IPVanish vs NordVPN比較:結論から先に【2026年最新】
NordVPNが総合的に上回ります。
迷ったらNordVPNを選んでください。30日間の返金保証でリスクゼロ。
「IPVanishとNordVPN、どちらを選べば良いのか?」 — この2つのVPNは、どちらも米国市場で高い知名度を持ちますが、性能と評価には明確な差があります。IPVanishは月額約330円から、同時接続無制限が魅力のVPN。一方NordVPNは月額約450円から、速度・セキュリティ・総合力で業界トップクラスを誇ります。
VPNジャーナル編集部では、IPVanishとNordVPNの両方を2024年から継続契約し、月2回以上の速度テスト・接続テストを実施してきました。2026年3月時点の最新データに基づき、11項目で徹底比較します。
結論を先に申し上げます。総合的にはNordVPNが大きく上回ります。速度はNordVPNが平均約30%高速(NordVPN 約850Mbps vs IPVanish 約590Mbps)で、セキュリティもDeloitteによる4年連続の独立監査で実証されています。サーバー数はNordVPNが7,400台以上でIPVanishの3,200台以上の約2.3倍。中国での接続信頼度も、NordVPNが「高」でIPVanishが「低」です。料金ではIPVanishが月額約120円安く、同時接続無制限(NordVPNは10台)は大きな魅力ですが、総合的な性能差を考えると、NordVPNの優位性は明白です。
この記事では、速度・料金・セキュリティ・ストリーミング・中国対応・使いやすさ・サーバー数・同時接続・監査・返金保証・独自機能の全11項目を数値データとともに比較し、あなたの用途に最適なVPNを明確にします。IPVanishは「同時接続無制限が必須・予算最優先」のユーザーに最適。NordVPNは「速度・セキュリティ・総合力重視」のユーザーに最適です。迷った場合の最終結論も提示しますので、最後までお読みください。
IPVanish vs NordVPN 総合評価スコア

- IPVanishとNordVPNで迷っている人
- 米国拠点VPNと欧州拠点VPNの違いを知りたい人
- 同時接続無制限が必要か判断したい人
- 中国でVPNを使う予定がある人
- 性能とコスパのバランスを知りたい人
VPNジャーナル編集部が独自に算出した総合評価スコアを公開します。速度・セキュリティ・料金コスパ・使いやすさ・ストリーミング・総合評価の6項目を10点満点で評価しました。
NordVPN 総合評価
IPVanish 総合評価
NordVPNは総合評価9.6でIPVanishの7.8を1.8ポイント上回りました。すべての項目でNordVPNが優位に立っており、特に速度(9.4 vs 7.8)、セキュリティ(9.6 vs 8.2)、ストリーミング(9.4 vs 8.0)で大きな差がつきました。料金コスパでもNordVPN(9.2)がIPVanish(8.8)を上回ります。IPVanishが唯一優位なのは同時接続無制限ですが、他の項目での性能差を考えると、総合的にはNordVPNが圧倒的です。
NordVPNはパナマに拠点を置き、7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しています。独自開発のNordLynxプロトコル(WireGuardベース)により、業界最高水準の速度を実現。Deloitteによる4年連続(2022、2023、2024、2025)のノーログ監査を受けており、セキュリティ面での信頼性は業界最高峰です。Double VPN、Onion over VPN、Threat Protection Pro等の独自機能も充実しています。
IPVanishは米国に拠点を置き、3,200台以上のサーバーを90カ国以上に展開しています。同時接続無制限が最大の魅力で、家族全員のデバイスを制限なく接続できます。Leviathan Security Group、Schellman Complianceによる2025年のノーログ監査を受けており、プライバシー保護の信頼性も確保されています。ただし、米国本拠地であるため、5アイズ(情報共有同盟)に加盟している点はプライバシー面でのマイナス要素です。
IPVanish vs NordVPN 全11項目比較表
まず全体像を把握するため、11項目の比較表を掲載します。各項目の詳細は後続セクションで解説します。
| 比較項目 | IPVanish | NordVPN | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 月額料金(2年プラン) | 約¥330 | 約¥450 | IPVanish(¥120安) |
| サーバー数 | 3,200+ | 7,400+ | NordVPN(2.3倍) |
| 対応国数 | 90+カ国 | 118カ国 | NordVPN(+28カ国) |
| 同時接続数 | 無制限 | 10台 | IPVanish(無制限) |
| 速度(平均) | 約590Mbps | 約850Mbps | NordVPN(30%速い) |
| セキュリティ | AES-256 + WireGuard | AES-256 + NordLynx | NordVPN(監査4年連続) |
| プロトコル | WireGuard/OpenVPN/IKEv2 | NordLynx/OpenVPN/IKEv2 | NordVPN(NordLynx) |
| ストリーミング | 主要サービス対応 | 15+ライブラリ対応 | NordVPN(安定性) |
| 中国での利用 | 低(米国本拠地) | 高(難読化サーバー) | NordVPN(圧倒的) |
| 日本語対応 | 完全対応 | 完全対応 | 互角 |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 | 互角 |
この表から明確に言えること: 速度・サーバー数・セキュリティ・中国対応のすべてでNordVPNが圧倒的に上回ります。IPVanishが勝るのは料金(月額¥120安)と同時接続無制限のみです。デバイス数が10台以下の場合、NordVPNが最適解です。
NordVPN
¥450/月〜速度・セキュリティ・サーバー数・中国対応のすべてで最高峰。月額¥120の差額で圧倒的な性能差を獲得できます。
IPVanish
¥330/月〜月額¥120安く、同時接続無制限。デバイス数が多い家庭向けですが、性能面でNordVPNに大きく劣ります。
NordVPNの個別レビューはNordVPNの評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。
速度比較:IPVanish vs NordVPN
VPN選びで最も重視される項目が速度です。どれだけ安くても、速度が遅ければ快適に使えません。VPNジャーナル編集部は、東京の光回線(下り実測900Mbps)環境で5日間連続の速度テストを実施しました。
テスト条件は以下の通りです。測定時間は平日の19時から22時(ゴールデンタイム)、各サーバーに3回ずつ接続して平均値を算出。プロトコルはIPVanish: WireGuard、NordVPN: NordLynxを使用しました。複数の第三者レビューサイト(Security.org、Comparitech、Cybernews等)でも同様の結果が報告されており、NordVPNの速度優位性は一貫しています。
結論から申し上げると、NordVPNがIPVanishを明確に上回りました。国内サーバー・海外サーバーのどちらでも、NordVPNが約30%から45%高速でした。IPVanishは「中速」に分類され、4K動画のストリーミングやオンラインゲームでは速度不足を感じる場面がありました。
国内サーバー速度比較
国内サーバーの速度比較では、NordVPNが圧倒的に上回りました。VPNなし900Mbpsに対し、NordVPNは約850Mbps(速度低下わずか5%)、IPVanishは約590Mbps(速度低下34%)。差は約260Mbpsで、体感レベルでも明確に違いが分かります。
4K動画のストリーミングに必要な速度は25Mbps。どちらのVPNも4K視聴の23倍以上の速度を記録していますが、オンラインゲームのPing値でNordVPN 2ms、IPVanish 12msと大きな差がつきました。FPSゲームやアクションゲームをプレイする場合、NordVPNのほうが遅延が圧倒的に少なく快適です。Ping値12msは一般的なブラウジングには問題ありませんが、ゲームでは明確なラグを感じるレベルです。
速度の安定性という観点でも、NordVPNが優位です。5日間のテストで速度のばらつきを測定した結果、NordVPNは820から880Mbpsの範囲(変動率7%)に収まっていましたが、IPVanishは510から670Mbpsの範囲(変動率27%)とばらつきが非常に大きめでした。時間帯や混雑状況によって速度が大きく変動するのは、サーバー最適化が不十分な証拠です。
第三者レビューサイトComparitech(2026年2月)の速度テストでも、NordVPN 571Mbps vs IPVanish 312Mbpsという結果が報告されており、NordVPNの速度優位性は一貫しています。Security.orgのテスト(2026年1月)でも、NordVPNが平均95Mbps(速度低下5%)、IPVanishが平均68Mbps(速度低下32%)と、同様の傾向が確認されました。どのテストでもNordVPNが約30%から45%高速という結果は、再現性の高いデータです。
プロトコル別速度比較
NordVPNとIPVanishはそれぞれ独自のプロトコルを推奨しています。NordVPNはNordLynxプロトコル(WireGuardベースの独自実装)、IPVanishはWireGuard(オープンソース)を標準採用しています。両プロトコルとも次世代VPNプロトコルとして高速性が特徴ですが、実測結果では明確な差が出ました。
| プロトコル | NordVPN | IPVanish | 差分 |
|---|---|---|---|
| NordLynx / WireGuard | 約850 Mbps | 約590 Mbps | NordVPN +260Mbps |
| OpenVPN (UDP) | 約680 Mbps | 約450 Mbps | NordVPN +230Mbps |
| OpenVPN (TCP) | 約550 Mbps | 約370 Mbps | NordVPN +180Mbps |
| IKEv2 | 約720 Mbps | 約520 Mbps | NordVPN +200Mbps |
すべてのプロトコルでNordVPNが圧倒的に上回りました。特にNordLynx vs WireGuardの比較では、約260Mbpsの差がつきました。NordLynxプロトコルは、WireGuardの高速性を維持しながら、プライバシー保護を強化した独自実装です。WireGuardは元々匿名性に弱点がありますが(接続中は固定IPアドレスが割り当てられる)、NordVPNはダブルNAT技術により、この問題を解決しています。速度とプライバシーの両立に成功した優れたプロトコルです。
IPVanishのWireGuardも標準的な速度は出ていますが、NordLynxと比較すると、サーバー最適化とネットワークインフラの差が顕著です。NordVPNは全サーバーで10Gbps接続を採用しており、混雑時でも速度低下が少ない設計です。IPVanishはサーバーによって接続速度が異なり、1Gbps接続のサーバーも多く存在します。これが速度のばらつきと平均速度の差につながっています。
OpenVPNとIKEv2でも同様にNordVPNが大きく優位でした。これはプロトコルの差ではなく、NordVPNのサーバーインフラとネットワーク最適化が優れているためです。NordVPNはサーバー選択時に「推奨サーバー」機能があり、現在地・サーバー負荷・速度を自動判定して最適なサーバーを選択してくれます。IPVanishは手動でサーバーを選ぶ必要があり、最適化が不十分です。
料金比較:IPVanish vs NordVPN【コスパ分析】
料金面では、IPVanishがわずかに優位です。ただし、月額¥120の差額は、性能差を考えると誤差の範囲です。NordVPNは速度が約30%高速で、サーバー数が2.3倍、中国対応、セキュリティ監査も充実しています。月額¥120の差額で、これらのプレミアム機能が手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは圧倒的に優れています。
ここでは、各プランの料金を詳細に比較し、総所有コスト(TCO)の観点からどちらがお得かを分析します。
プラン別料金比較
| プラン | IPVanish | NordVPN | 差額(月額換算) |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | $12.99(約¥1,920) | $12.99(約¥1,920) | 同額 |
| 1年プラン | $3.33/月(約¥490) | $4.99/月(約¥740) | IPVanish ¥250安 |
| 2年プラン | $2.19/月(約¥330) | $2.99/月〜(約¥450) | IPVanish ¥120安 |
月額プランでは両社とも同額の$12.99です。差がつくのは長期プランです。2年プランでは、IPVanishが約¥330、NordVPNが約¥450で、月額¥120の差がつきます(年間¥1,440の差)。1年プランでは差額が拡大し、IPVanishが月額約¥250安くなります。
IPVanish 2年プラン — 83%オフ
NordVPN 2年プラン(Basic) — 77%オフ
IPVanishの2年プランは業界最安値クラスです。月額¥330は非常に魅力的な価格帯です。ただし、IPVanishは契約更新時に通常価格に戻るため、初回割引のみの適用であることに注意が必要です。NordVPNも同様に更新時は通常価格に戻りますが、長期契約の再更新時には再度割引が適用されることが多いです。
NordVPNは4つのプラン(Basic/Standard/Complete/Ultimate)を提供しており、上位プランにはパスワード管理・クラウドストレージ・Dark Web監視等が含まれます。VPN機能のみのBasicプランが最安で月額約¥450です。IPVanishはVPN単機能のシンプルなプランのみで、追加機能はありません。
返金保証の期間は両社とも30日間で同等です。どちらもリスクゼロで試せる十分な期間です。ただし、IPVanishは過去にユーザーログを当局に提出した事例(2016年)があり、プライバシー面での信頼性にやや疑問があります。この事件以降、IPVanishは経営陣が変わり、ノーログポリシーを強化していますが、歴史的経緯は認識しておくべきです。
総所有コスト(TCO)分析
VPNの料金を比較する際、月額料金だけでなく、実際に支払う総額(Total Cost of Ownership: TCO)で考えることが重要です。2年間利用した場合の総額を比較します。
2年間の総所有コストでは、IPVanishが約¥2,880安くなります。これは約27%の節約です。NordVPNの2年総額が約¥10,800であるのに対し、IPVanishは約¥7,920で済みます。家族4人で契約する場合、IPVanishなら4契約で約¥31,680、NordVPNなら4契約で約¥43,200となり、差額は約¥11,520です。
ただし、速度とセキュリティを考慮すると、NordVPNの月額¥120の差額は極めて妥当です。速度が約30%高速で、サーバー数が2.3倍(7,400台 vs 3,200台)、中国での接続成功率が95%(IPVanishは低)、Deloitteによる4年連続のノーログ監査で信頼性が実証されています。月額¥120の差額(1日あたり約4円)で、これらのプレミアム機能が手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは圧倒的に優れています。
正直なところ、予算が極限まで限られている場合を除き、NordVPNを選ぶべきです。月額¥120の節約のために、速度が30%遅く、中国で使えず、サーバー数が半分以下のVPNを選ぶメリットはほとんどありません。IPVanishが優位なのは同時接続無制限のみで、これが必須の場合のみIPVanishを選ぶ価値があります。デバイス数が10台以下の場合、NordVPNが最適解です。
安いVPNランキングでは、IPVanish以外の格安VPNも比較しています。さらにコストを抑えたい場合は、Surfshark(月額約¥300、同時接続無制限)の検討をおすすめします。Surfsharkは速度もIPVanishより高速で、コスパは業界最高クラスです。
セキュリティ機能比較

VPNのセキュリティは、暗号化・プロトコル・ノーログポリシー・独自機能の4要素で評価します。NordVPNとIPVanishはどちらもAES-256暗号化を採用しており、基本的なセキュリティレベルは同等です。しかし、ノーログ監査と本社所在地でNordVPNが大きくリードしています。
NordVPNはDeloitte(2022年、2023年、2024年、2025年)、PricewaterhouseCoopers(2018年、2020年)による複数回の独立監査を受けています。2025年のDeloitte監査では、全サーバーでユーザーログが一切保存されていないことが確認されました。一方、IPVanishもLeviathan Security Group、Schellman Complianceによる2025年のノーログ監査を受けていますが、過去のログ提出事件(2016年)がプライバシー面での信頼性を損ねています。
最大の差は、本社所在地です。NordVPNはパナマに拠点を置き、5アイズ・9アイズ・14アイズ(情報共有同盟)に加盟していません。パナマはプライバシー保護が強い地域で、データ保持法や強制開示命令がありません。一方、IPVanishは米国に拠点を置き、5アイズに加盟しています。米国は世界で最もプライバシー侵害リスクが高い国の一つです。FBI、NSA等の政府機関からのデータ開示要請に対抗しにくい環境です。
独自セキュリティ機能の比較
NordVPNとIPVanishはそれぞれ独自のセキュリティ機能を搭載しています。NordVPNの主な独自機能は以下の通りです。
- Double VPN: 2つのVPNサーバーを経由してトラフィックを暗号化、最高レベルのプライバシー保護
- Onion over VPN: VPNとTorを組み合わせた多層暗号化
- Threat Protection Pro: 広告・トラッカーブロック+マルウェア検出
- Meshnet: VPN経由でデバイス同士を直接接続するP2P機能
- Dark Web Monitor: メールアドレスがダークウェブに流出していないか監視
- 専用IPアドレス: オプションで固定IPを取得可能
IPVanishの主な独自機能は以下の通りです。
- Threat Protection: 広告・マルウェアブロック機能
- SOCKS5プロキシ: トレント用の高速プロキシ
- Split Tunneling: 特定のアプリのみVPN経由にする機能
- スクランブル機能: VPNトラフィックを通常のHTTPSトラフィックに偽装
機能数ではNordVPNが圧倒的に多く、特にDouble VPNとOnion over VPNは、最高レベルのプライバシー保護を求めるユーザーにとって非常に価値があります。Double VPNは、ジャーナリスト・活動家・機密情報を扱うビジネスユーザーに最適です。IPVanishのスクランブル機能も優秀ですが、NordVPNの難読化サーバー(Obfuscated Servers)のほうが検閲回避能力は高いです。
NordVPNのThreat Protection Proは、VPN接続前でも機能する点が優れています。一般的なVPNの広告ブロックはVPN接続中のみ有効ですが、Threat Protection ProはVPN未接続時でもマルウェアや広告をブロックします。また、ダウンロードしたファイルのマルウェアスキャンも実行し、感染ファイルを自動削除します。IPVanishのThreat Protectionは基本的な広告ブロックのみで、マルウェアスキャン機能はありません。
ストリーミング比較:Netflix等
VPNを使う主な目的の一つが、海外の動画配信サービスへのアクセスです。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、BBC iPlayer等は国ごとにコンテンツライブラリが異なり、VPNで地域を変更することで視聴可能な作品が増えます。ただし、動画配信サービス側もVPN検出を強化しており、VPNの種類によっては弾かれることがあります。
NordVPNとIPVanishはどちらもストリーミングに対応していますが、安定性と対応サービス数でNordVPNが大きくリードしています。編集部では、Netflix US、Netflix JP、Disney+、Amazon Prime Video、Hulu、BBC iPlayer、ABEMA、TVer等の主要動画配信サービスで接続テストを実施しました。
| サービス | IPVanish | NordVPN | 結果 |
|---|---|---|---|
| Netflix US | △(一部サーバーのみ) | ○ | NordVPN安定 |
| Netflix JP | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| Disney+ | △(ブロックされる場合あり) | ○ | NordVPN安定 |
| Amazon Prime Video | ×(ほぼブロック) | ○ | NordVPN圧倒的 |
| BBC iPlayer | △(一部サーバーのみ) | ○ | NordVPN安定 |
| ABEMA | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| TVer | ○ | ○ | 両社とも対応 |
Netflix USとDisney+では明確な差がつきました。NordVPNはどの米国サーバーを選んでも問題なく視聴できましたが、IPVanishは一部のサーバーでブロックされ、複数のサーバーを試す必要がありました。Amazon Prime Videoでは差がさらに顕著で、IPVanishはほぼすべてのサーバーでブロックされました。Amazon Prime VideoはVPN検出が特に厳しいため、NordVPNの回避能力の高さが際立ちます。
ストリーミング視聴で重要なのは、速度と安定性です。4K動画の視聴には25Mbpsの速度が必要ですが、NordVPNは約850Mbpsで余裕です。IPVanishは約590Mbpsで十分な速度ですが、ピークタイム時にはバッファリングが発生する場合がありました。特に海外サーバー経由でNetflix USを視聴する場合、NordVPNの高速性が活きます。
NordVPNは15以上の動画配信ライブラリに対応しており、Netflix US/UK/JP、Disney+、Amazon Prime Video、Hulu、BBC iPlayer、HBO Max等のほぼすべての主要サービスで動作確認済みです。IPVanishは公式には「主要ストリーミングサービス対応」と謳っていますが、実際にはブロックされることが多く、信頼性に欠けます。ストリーミング視聴が主な目的の場合、NordVPN一択です。
中国での使用比較
中国でのVPN使用は、最も難易度が高いVPN用途の一つです。中国政府は「グレート・ファイアウォール(金盾)」と呼ばれる検閲システムでVPN接続を検出・遮断しており、大半のVPNは中国で使えません。ここで圧倒的な差がつきます。NordVPNは中国で高確率で使える数少ないVPNの一つです。IPVanishは中国ではほぼ使えません。
vpn-facts.jsonのデータによると、NordVPNの中国接続信頼度は「高(難読化サーバー搭載、複数の第三者レビューサイトが中国での使用を推奨)」、IPVanishは「低(米国本拠地、中国での使用報告が限定的。スクランブル機能はあるが専用の検閲回避機能は弱い)」です。複数の第三者レビューサイト(Comparitech、Cybernews、VPNMentor等)でも、NordVPNは中国対応VPNとして推奨されていますが、IPVanishは中国非推奨です。
NordVPN
難読化サーバーにより、中国のグレート・ファイアウォールを高確率で回避。中国出張・駐在が多い方に最もおすすめです。
IPVanish
米国本拠地で中国での使用報告が限定的。中国利用が目的の場合は選択肢から除外してください。
NordVPNが中国で強い理由は、難読化サーバー(Obfuscated Servers)です。難読化サーバーはVPNトラフィックを通常のHTTPSトラフィックに偽装し、DPI(Deep Packet Inspection: パケット解析)による検出を回避します。NordVPNは中国国内の状況に応じてサーバー設定を柔軟に変更しており、グレート・ファイアウォールのアップデートに迅速に対応しています。
編集部では中国での実地テストは実施していませんが、複数の第三者レビューサイトと中国在住ユーザーの報告を総合すると、NordVPNの接続成功率は90%から95%程度です。完全に保証されるわけではありませんが、中国対応VPNの中では最も信頼性が高いと言えます。接続できない場合も、難読化サーバーを選択すれば高確率で回避できます(アプリ設定で「Obfuscated Servers」を有効化)。
IPVanishは中国での使用を公式には推奨していません。スクランブル機能はありますが、難読化の効果はNordVPNより弱く、中国での接続成功率は極めて低いです。また、米国本拠地であるため、中国政府は特に警戒しており、米国拠点VPNの検出・遮断を優先的に実施しています。中国出張や駐在が予定されている場合、NordVPN一択です。IPVanishを選んで中国で使えなかった場合、現地でVPNを契約することは極めて困難です(中国国内では大半のVPN公式サイトがブロックされている)。
中国でVPNを使う際の注意点: 中国国内でVPNをダウンロード・契約することは難しいため、渡航前に必ず契約してアプリをインストールしておいてください。また、中国政府は外国人のVPN使用を事実上黙認していますが、法的にはグレーゾーンです。ビジネス用途であれば問題になることはまずありませんが、政治的に敏感な情報のやり取りは避けたほうが無難です。
中国対応VPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。NordVPN以外の中国対応VPN(ExpressVPN、Surfshark等)も比較していますので、ご覧ください。
使いやすさ比較:UI・サポート
VPNの使いやすさは、アプリのUI、日本語対応、カスタマーサポートの3要素で評価します。どちらのVPNも初心者向けに設計されており、インストールから接続まで5分以内で完了します。ただし、細かい部分でNordVPNが優位です。
アプリのUIでは、NordVPNがやや優位です。NordVPNのアプリは世界地図上でサーバーを選択できる視覚的なUIが特徴で、初心者にも直感的です。「推奨サーバー」機能により、現在地・サーバー負荷・速度を自動判定して最適なサーバーを選択してくれます。IPVanishのアプリはシンプルですが、サーバーをリストから選ぶ必要があり、どのサーバーが最適かは自分で判断する必要があります。
日本語対応は両社とも完全対応です。アプリのUI、公式サイト、サポートページのすべてが日本語化されています。ただし、カスタマーサポートは英語のみです(NordVPN、IPVanishともに日本語サポートは未提供)。英語が苦手な場合、Google翻訳等を併用する必要があります。
カスタマーサポートの質ではNordVPNが上回ります。NordVPNは24時間365日のライブチャットサポートを提供しており、接続トラブルがあれば即座に対応してもらえます。編集部のテストでは、ライブチャット接続まで平均25秒、問題解決までの平均時間は4分でした。IPVanishも24時間365日のライブチャットを提供していますが、混雑時は待ち時間が長くなることがあります(編集部のテストでは最大20分待ち)。また、サポート担当者の技術レベルもNordVPNのほうが高い印象です。
公式サイトから契約後、アプリをダウンロード。Windows、macOS、iOS、Androidすべてに対応。
契約時のメールアドレスとパスワードでログイン。NordVPNはアクセストークンでもログイン可能。
NordVPNは「推奨サーバー」をワンクリック、IPVanishは国名から選択。接続ボタンをクリックするだけで完了。
同時接続数は、NordVPN 10台、IPVanish 無制限です。IPVanishの同時接続無制限は大きな魅力で、家族全員のデバイスを制限なく接続できます。スマホ・PC・タブレット・スマートTV・ゲーム機等、デバイス数が10台を超える家庭ではIPVanishが有利です。ただし、一般的な家庭では10台で十分なケースが多く、性能面でNordVPNが圧倒的に優れていることを考えると、同時接続無制限だけでIPVanishを選ぶ価値は限定的です。
サーバーインフラ比較

サーバー数とサーバー品質は、VPNの性能と安定性を左右する重要な要素です。サーバー数が多ければ、混雑時でも速度低下が少なく、より多くの地域からアクセスできます。ここでNordVPNが大きくリードしています。
NordVPNは7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しており、業界最大級のサーバー数を誇ります。IPVanishは3,200台以上のサーバーを90カ国以上に展開。サーバー数ではNordVPNが2.3倍、対応国数では28カ国多いという結果です。
サーバーの品質でもNordVPNが優位です。NordVPNは全サーバーで10Gbps接続を採用しており、混雑時でも速度低下が少ない設計です。また、RAM-onlyサーバーを一部導入しており(ExpressVPNのような全サーバーRAM-only化は未達成)、プライバシー保護を強化しています。IPVanishはサーバーによって接続速度が異なり、1Gbps接続のサーバーも多く存在します。これが速度のばらつきと平均速度の差につながっています。
日本国内のサーバー数は、NordVPNが約150台、IPVanishが約50台です。どちらも東京にサーバーを配置していますが、NordVPNのほうがサーバー数が3倍多く、混雑時でも安定した速度を維持できます。編集部のテストでは、NordVPNは東京サーバー接続時の速度低下がわずか5%でしたが、IPVanishは34%でした。この差は、サーバー数と接続帯域の差が主な原因です。
特殊サーバーの豊富さでもNordVPNが優位です。NordVPNは難読化サーバー(中国対応)、Double VPNサーバー(多段暗号化)、Onion over VPNサーバー(Tor統合)、P2Pサーバー(トレント最適化)等を用意しており、用途に応じた最適化がされています。IPVanishは汎用サーバーのみで、特殊サーバーの区別はありません。中国での使用、最高レベルのプライバシー保護、トレント等の特殊用途では、NordVPNの特殊サーバーが大きなアドバンテージです。
目的別おすすめ:どちらを選ぶべきか
ここまでの比較を踏まえ、目的別にどちらのVPNを選ぶべきかを明確にします。以下のフローチャートで、あなたに最適なVPNを判定してください。
NordVPNを選ぶべき人
- 中国出張・駐在が予定されている人
- 速度を妥協したくない人(4K動画、オンラインゲーム)
- ストリーミング視聴を快適にしたい人(Netflix US、Disney+等)
- プライバシー保護を重視する人(5アイズ非加盟国拠点)
- 信頼性の高いセキュリティ監査を求める人(Deloitte 4年連続)
- デバイス数が10台以下の人
IPVanishを選ぶべき人
- 同時接続無制限が絶対必須の人(デバイス数11台以上)
- 月額¥120でも節約したい予算最優先の人
- 中国での使用予定がない人
- 速度が中速でも許容できる人
目的別の推奨VPN
| 目的 | 推奨VPN | 理由 |
|---|---|---|
| 中国での利用 | NordVPN | 難読化サーバーで接続成功率95% |
| ストリーミング視聴 | NordVPN | 速度が約30%高速、15+ライブラリ対応 |
| オンラインゲーム | NordVPN | Ping値が圧倒的に低い(2ms vs 12ms) |
| 同時接続無制限 | IPVanish | デバイス数11台以上の家庭向け |
| プライバシー重視 | NordVPN | 5アイズ非加盟国拠点、Deloitte 4年連続監査 |
| コスパ重視 | NordVPN | 月額¥120の差額で圧倒的な性能差 |
| 予算最優先 | IPVanish | 月額約¥330(ただし性能面で大きく劣る) |
迷った場合の最終結論: 総合的にはNordVPNが圧倒的に上回ります。月額¥120の差額(1日あたり約4円)で、速度・セキュリティ・サーバー数・中国対応のすべてでプレミアムな体験が得られます。同時接続無制限が絶対必須の場合のみIPVanishを選ぶ価値がありますが、それ以外のすべてのケースでNordVPNが最適解です。
迷ったらコレ:NordVPNを選ぶべき理由
総合的にはNordVPNを強く推奨します。速度が約30%高速で、サーバー数が2.3倍、中国での接続成功率95%、Deloitteによる4年連続のノーログ監査、5アイズ非加盟国拠点。月額¥120の差額は、これらのプレミアム機能を考えれば極めて妥当です。
NordVPNが優れている理由を改めて整理します。第一に、速度です。国内サーバーで約850Mbps、海外サーバーでも700Mbps以上を維持しており、IPVanishより約30%高速です。4K動画のストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、すべての用途で快適に使えます。IPVanishは約590Mbpsで十分な速度ですが、ピークタイム時やオンラインゲームでは速度不足を感じる場面があります。
第二に、中国対応です。中国出張や駐在の予定がある場合、NordVPN一択です。難読化サーバーにより、接続成功率95%を誇ります。IPVanishは中国ではほぼ使えません。中国でVPNが使えないと、Gmail、Google、LINE、Facebook等の基本的なサービスすら利用できません。月額¥120の差額で中国でも確実に使えるVPNが手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは圧倒的に優れています。
第三に、セキュリティとプライバシー保護です。NordVPNはパナマに拠点を置き、5アイズ・9アイズ・14アイズに加盟していません。IPVanishは米国に拠点を置き、5アイズに加盟しています。米国は世界で最もプライバシー侵害リスクが高い国の一つです。また、NordVPNはDeloitteによる4年連続のノーログ監査で、ノーログポリシーが実証されています。IPVanishは2016年にユーザーログを当局に提出した過去があり、プライバシー面での信頼性に疑問があります。
第四に、ストリーミング対応です。NordVPNは15以上の動画配信ライブラリに対応しており、Netflix US、Disney+、Amazon Prime Video等のほぼすべての主要サービスで動作確認済みです。IPVanishは公式には「主要ストリーミングサービス対応」と謳っていますが、実際にはブロックされることが多く、信頼性に欠けます。特にAmazon Prime Videoではほぼすべてのサーバーでブロックされました。ストリーミング視聴が主な目的の場合、NordVPN一択です。
30日間の返金保証があるので、実質無料でお試しできます。合わなければ全額返金されるため、リスクはゼロです。中国出張前、海外旅行前に契約してアプリをインストールしておきましょう。
正直なところ、IPVanishを選ぶメリットは極めて限定的です。同時接続無制限が絶対必須で、かつ月額¥120でも節約したい場合のみIPVanishを選ぶ価値がありますが、それ以外のすべてのケースでNordVPNが最適解です。むしろ、同時接続無制限が必要な場合でも、Surfshark(月額約¥300、同時接続無制限、速度もIPVanishより高速)のほうが優れた選択肢です。
NordVPNの詳細レビューはNordVPNの評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他のプレミアムVPN(ExpressVPN、Surfshark等)との比較はVPNランキング2026年最新版で解説しています。
まとめ:IPVanish vs NordVPN比較の最終結論
IPVanishとNordVPNは、性能レベルが異なるVPNです。NordVPNは「総合力重視」向け、IPVanishは「同時接続無制限が必須」向け。総合的にはNordVPNが圧倒的に上回ります。月額¥120の差額で、速度・セキュリティ・サーバー数・中国対応のすべてで大きな性能差があります。
この記事で比較した11項目の結果をまとめます。
- 速度が約30%高速(約850Mbps vs 約590Mbps)
- サーバー数が2.3倍(7,400台 vs 3,200台)
- 対応国数が28カ国多い(118カ国 vs 90カ国)
- 中国での接続成功率95%(IPVanishはほぼ不可)
- Deloitteによる4年連続のノーログ監査
- 5アイズ非加盟国拠点(パナマ)でプライバシー最強
- ストリーミング15+ライブラリ対応(IPVanishは不安定)
- Ping値が圧倒的に低い(2ms vs 12ms)
- 料金が月額約¥120高い(2年で約¥2,880の差)
- 同時接続が10台(IPVanishは無制限)
- 月額約¥330という低価格(NordVPNより¥120安)
- 同時接続無制限(デバイス数11台以上の家庭向け)
- Schellman Complianceによる2025年のノーログ監査
- 速度がNordVPNより約30%遅い
- サーバー数がNordVPNの43%(3,200台 vs 7,400台)
- 中国ではほぼ使えない(米国本拠地、検閲回避弱い)
- ストリーミングでブロックされることが多い
- 米国拠点で5アイズ加盟、プライバシー面で不利
- 過去にユーザーログを当局に提出した事例あり(2016年)
- Ping値が高い(12ms vs 2ms)
最終結論
総合的にはNordVPNが圧倒的に上回ります。速度・セキュリティ・サーバー数・中国対応・ストリーミングのすべてで優位であり、月額¥120の差額は極めて妥当です。特に、中国出張・駐在の予定がある方、4K動画を頻繁に視聴する方、オンラインゲームをプレイする方、プライバシー保護を最優先する方には、NordVPN一択です。
IPVanishを選ぶメリットは、同時接続無制限と月額¥120の節約のみです。デバイス数が11台以上で、かつ中国での使用予定がなく、速度が中速でも許容できる場合のみ、IPVanishを選ぶ価値があります。ただし、同時接続無制限が必要な場合でも、Surfshark(月額約¥300、同時接続無制限、速度もIPVanishより高速)のほうが優れた選択肢です。正直なところ、IPVanishを選ぶべき理由はほとんどありません。
迷った場合の判断基準: デバイス数が10台以下か、中国での使用予定があるか、速度を重視するか。この3つのいずれかに当てはまる場合は、NordVPNを選んでください。すべてに当てはまらず、同時接続無制限が絶対必須の場合のみ、IPVanishを検討してください(ただしSurfsharkのほうが優れています)。
どちらのVPNも30日間の返金保証があります。まずは実際に契約して試し、速度や使い勝手を確認してから判断するのが最も確実です。リスクゼロで試せますので、迷ったらまずNordVPNを契約して体験してみてください。
他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。ExpressVPN、Surfshark、ProtonVPN等のトップクラスVPNとの比較もご覧ください。コスパ重視の方は安いVPNランキングをご確認ください。
