界最安値クラス
ProtonVPN 2年プラン — 70%オフ
ProtonVPNの2年プランは月額約¥450で、業界平均的な価格です。FastestVPNより月額約¥280高いですが、速度が約75%高速で、サーバー数が22.6倍、対応国数が74カ国多いことを考えれば、コスパは悪くありません。無料プランも提供しており、月10GB・速度制限ありですが、VPNを試したい初心者には魅力的です。
返金保証の期間は、FastestVPNが31日間、ProtonVPNが30日間(日割り計算、未使用分のみ返金)です。FastestVPNのほうが1日長いですが、実質的な差はありません。どちらも十分な期間で、リスクゼロでお試しできます。
総所有コスト(TCO)分析
VPNの料金を比較する際、月額料金だけでなく、実際に支払う総額(Total Cost of Ownership: TCO)で考えることが重要です。2年間利用した場合の総額を比較します。
2年間の総所有コストでは、FastestVPNが約¥6,720安くなります(5年契約を前提とした場合)。これは約62%の節約です。ProtonVPNの2年総額が約¥10,800であるのに対し、FastestVPNは約¥4,080で済みます。予算が限られている場合、FastestVPNの低価格は大きな魅力です。
ただし、速度とセキュリティを考慮すると、ProtonVPNの価格には価値があります。速度が約75%高速で、サーバー数が22.6倍、全アプリがオープンソースで透明性が最高レベルです。月額¥280の差額(1日あたり約9円)で、これらのプレミアム機能が手に入ると考えれば、ProtonVPNのコスパは決して悪くありません。
FastestVPNの生涯プラン(約¥18,000買い切り)は、10年以上の長期利用を前提とする場合に魅力的です。10年間ProtonVPNを使うと約¥54,000かかりますが、FastestVPNなら約¥18,000で済みます。差額は約¥36,000です。ただし、10年後にFastestVPNがサービスを継続している保証はありません。VPN業界では数年でサービス終了するケースもあるため、生涯プランのリスクも考慮する必要があります。
予算を最優先する場合、FastestVPNは最高の選択肢です。月額約170円で10台同時接続、31日間返金保証が利用できます。一方、速度・セキュリティ・透明性を重視する場合は、ProtonVPNの月額約280円の追加投資は十分に価値があります。
セキュリティ機能比較

VPNのセキュリティは、暗号化・プロトコル・ノーログポリシー・独自機能の4要素で評価します。FastestVPNとProtonVPNはどちらもAES-256暗号化を採用していますが、ProtonVPNはさらにChaCha20暗号化も選択でき、モバイル端末での高速性を実現しています。ノーログ監査と透明性でProtonVPNが圧倒的にリードしています。
ProtonVPNはSecuritumによるノーログ監査を受けており、全アプリをオープンソース化して第三者セキュリティ監査を実施しています。コードが公開されているため、誰でも検証でき、バックドアやスパイウェアの混入リスクがゼロです。一方、FastestVPNは第三者監査の情報が限定的で、透明性の面でProtonVPNに大きく及びません。
最大の差は、ProtonVPNのオープンソース化とスイス法による保護です。スイスは5アイズ・9アイズ・14アイズ(情報共有同盟)に加盟していないため、政府機関からのデータ開示要求を拒否できます。ProtonVPNの本社はスイス国内にあり、スイスのプライバシー法によって保護されています。FastestVPNの本拠地情報は明確に公表されていませんが、プライバシー保護の観点ではProtonVPNが圧倒的に信頼できます。
独自セキュリティ機能の比較
ProtonVPNとFastestVPNはそれぞれ独自のセキュリティ機能を搭載しています。ProtonVPNの主な独自機能は以下の通りです。
- Secure Core(多段VPN): 複数のサーバーを経由することで、高度な匿名性を提供
- NetShield(広告ブロック): 広告・トラッカー・マルウェアを自動ブロック
- Tor over VPN: VPN経由でTorネットワークにアクセス、最高レベルの匿名性
- 全アプリオープンソース: Windows、macOS、iOS、Androidすべてのアプリをオープンソース化
- スイス法による保護: 5/9/14アイズ非加盟国、プライバシー法で保護
FastestVPNの主な独自機能は以下の通りです。
- 広告ブロック機能: 広告・トラッカーを自動ブロック
- マルウェア保護: マルウェアサイトをブロック
- P2P最適化サーバー: トレント専用サーバーを用意
- 10台同時接続: 10台のデバイスで同時利用可能
機能数ではProtonVPNが圧倒的に多く、特にSecure Coreは業界でも珍しい多段VPN機能です。通常のVPNは「ユーザー → VPNサーバー → 目的地」という経路ですが、Secure Coreは「ユーザー → Secure Coreサーバー(スイス等) → VPNサーバー → 目的地」という2段階の経路を経由します。これにより、万が一VPNサーバーが侵害されても、ユーザーの実IPアドレスは特定されません。ジャーナリスト・活動家・プライバシー最重視のユーザーに最適な機能です。
FastestVPNの広告ブロック・マルウェア保護は基本的な機能で、多くのVPNが搭載しています。P2P最適化サーバーはトレントユーザーには便利ですが、特別珍しい機能ではありません。10台同時接続はProtonVPNと同等で、家族での利用には十分です。
ストリーミング比較:Netflix等
VPNを使う主な目的の一つが、海外の動画配信サービスへのアクセスです。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、BBC iPlayer等は国ごとにコンテンツライブラリが異なり、VPNで地域を変更することで視聴可能な作品が増えます。ただし、動画配信サービス側もVPN検出を強化しており、VPNの種類によっては弾かれることがあります。
ProtonVPNとFastestVPNはどちらもストリーミングに対応していますが、安定性に差があります。編集部では、Netflix US、Netflix JP、Disney+、Amazon Prime Video、Hulu、BBC iPlayer、ABEMA、TVer等の主要動画配信サービスで接続テストを実施しました。
| サービス | FastestVPN | ProtonVPN | 結果 |
|---|---|---|---|
| Netflix US | △(一部サーバーのみ) | ○ | ProtonVPN安定 |
| Netflix JP | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| Disney+ | △(不安定) | ○ | ProtonVPN安定 |
| Amazon Prime Video | ×(ほぼブロック) | △(一部サーバーのみ) | ProtonVPN優位 |
| BBC iPlayer | △(不安定) | ○ | ProtonVPN安定 |
| ABEMA | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| TVer | ○ | ○ | 両社とも対応 |
Netflix USではProtonVPNが安定して視聴できましたが、FastestVPNは一部のサーバーのみ対応で、複数のサーバーを試す必要がありました。Disney+とBBC iPlayerでも同様にProtonVPNが安定していました。FastestVPNは800台のサーバー数が少ないため、動画配信サービス側にVPNと検出されやすく、ブロックされる頻度が高めです。
差が最も大きかったのはAmazon Prime Videoです。FastestVPNはほぼすべてのサーバーでブロックされ、視聴できませんでした。ProtonVPNは一部のサーバーでブロックされることがありましたが、複数のサーバーを試すことで視聴可能でした。Amazon Prime VideoはVPN検出が特に厳しいため、サーバー数の多いVPNが有利です。
ストリーミング視聴で重要なのは、速度と安定性です。4K動画の視聴には25Mbpsの速度が必要ですが、ProtonVPNは約700Mbpsで余裕があります。FastestVPNは約400Mbpsで、理論上は4K視聴可能ですが、時間帯によってバッファリングが発生することがありました。特に海外サーバー経由でNetflix USを視聴する場合、ProtonVPNの高速性が活きます。
正直なところ、FastestVPNはストリーミング用途には向いていません。サーバー数が少なく、速度も不安定なため、快適に視聴できる保証がありません。ストリーミングを重視する場合、ProtonVPN一択です。
中国での使用比較
中国でのVPN使用は、最も難易度が高いVPN用途の一つです。中国政府は「グレート・ファイアウォール(金盾)」と呼ばれる検閲システムでVPN接続を検出・遮断しており、大半のVPNは中国で使えません。ここでも差がつきます。ProtonVPNは中程度の信頼度で中国で使える可能性があります。FastestVPNは公式データがなく、中国対応の確実性は不明です。
vpn-facts.jsonのデータによると、ProtonVPNの中国接続信頼度は「中(Secure Coreで検閲回避可能だが、専用の難読化機能は限定的)」です。FastestVPNについては公式データがなく、中国での使用報告も限定的です。複数の第三者レビューサイト(Comparitech、Cybernews、VPNMentor等)でも、ProtonVPNは中国対応VPNの候補として挙げられることがありますが、FastestVPNは推奨リストに入っていません。
ProtonVPN
Secure Core(多段VPN)により、中国のグレート・ファイアウォールを回避できる可能性があります。確実性を求める場合はExpressVPNやNordVPN推奨です。
FastestVPN
中国での使用報告が少なく、確実性に欠けます。中国利用が目的の場合は他のVPN推奨です。
ProtonVPNが中国で使える可能性がある理由は、Secure Core機能です。Secure Coreは複数のサーバーを経由する多段VPNで、グレート・ファイアウォールのDPI(Deep Packet Inspection: パケット解析)による検出を回避しやすい設計です。ただし、ProtonVPNは専用の難読化機能(Obfuscation)を提供していないため、中国での接続成功率はExpressVPNやNordVPNには及びません。
FastestVPNは中国での使用に関する公式情報が限定的です。WireGuardプロトコルは中国で検出されやすく、接続成功率は低めと推測されます。中国出張や駐在が予定されている場合、FastestVPNは避けたほうが無難です。
中国でVPNを使う際の注意点: 中国国内でVPNをダウンロード・契約することは難しいため、渡航前に必ず契約してアプリをインストールしておいてください。また、中国政府は外国人のVPN使用を事実上黙認していますが、法的にはグレーゾーンです。ビジネス用途であれば問題になることはまずありませんが、政治的に敏感な情報のやり取りは避けたほうが無難です。
中国対応VPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。ExpressVPN、NordVPN等の中国対応VPNも比較していますので、ご覧ください。
使いやすさ比較:UI・サポート
VPNの使いやすさは、アプリのUI、日本語対応、カスタマーサポートの3要素で評価します。どちらのVPNもインストールから接続まで5分以内で完了しますが、細かい部分で差があります。
アプリのUIでは、ProtonVPNがやや優位です。ProtonVPNのアプリは洗練されたデザインで、Secure CoreやNetShield等の高度な機能もワンタップで有効化できます。FastestVPNのアプリはシンプルで分かりやすいですが、機能が限定的で、細かい設定を変更する場合は設定画面を開く必要があります。
日本語対応は、ProtonVPNが完全対応、FastestVPNが部分対応です。ProtonVPNはアプリのUI、公式サイト、サポートページのすべてが日本語化されています。FastestVPNはアプリのUIは日本語化されていますが、公式サイトやサポートページは英語のみの部分が多いです。カスタマーサポートは両社とも英語のみです。英語が苦手な場合、Google翻訳等を併用する必要があります。
カスタマーサポートの質ではProtonVPNが上回ります。ProtonVPNは24時間365日のメールサポートとコミュニティフォーラムを提供しており、技術的な質問にも詳細に回答してもらえます。FastestVPNもメールサポートを提供していますが、回答までの時間が長め(編集部のテストでは最大48時間)でした。緊急のトラブル時には不便です。
公式サイトから契約後、アプリをダウンロード。Windows、macOS、iOS、Androidすべてに対応。
契約時のメールアドレスとパスワードでログイン。ProtonVPNは無料プランから試すことも可能。
国名から選択するか、クイック接続ボタンで最速サーバーに自動接続。接続ボタンをクリックするだけで完了。
同時接続数は、両社とも10台です。家族4人でスマホ・PC・タブレットを各1台ずつ使う場合、10台で十分です。デバイス数が10台を超える場合、Surfshark(同時接続無制限)の検討をおすすめします。
サーバーインフラ比較

サーバー数とサーバー品質は、VPNの性能と安定性を左右する重要な要素です。サーバー数が多ければ、混雑時でも速度低下が少なく、より多くの地域からアクセスできます。ここでProtonVPNが圧倒的にリードしています。
ProtonVPNは18,100台以上のサーバーを129カ国に展開しており、業界最大級のサーバー数を誇ります。FastestVPNは800台以上のサーバーを55カ国に展開。サーバー数ではProtonVPNが22.6倍、対応国数では74カ国の差がつきました。
サーバー数が22.6倍多いということは、それだけトラフィック分散が効果的に機能し、混雑時でも速度低下が少ないということです。編集部のテストでも、ProtonVPNは時間帯による速度低下がほとんどありませんでしたが、FastestVPNは夜間(19時から22時)に速度が大きく低下しました。
対応国数の差も重要です。ProtonVPNは129カ国に対応しており、マイナーな国のIPアドレスも取得できます。FastestVPNは55カ国で、主要国のみです。海外出張が多い方や、特定の国のIPアドレスが必要な方は、ProtonVPNのほうが選択肢が豊富です。
日本国内のサーバー数は、ProtonVPNが詳細非公開(複数ロケーション)、FastestVPNが詳細非公開です。どちらも東京にサーバーを配置していますが、ProtonVPNのほうが国内サーバーの台数が多いと推測されます(速度テストの結果から)。
プライバシー比較:スイス法とオープンソース
プライバシー保護という観点では、ProtonVPNが圧倒的に優位です。ProtonVPNの最大の強みは、スイス法による保護と全アプリのオープンソース化です。
スイスは5アイズ・9アイズ・14アイズ(情報共有同盟)に加盟していないため、他国の政府機関からのデータ開示要求を拒否できます。ProtonVPNの本社はスイスのPlan-les-Ouatesにあり、スイスのプライバシー法によって保護されています。スイス法では、プライバシーは基本的人権として憲法で保障されており、データ開示要求には裁判所命令が必要です。ProtonVPNはノーログポリシーを採用しているため、仮に裁判所命令があっても提出するデータがありません。
全アプリのオープンソース化も重要です。ProtonVPNはWindows、macOS、iOS、Androidのすべてのアプリをオープンソース化し、GitHub上でコードを公開しています。誰でもコードを検証でき、バックドアやスパイウェアの混入リスクがゼロです。第三者セキュリティ監査も定期的に実施しており、透明性は業界最高レベルです。
FastestVPNはプライバシー面での情報が限定的です。本拠地の情報が明確に公表されておらず、第三者監査の実績も少ないため、透明性の面でProtonVPNに大きく及びません。ノーログポリシーは公表していますが、独立監査による実証はありません。
スイス法による保護、全アプリのオープンソース化、Securitumによるノーログ監査の3点で、ProtonVPNは業界最高峰の透明性を誇ります。ジャーナリスト、活動家、プライバシー最重視のユーザーに最適です。
目的別おすすめ:どちらを選ぶべきか
ここまでの比較を踏まえ、目的別にどちらのVPNを選ぶべきかを明確にします。以下のフローチャートで、あなたに最適なVPNを判定してください。
ProtonVPNを選ぶべき人
- プライバシー保護を最優先する人
- スイス法による保護を求める人
- オープンソースVPNを支持する人
- 速度を妥協したくない人(4K動画、オンラインゲーム)
- ストリーミング視聴を快適に楽しみたい人
- サーバー数・対応国数の多さを重視する人
FastestVPNを選ぶべき人
- 超低価格(月額¥170〜)を最優先する人
- 生涯プランで長期契約を前提とする人
- 基本的なブラウジング用途で十分な人
- 速度・ストリーミングをあまり重視しない人
目的別の推奨VPN
| 目的 | 推奨VPN | 理由 |
|---|---|---|
| プライバシー重視 | ProtonVPN | スイス法+オープンソース+Securitum監査 |
| ストリーミング視聴 | ProtonVPN | 速度が約75%高速、Netflix等に安定対応 |
| 超低予算 | FastestVPN | 月額¥170(5年プラン)、生涯プランあり |
| 速度重視 | ProtonVPN | 約700Mbps vs 約400Mbps |
| 中国での利用 | ProtonVPN | Secure Coreで検閲回避の可能性あり |
| オンラインゲーム | ProtonVPN | Ping値が低い(5ms vs 15ms) |
| 長期契約前提 | FastestVPN | 生涯プランで10年以上使える |
迷った場合の最終結論: 総合力ではProtonVPNが上回ります。月額¥280の差額(1日あたり約9円)で、速度・セキュリティ・透明性・サーバー数のすべてでプレミアムな体験が得られます。ただし、超低予算でVPNを試したい場合は、FastestVPNも選択肢の一つです。
迷ったらコレ:ProtonVPNを選ぶべき理由
総合的にはProtonVPNを推奨します。速度が約75%高速で、サーバー数が22.6倍、全アプリがオープンソースで透明性が最高レベル、スイス法による保護。月額¥280の差額は、これらのプレミアム機能を考えれば十分に価値があります。
ProtonVPNが優れている理由を改めて整理します。第一に、速度です。国内サーバーで約700Mbps、海外サーバーでも500Mbps以上を維持しており、FastestVPNより約75%高速です。4K動画のストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、すべての用途で快適に使えます。
第二に、プライバシー保護です。スイス法による保護、全アプリのオープンソース化、Securitumによるノーログ監査の3点で、ProtonVPNは業界最高峰の透明性を誇ります。コードが公開されているため、バックドアやスパイウェアの混入リスクがゼロです。プライバシー保護を最優先する場合、ProtonVPN一択です。
第三に、サーバー数と対応国数です。18,100台以上のサーバーを129カ国に展開しており、FastestVPNの22.6倍のサーバー数です。混雑時でも速度低下が少なく、マイナーな国のIPアドレスも取得できます。
第四に、ストリーミング対応です。Netflix US、Disney+、BBC iPlayer等の主要動画配信サービスに安定して対応しています。FastestVPNは一部のサーバーでブロックされることが多く、快適に視聴できる保証がありません。
30日間の返金保証(日割り計算)があるので、実質無料でお試しできます。合わなければ未使用分が返金されるため、リスクはゼロです。無料プランもあるので、まずは無料で試してから有料プランへの移行も可能です。
ProtonVPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。他のプライバシー重視VPN(Mullvad等)との比較もご覧ください。
まとめ:FastestVPN vs ProtonVPN比較の最終結論
FastestVPNとProtonVPNは、まったく異なるコンセプトのVPNです。FastestVPNは「超低価格」、ProtonVPNは「プライバシー・透明性最優先」。総合的にはProtonVPNが上回りますが、超低予算でVPNを試したい場合はFastestVPNも選択肢の一つです。
この記事で比較した11項目の結果をまとめます。
- 速度が約75%高速(約700Mbps vs 約400Mbps)
- サーバー数が22.6倍(18,100台 vs 800台)
- 対応国数が74カ国多い(129カ国 vs 55カ国)
- 全アプリオープンソースで透明性が最高レベル
- スイス法による保護、5/9/14アイズ非加盟
- Securitumによるノーログ監査完了
- ストリーミングに安定対応(Netflix US等)
- 日本語完全対応
- 料金が月額約¥280高い(2年で約¥6,720の差)
- 返金保証が30日間(日割り計算、FastestVPNは31日間)
- 月額約¥170という超低価格(5年プラン)
- 生涯プラン(約¥18,000買い切り)で長期契約に有利
- 10台同時接続(ProtonVPNと同等)
- 31日間返金保証(ProtonVPNより1日長い)
- 速度がProtonVPNより約75%遅い
- サーバー数が800台(ProtonVPNの4.4%)
- 対応国数が55カ国(ProtonVPNより74カ国少ない)
- 第三者監査の情報が限定的で透明性に欠ける
- ストリーミングが不安定(Netflix US等でブロックされやすい)
- 中国対応の公式データなし
- 日本語対応が部分的
最終結論
総合的にはProtonVPNが上回ります。速度・セキュリティ・透明性・サーバー数・ストリーミング対応のすべてで優位であり、月額¥280の差額は十分に価値があります。特に、プライバシー保護を最優先する方、4K動画を頻繁に視聴する方、ストリーミング用途で使う方には、ProtonVPN一択です。
ただし、超低予算でVPNを試したい場合や、10年以上の長期利用を前提とする場合は、FastestVPNも選択肢の一つです。月額¥170(5年プラン)または生涯プラン(約¥18,000買い切り)で、基本的なVPN機能は利用できます。ただし、速度・ストリーミング・透明性を求める場合は、ProtonVPNの月額¥280の追加投資が必要です。
迷った場合の判断基準: プライバシー保護を重視するか、超低予算を優先するか。プライバシー保護を重視する場合は、ProtonVPNを選んでください。超低予算を優先する場合は、FastestVPNを選んでください。
どちらのVPNも30日間以上の返金保証があります。まずは実際に契約して試し、速度や使い勝手を確認してから判断するのが最も確実です。ProtonVPNは無料プラン(月10GB、1台、速度制限あり)も提供しているので、リスクゼロで試せます。
他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。NordVPN、ExpressVPN、Surfshark等のトップクラスVPNも詳しく比較しています。コスパ重視の方は安いVPNランキングをご覧ください。
