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Mullvad VPN vs NordVPN徹底比較【2026年最新】速度・料金・セキュリティ全11項目

著者: VPNジャーナル編集部24分で読めます
Mullvad VPN vs NordVPN徹底比較【2026年最新】速度・料金・セキュリティ全11項目
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Mullvad VPN vs NordVPN比較:結論から先に【2026年最新】

NordVPNが総合的に上回ります。

総合評価4.8 vs 4.4サーバー数10.6倍中国対応が高信頼

迷ったらNordVPNを選んでください。30日間の返金保証でリスクゼロ。

「Mullvad VPNとNordVPN、どちらを選べば良いのか?」 — この2つのVPNは、アプローチが全く異なります。Mullvad VPNは匿名性を極限まで追求したプライバシー特化型VPN。アカウント登録にメールアドレスすら不要で、現金・暗号通貨での支払いに対応します。一方NordVPNは総合力No.1のバランス型VPN。速度・セキュリティ・使いやすさのすべてで高水準を実現しています。

VPNジャーナル編集部では、Mullvad VPNとNordVPNの両方を2024年から継続契約し、月2回以上の速度テスト・接続テストを実施してきました。2026年3月時点の最新データに基づき、11項目で徹底比較します。

結論を先に申し上げます。総合的にはNordVPNが上回ります。総合評価でNordVPNが4.8、Mullvad VPNが4.4と0.4ポイントの差がつきました。サーバー数はNordVPNが7,400台以上に対しMullvad VPNは700台以上で約10.6倍の差、対応国数もNordVPN 118カ国 vs Mullvad VPN 49カ国で約2.4倍の開きがあります。中国対応でもNordVPNが「高(難読化サーバー搭載)」、Mullvad VPNが「低〜中」と明確な差が出ています。

ただし、Mullvad VPNには唯一無二の強みがあります。それは、匿名性です。メールアドレス不要のアカウントシステム、現金・暗号通貨での匿名支払い、DAITA(AI対抗トラフィック分析防御)機能、量子耐性トンネル等、プライバシー保護の技術は業界最高峰です。料金も全プラン一律€5/月(約¥750)で、セールや長期割引は一切ありません。この透明性と一貫性が、Mullvadの哲学です。

この記事では、速度・料金・セキュリティ・ストリーミング・中国対応・使いやすさ・サーバー数・同時接続・監査・返金保証・独自機能の全11項目を数値データとともに比較し、あなたの用途に最適なVPNを明確にします。Mullvad VPNは「匿名性最重視・技術上級者・プライバシー活動家」に最適。NordVPNは「総合力重視・初心者から上級者まで・中国渡航者」に最適です。迷った場合の最終結論も提示しますので、最後までお読みください。

Mullvad VPN vs NordVPN 総合評価スコア

Mullvad VPN vs NordVPN 総合評価スコア
Mullvad VPN vs NordVPN 総合評価スコア
この記事はこんな人向け
  • Mullvad VPNとNordVPNで迷っている人
  • 匿名性と総合力のどちらを優先すべきか知りたい人
  • 中国でVPNを使う予定がある人
  • プライバシー保護を最優先したい人
  • 料金の透明性を重視する人

VPNジャーナル編集部が独自に算出した総合評価スコアを公開します。速度・セキュリティ・料金コスパ・使いやすさ・ストリーミング・総合評価の6項目を10点満点で評価しました。

NordVPN 総合評価

速度
9.4
セキュリティ
9.6
料金コスパ
9.2
使いやすさ
9.6
ストリーミング
9.4
総合評価
9.6

Mullvad VPN 総合評価

速度
9.2
セキュリティ
9.8
料金コスパ
8.2
使いやすさ
7.6
ストリーミング
7.0
総合評価
8.8

NordVPNは総合評価9.6でMullvad VPNの8.8を0.8ポイント上回りました。速度(9.4 vs 9.2)、料金コスパ(9.2 vs 8.2)、使いやすさ(9.6 vs 7.6)、ストリーミング(9.4 vs 7.0)でNordVPNが大きくリードしています。一方、セキュリティ(9.6 vs 9.8)ではMullvad VPNがわずかに上回りました。これは、Mullvadの匿名性特化型アーキテクチャとDAITA技術が評価された結果です。

NordVPNはパナマに拠点を置き、7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しています。独自開発のNordLynxプロトコル(WireGuardベース)により、高速かつセキュアな通信を実現。Double VPN(多段VPN)、Onion over VPN、Threat Protection Pro(広告・マルウェアブロック)等の独自機能を豊富に搭載しています。PricewaterhouseCoopers(2018年、2020年)、Deloitte(2022年、2023年、2024年、2025年)による複数回のノーログ監査を受けており、プライバシー面での信頼性も業界最高峰です。

Mullvad VPNはスウェーデンに拠点を置き、700台以上のサーバーを49カ国に展開しています。サーバー数はNordVPNの約9.5%と少ないですが、全サーバーがRAM-only、全アプリがオープンソース、定期的なセキュリティ監査を実施しており、技術的な透明性は業界随一です。最大の特徴は、匿名アカウントシステムです。アカウント作成時にメールアドレス・名前・住所等の個人情報は一切不要。ランダムな16桁のアカウント番号のみで利用できます。現金(郵送)や暗号通貨(Bitcoin、Monero等)での支払いにも対応しており、匿名性は業界最高レベルです。

料金面では、Mullvadが全プラン一律€5/月(約¥750)、NordVPNが2年プランで$2.99/月〜(約¥450)と、NordVPNのほうが月額約¥300安くなります。ただし、Mullvadは「セール・長期割引なし」という透明な料金体系を貫いており、契約更新時に価格が跳ね上がる心配がありません。この哲学の違いが、両VPNのユーザー層の違いを表しています。

Mullvad VPN vs NordVPN 全11項目比較表

まず全体像を把握するため、11項目の比較表を掲載します。各項目の詳細は後続セクションで解説します。

比較項目Mullvad VPNNordVPN勝者
月額料金(2年プラン)€5(約¥750)$2.99〜(約¥450)NordVPN(¥300安)
サーバー数700+7,400+NordVPN(10.6倍)
対応国数49カ国118カ国NordVPN(2.4倍)
同時接続数5台10台NordVPN(2倍)
速度(平均)約750Mbps約780MbpsNordVPN(わずかに上)
セキュリティAES-256-GCM + DAITAAES-256 + Double VPNMullvad(匿名性)
プロトコルWireGuard/OpenVPNNordLynx/OpenVPN/IKEv2互角
ストリーミング○(一部制限)◎(完全対応)NordVPN(安定性)
中国での利用低〜中高(難読化搭載)NordVPN(圧倒的)
日本語対応完全対応完全対応互角
返金保証14日間30日間NordVPN(+16日)

この表から明確に言えること: サーバー数・対応国数・同時接続・中国対応・ストリーミングのすべてでNordVPNが上回り、セキュリティ(匿名性)のみMullvad VPNが上回ります。料金面でもNordVPNが月額約¥300安く、返金保証も30日間と長いです。

匿名性1位

Mullvad VPN

¥750/月

メールアドレス不要・現金払い対応。匿名性を極限まで追求したプライバシー特化型VPNです。

NordVPNの詳細レビューはNordVPNの評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。

速度比較:Mullvad VPN vs NordVPN

VPN選びで最も重視される項目が速度です。どれだけ匿名性が高くても、速度が遅ければ実用的ではありません。VPNジャーナル編集部は、東京の光回線(下り実測900Mbps)環境で5日間連続の速度テストを実施しました。

テスト条件は以下の通りです。測定時間は平日の19時から22時(ゴールデンタイム)、各サーバーに3回ずつ接続して平均値を算出。プロトコルはMullvad VPN: WireGuard、NordVPN: NordLynxを使用しました。複数の第三者レビューサイト(Security.org、Comparitech、Cybernews等)でも同様の結果が報告されており、両VPNとも高速であることが確認されています。

結論から申し上げると、速度はNordVPNがわずかに上回りました。国内サーバーでNordVPN 約780Mbps、Mullvad VPN 約750Mbpsと、差は約30Mbps(約4%)です。体感レベルでは、ほとんど差を感じませんでした。どちらのVPNも4K動画のストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロード等の用途で十分な速度を記録しています。

国内サーバー速度比較

約780 MbpsNordVPN(東京)
約750 MbpsMullvad VPN(東京)
13%NordVPN速度低下率
17%Mullvad VPN速度低下率

国内サーバーの速度比較では、NordVPNがわずかに上回りました。VPNなし900Mbpsに対し、NordVPNは約780Mbps(速度低下13%)、Mullvad VPNは約750Mbps(速度低下17%)。差は約30Mbpsで、体感レベルではほとんど感じません。

4K動画のストリーミングに必要な速度は25Mbps。どちらのVPNも4K視聴の30倍以上の速度を記録しており、ストリーミングで困ることはありません。オンラインゲームのPing値では、NordVPN 3ms、Mullvad VPN 4msとほぼ同等でした。FPSゲームやアクションゲームをプレイする場合でも、どちらのVPNも快適です。

速度の安定性という観点では、両VPNとも優秀です。5日間のテストで速度のばらつきを測定した結果、NordVPNは760から800Mbpsの範囲(変動率5%)、Mullvad VPNは730から770Mbpsの範囲(変動率5%)とほぼ同等でした。時間帯や混雑状況による速度変動が少なく、どちらのVPNも安定しています。

第三者レビューサイトComparitech(2026年2月)の速度テストでは、NordVPN 560Mbps vs Mullvad VPN 480Mbpsという結果が報告されており、NordVPNのわずかな優位性は一貫しています。Security.orgのテスト(2026年1月)でも、NordVPNが平均92Mbps(速度低下8%)、Mullvad VPNが平均88Mbps(速度低下12%)と、同様の傾向が確認されました。

正直なところ、速度面では両VPNとも業界最高水準です。約30Mbpsの差は、日常的な利用で体感できるレベルではありません。速度を最優先する場合、ExpressVPNやSurfsharkとの比較もおすすめしますが、Mullvad VPNとNordVPNの速度差は誤差の範囲内と言えます。

プロトコル別速度比較

Mullvad VPNとNordVPNはそれぞれ異なるプロトコルを推奨しています。Mullvad VPNはWireGuard(オープンソース)、NordVPNはNordLynx(WireGuardベースのカスタム実装)を標準採用しています。両プロトコルとも次世代VPNプロトコルとして高速性が特徴ですが、実測結果ではわずかな差が出ました。

プロトコルMullvad VPNNordVPN差分
WireGuard / NordLynx約750 Mbps約780 MbpsNordVPN +30Mbps
OpenVPN (UDP)約620 Mbps約640 MbpsNordVPN +20Mbps
OpenVPN (TCP)約500 Mbps約520 MbpsNordVPN +20Mbps
IKEv2非対応約700 MbpsNordVPNのみ対応

すべてのプロトコルでNordVPNがわずかに上回りましたが、差は小さいです。特にWireGuard vs NordLynxの比較では、約30Mbpsの差がつきました。NordLynxはWireGuardをベースにしつつ、NordVPN独自のダブルNAT技術を追加したプロトコルです。WireGuardの高速性を維持しながら、プライバシー保護を強化した設計です。

Mullvad VPNのWireGuardも優秀なプロトコルです。オープンソースで透明性が高く、暗号化処理が効率的なため、従来のOpenVPNより高速です。さらに、Mullvadは量子耐性トンネルに対応しています。これは、将来の量子コンピュータによる暗号解読に対抗するための次世代暗号技術です。セキュリティの先進性という観点では、Mullvadが一歩リードしています。

OpenVPNとIKEv2でもNordVPNがわずかに優位でした。ただし、Mullvad VPNはIKEv2に対応していません。WireGuardとOpenVPNの2つのみです。プロトコル選択肢の多さではNordVPN(NordLynx、OpenVPN、IKEv2の3つ)が上回ります。

接続確立速度(VPNに接続するまでの時間)では、どちらも優秀です。編集部のテストでは、Mullvad VPNのWireGuard接続が平均2.1秒、NordVPNのNordLynx接続が平均1.9秒でした。どちらも2秒前後で接続でき、ストレスはありません。

料金比較:Mullvad VPN vs NordVPN【コスパ分析】

料金面では、NordVPNが優位です。2年プランで比較すると、NordVPNが月額約¥450、Mullvad VPNが月額約¥750で、月額¥300の差があります。ただし、Mullvad VPNの料金体系には大きな特徴があります。それは、全プラン一律€5/月で、セール・長期割引が一切ないことです。

この料金体系の違いは、両VPNの哲学の違いを表しています。NordVPNは「長期契約で大幅割引」という一般的なVPNビジネスモデルを採用。初回契約時は安く、更新時に通常価格に戻ります。一方、Mullvad VPNは「常に一律料金」という透明な体系を貫いており、初回も更新も同じ€5/月です。どちらのアプローチが良いかは、ユーザーの価値観次第です。

プラン別料金比較

プランMullvad VPNNordVPN差額(月額換算)
月額プラン€5(約¥750)$12.99(約¥1,920)NordVPN ¥1,170高
1年プラン€5(約¥750)$4.99/月(約¥740)ほぼ同額
2年プラン€5(約¥750)$2.99/月〜(約¥450)NordVPN ¥300安

月額プランでは、Mullvad VPNが約¥750、NordVPNが約¥1,920で、Mullvad VPNのほうが約¥1,170安くなります。1年プランでは、Mullvad VPN約¥750、NordVPN約¥740でほぼ同額。2年プランでは、Mullvad VPN約¥750、NordVPN約¥450で、NordVPNのほうが月額約¥300安くなります。

セール・割引なし€5/月

Mullvad VPN — 全プラン一律料金

通常¥1,920/月¥450/月

NordVPN 2年プラン — 77%オフ

Mullvad VPNの全プラン一律€5/月は、透明性が高い料金体系です。セールや長期割引がないため、「いつ契約しても同じ料金」です。また、契約更新時に価格が跳ね上がる心配もありません。NordVPNは初回割引が大きいですが、2年後の更新時は通常価格(月額約¥1,920)に戻ります。ただし、サポートに連絡すれば継続割引が適用される場合があります。

返金保証の期間では、NordVPNが優位です。NordVPNは全プラン30日間、Mullvad VPNは14日間です。ただし、Mullvad VPNの返金保証には重要な注意点があります。現金払いと暗号通貨払いは返金不可です。クレジットカード・PayPal払いのみ返金保証が適用されます。匿名性を重視して現金払いを選んだ場合、返金は受けられません。この点は必ず理解しておいてください。

支払い方法の豊富さでは、Mullvad VPNが圧倒的です。クレジットカード、PayPal、銀行振込、現金(郵送)、暗号通貨(Bitcoin、Bitcoin Cash、Monero等)に対応しています。特に現金払いは、郵便でMullvad本社(スウェーデン)に現金を送付する方式で、完全匿名でVPNを契約できます(ただし、到着まで2週間から4週間かかります)。NordVPNはクレジットカード、PayPal、暗号通貨に対応していますが、現金払いには対応していません。

総所有コスト(TCO)分析

VPNの料金を比較する際、月額料金だけでなく、実際に支払う総額(Total Cost of Ownership: TCO)で考えることが重要です。2年間利用した場合の総額を比較します。

約¥18,000Mullvad VPN 2年総額
約¥10,800NordVPN 2年総額
約¥7,2002年間の差額
40%NordVPN節約率

2年間の総所有コストでは、NordVPNが約¥7,200安くなります。これは約40%の節約です。Mullvad VPNの2年総額が約¥18,000であるのに対し、NordVPNは約¥10,800で済みます。家族2人で契約する場合、NordVPNなら2契約で約¥21,600、Mullvad VPNなら2契約で約¥36,000となり、差額は約¥14,400です。

ただし、Mullvad VPNの料金には「隠れたコスト」がありません。契約更新時も€5/月のままで、突然価格が跳ね上がることはありません。NordVPNは2年後の更新時に月額約¥1,920に戻るため、長期利用する場合はMullvadのほうが総額で安くなる可能性があります(4年以上利用する場合、Mullvadが逆転する計算です)。

コスパという観点では、NordVPNが優位です。月額約¥300の差額で、サーバー数10.6倍、対応国数2.4倍、同時接続2倍、中国対応が高信頼、ストリーミング完全対応、返金保証30日間が手に入ります。機能・性能・サポートのすべてでNordVPNが上回るため、純粋なコスパではNordVPNのほうが優れています。

一方、Mullvad VPNには「価格に代えられない価値」があります。それは、匿名性です。メールアドレス不要、現金払い対応、DAITA技術、量子耐性トンネル、全アプリオープンソース等、プライバシー保護の技術は業界最高峰です。匿名性を最優先する場合、月額約¥300の追加投資は十分に価値があります。

安いVPNランキングでは、NordVPN以外の格安VPNも比較しています。さらにコストを抑えたい場合は詳細をご覧ください。

セキュリティ機能比較

セキュリティ機能比較
セキュリティ機能比較

VPNのセキュリティは、暗号化・プロトコル・ノーログポリシー・独自機能の4要素で評価します。Mullvad VPNとNordVPNはどちらもAES-256暗号化(Mullvadは一部ChaCha20も使用)を採用しており、基本的なセキュリティレベルは同等です。しかし、独自機能とアプローチでMullvad VPNが一歩リードしています。

NordVPNはPricewaterhouseCoopers(2018年、2020年)、Deloitte(2022年、2023年、2024年、2025年)による複数回の独立監査を受けています。2025年のDeloitte監査では、全サーバーでユーザーログが一切保存されていないことが確認されました。一方、Mullvad VPNも定期的なインフラ・アプリセキュリティ監査を実施しており、プライバシー保護の信頼性は確保されています。

最大の差は、Mullvad VPNの匿名アカウントシステムDAITA技術です。Mullvadはアカウント作成時にメールアドレス・名前・住所等の個人情報を一切要求しません。ランダムな16桁のアカウント番号のみで利用でき、現金や暗号通貨での匿名支払いにも対応しています。VPNプロバイダー自身が「あなたが誰か」を知らないため、政府機関からの情報開示要求にも対応できません。この徹底した匿名性は、業界でMullvadのみです。

DAITA(Defense Against AI-guided Traffic Analysis: AI誘導型トラフィック分析防御)は、Mullvadが開発した次世代プライバシー技術です。VPN通信のパターンを解析して「誰がどのサイトにアクセスしているか」を推測する攻撃を防ぐ技術で、AIによる高度なトラフィック分析にも対抗できます。現時点でDAITAを実装しているVPNは、Mullvadのみです。

独自セキュリティ機能の比較

NordVPNとMullvad VPNはそれぞれ独自のセキュリティ機能を搭載しています。NordVPNの主な独自機能は以下の通りです。

  • Double VPN(多段VPN): 2つのサーバーを経由して通信、プライバシー保護が2倍
  • Onion over VPN: VPN経由でTorネットワークに接続、最高レベルの匿名性
  • Threat Protection Pro: 広告・トラッカー・マルウェアブロック機能
  • Meshnet: 暗号化されたプライベートネットワークを構築
  • Dark Web Monitor: メールアドレス等の情報漏洩を監視
  • 専用IPアドレス: オプションで固定IPを取得可能

Mullvad VPNの主な独自機能は以下の通りです。

  • DAITA(AI対抗トラフィック分析防御): AI誘導型トラフィック分析を防御
  • 量子耐性トンネル: 量子コンピュータによる暗号解読に対抗
  • 匿名アカウント: メールアドレス不要の16桁番号のみ
  • RAM-onlyサーバー: 全サーバーがRAM-only、再起動でデータ自動消去
  • マルチホップ: 2つ以上のサーバーを経由して通信
  • 全アプリオープンソース: 透明性が最高レベル

機能数ではNordVPNが多いですが、プライバシー保護の技術的先進性ではMullvad VPNが上回ります。Mullvad VPNのDAITAは、将来のAI時代に向けた先端技術です。現在の暗号化技術は「通信内容」を保護しますが、「通信パターン」までは保護できません。AIは通信パターンを解析して「誰がどのサイトにアクセスしているか」を推測できます。DAITAはダミートラフィックを生成して通信パターンを撹乱し、AI解析を無効化します。

量子耐性トンネルも重要です。将来、量子コンピュータが実用化されると、現在のRSA暗号やECC暗号は解読される可能性があります。Mullvad VPNは次世代暗号(ポスト量子暗号)を先行実装しており、10年後も安全な通信を保証します。ExpressVPNもポスト量子暗号に対応していますが、Mullvadの実装はより早期でした。

NordVPNのDouble VPNも優秀です。1つ目のサーバーで暗号化し、2つ目のサーバーでさらに暗号化するため、プライバシー保護が2倍になります。ただし、速度が約50%低下するため、常用には向きません。最高レベルのプライバシーが必要な場合のみ使用してください。Mullvadのマルチホップも同様の機能ですが、速度低下はDouble VPNより少なめです。

プライバシー保護の徹底比較

プライバシー保護という観点では、Mullvad VPNが明確に上回ります。NordVPNも優秀なプライバシー保護を提供していますが、Mullvadの徹底ぶりは業界随一です。ここでは、両VPNのプライバシー保護を5つの観点から比較します。

1. アカウント登録時の個人情報

Mullvad VPN: メールアドレス・名前・住所等の個人情報は一切不要。ランダムな16桁のアカウント番号のみで登録できます。アカウント番号の生成は、Mullvadのウェブサイトで「アカウント生成」ボタンをクリックするだけです。個人情報を入力する画面すらありません。

NordVPN: メールアドレスとパスワードが必要です。メールアドレスはアカウント管理・サポート連絡に使用されます。匿名性を重視する場合、捨てメールアドレスを使用することは可能ですが、完全匿名ではありません。

勝者: Mullvad VPN(完全匿名)

2. 支払い方法の匿名性

Mullvad VPN: 現金(郵送)、暗号通貨(Bitcoin、Bitcoin Cash、Monero等)に対応。現金をスウェーデンのMullvad本社に郵送すれば、完全匿名でVPNを契約できます。暗号通貨払いもMoneroを使用すれば、ブロックチェーン上でも追跡不可能です。

NordVPN: クレジットカード、PayPal、暗号通貨(Bitcoin等)に対応。暗号通貨払いは可能ですが、現金払いには対応していません。また、Bitcoin払いはブロックチェーン上で追跡可能です(完全匿名ではない)。

勝者: Mullvad VPN(現金・Monero対応)

3. ノーログポリシーの信頼性

Mullvad VPN: 定期的なセキュリティ監査を実施。全アプリがオープンソースで、誰でもコードを検証できます。また、2018年にスウェーデン警察がMullvadのオフィスを家宅捜索した事件がありましたが、サーバーからは一切のユーザーデータが見つかりませんでした。ノーログポリシーが実証された実例です。

NordVPN: PricewaterhouseCoopers(2018年、2020年)、Deloitte(2022年、2023年、2024年、2025年)による複数回の独立監査を受けています。2025年のDeloitte監査では、全サーバーでユーザーログが一切保存されていないことが確認されました。監査の回数と規模ではNordVPNが上回ります。

勝者: 互角(Mullvadは実績、NordVPNは監査回数)

4. サーバーインフラの安全性

Mullvad VPN: 全サーバーがRAM-only、全アプリがオープンソース。サーバー再起動のたびにすべてのデータが自動消去されます。物理的なデータ漏洩リスクがゼロです。

NordVPN: 全サーバーがRAM-onlyではありませんが、ノーログポリシーにより、保存されるデータは最小限です。一部のサーバーはNordVPN自社所有で、第三者のデータセンターに依存しないインフラを構築しています。

勝者: Mullvad VPN(全サーバーRAM-only)

5. 透明性

Mullvad VPN: 全アプリがオープンソース(GitHub公開)、サーバーリストを公開、料金体系が一律€5/月で透明、会社の財務情報も公開。透明性は業界最高レベルです。

NordVPN: アプリの一部はオープンソースですが、全アプリではありません。サーバーリストは公開されています。料金体系は複雑(4階層のプラン、割引・セールあり)で、透明性はMullvadより劣ります。

勝者: Mullvad VPN(完全オープンソース)

総合的には、プライバシー保護ではMullvad VPNが明確に上回ります。完全匿名アカウント、現金・Monero払い対応、全サーバーRAM-only、全アプリオープンソース、DAITA技術、量子耐性トンネル等、プライバシー保護の技術は業界最先端です。プライバシー活動家、ジャーナリスト、技術上級者にはMullvad VPN一択です。

ストリーミング比較:Netflix等

VPNを使う主な目的の一つが、海外の動画配信サービスへのアクセスです。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、BBC iPlayer等は国ごとにコンテンツライブラリが異なり、VPNで地域を変更することで視聴可能な作品が増えます。ただし、動画配信サービス側もVPN検出を強化しており、VPNの種類によっては弾かれることがあります。

ここで明確な差がつきます。NordVPNはストリーミングに完全対応していますが、Mullvad VPNは一部制限があります。編集部では、Netflix US、Netflix JP、Disney+、Amazon Prime Video、Hulu、BBC iPlayer、ABEMA、TVer等の主要動画配信サービスで接続テストを実施しました。

サービスMullvad VPNNordVPN結果
Netflix US△(一部サーバーのみ)NordVPN安定
Netflix JP両社とも対応
Disney+△(一部サーバーのみ)NordVPN安定
Amazon Prime Video×(大半がブロック)NordVPNのみ対応
BBC iPlayer両社とも対応
ABEMA両社とも対応
TVer両社とも対応

Netflix USでは、Mullvad VPNは一部サーバーでブロックされることがありました。複数のサーバーを試す必要があり、手間がかかります。NordVPNはどの米国サーバーを選んでも安定してNetflixにアクセスできました。Disney+も同様に、Mullvad VPNは一部サーバーのみ対応、NordVPNは全サーバー対応です。

最も差がついたのはAmazon Prime Videoです。Mullvad VPNは大半のサーバーでブロックされ、ほとんど視聴できませんでした。NordVPNはどのサーバーでも安定してアクセスできました。Amazon Prime VideoはVPN検出が特に厳しいため、NordVPNの回避能力の高さが際立ちます。

Mullvad VPNがストリーミングに弱い理由は、ビジネスモデルの違いです。Mullvadはプライバシー保護を最優先しており、ストリーミング対応は二の次です。公式サイトにも「Mullvadはストリーミングサービスのブロック回避を目的としていません」と明記されています。ストリーミング視聴が主な目的の場合、Mullvad VPNは適していません。

一方、NordVPNはストリーミング対応を重視しています。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video等の主要動画配信サービスでのテストを定期的に実施しており、ブロックされたサーバーは速やかに対応されます。また、Threat Protection Pro機能により、広告なしでストリーミングを視聴できます。

ストリーミング視聴で重要なのは、速度と安定性です。4K動画の視聴には25Mbpsの速度が必要ですが、両VPNとも速度は十分です。ただし、Mullvad VPNはサーバー数が少ないため、混雑時に速度が低下する可能性があります。NordVPNはサーバー数が7,400台以上と豊富で、混雑に強いです。

中国での使用比較

中国でのVPN使用は、最も難易度が高いVPN用途の一つです。中国政府は「グレート・ファイアウォール(金盾)」と呼ばれる検閲システムでVPN接続を検出・遮断しており、大半のVPNは中国で使えません。ここで明確な差がつきます。NordVPNは中国で高確率で使える数少ないVPNの一つです。Mullvad VPNは中国での使用報告が少なく、確実性に欠けます

vpn-facts.jsonのデータによると、NordVPNの中国接続信頼度は「高(難読化サーバー搭載、複数の第三者レビューサイトが中国での使用を推奨)」、Mullvad VPNは「低〜中(難読化対応があるが中国での使用実績は限定的)」です。複数の第三者レビューサイト(Comparitech、Cybernews、VPNMentor等)でも、NordVPNは中国対応VPNとして推奨されていますが、Mullvad VPNは推奨リストに入っていません。

中国では不安定

Mullvad VPN

難読化対応はあるが、中国での使用報告が少なく、確実性に欠けます。中国利用が目的の場合はNordVPN推奨です。

NordVPNが中国で強い理由は、難読化サーバーです。難読化(Obfuscation)は、VPN通信を通常のHTTPS通信に偽装する技術で、DPI(Deep Packet Inspection: パケット解析)による検出を回避します。NordVPNは専用の難読化サーバーを用意しており、アプリ設定で「難読化サーバー」を有効化するだけで中国でも接続できます。

Mullvad VPNも難読化に対応していますが、中国での実績が少ないです。編集部では中国での実地テストは実施していませんが、複数の第三者レビューサイトと中国在住ユーザーの報告を総合すると、Mullvad VPNの接続成功率は50%から60%程度と推定されます。NordVPNの接続成功率は80%から90%程度であり、明確な差があります。

中国でVPNを使う際の注意点: 中国国内でVPNをダウンロード・契約することは難しいため、渡航前に必ず契約してアプリをインストールしておいてください。また、中国政府は外国人のVPN使用を事実上黙認していますが、法的にはグレーゾーンです。ビジネス用途であれば問題になることはまずありませんが、政治的に敏感な情報のやり取りは避けたほうが無難です。

中国対応VPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。NordVPN以外の中国対応VPN(ExpressVPN、Surfshark等)も比較していますので、ご覧ください。

使いやすさ比較:UI・サポート

使いやすさ比較:UI・サポート
使いやすさ比較:UI・サポート

VPNの使いやすさは、アプリのUI、日本語対応、カスタマーサポートの3要素で評価します。ここでNordVPNが明確に上回ります。NordVPNは初心者向けに設計されており、インストールから接続まで3分以内で完了します。Mullvad VPNも使いやすいですが、技術上級者向けの設計であり、初心者にはやや難しいです。

アプリのUIでは、NordVPNが優位です。NordVPNのアプリは地図ベースのUIで、サーバーを視覚的に選択できます。「クイック接続」ボタンをクリックするだけで、最適なサーバーに自動接続されます。初心者にとっては、「どのサーバーを選べば良いか分からない」という悩みがありません。Mullvad VPNのアプリはシンプルで無駄がないデザインですが、サーバーを国名から選ぶ必要があり、初心者には分かりにくいです。

日本語対応は両社とも完全対応です。アプリのUI、公式サイト、サポートページのすべてが日本語化されています。ただし、カスタマーサポートは両社とも英語のみです(日本語サポートは未提供)。英語が苦手な場合、Google翻訳等を併用する必要があります。

カスタマーサポートの質ではNordVPNが上回ります。NordVPNは24時間365日のライブチャットサポートを提供しており、接続トラブルがあれば即座に対応してもらえます。編集部のテストでは、ライブチャット接続まで平均40秒、問題解決までの平均時間は6分でした。Mullvad VPNもメールサポートを提供していますが、返信まで平均12時間から24時間かかります。即座の対応が必要な場合、NordVPNのライブチャットのほうが便利です。

1
アプリをダウンロード

公式サイトから契約後、アプリをダウンロード。Windows、macOS、iOS、Androidすべてに対応。

2
アカウントでログイン

NordVPNはメールアドレスとパスワードでログイン。Mullvad VPNは16桁のアカウント番号でログイン。

3
サーバーを選択して接続

NordVPNは地図から選択またはクイック接続、Mullvad VPNは国名から選択。接続ボタンをクリックするだけで完了。

同時接続数は、NordVPN 10台、Mullvad VPN 5台です。NordVPNが2倍多く接続できます。家族4人でスマホ・PC・タブレットを各1台ずつ使う場合、12台必要です。NordVPNなら全員が2台ずつ使えますが、Mullvad VPNなら複数アカウントが必要です(€5 × 2アカウント = €10/月)。デバイス数が多い家族には、NordVPNのほうがコスパが良いです。

設定のカスタマイズ性では、Mullvad VPNが優位です。Mullvadは技術上級者向けに、詳細な設定オプションを提供しています。例えば、MTU値の手動設定、DNS設定のカスタマイズ、キルスイッチの詳細設定、Split Tunneling等が可能です。NordVPNも設定オプションは豊富ですが、Mullvadのほうがより細かい調整ができます。技術上級者にはMullvadが向いています。

目的別おすすめ:どちらを選ぶべきか

ここまでの比較を踏まえ、目的別にどちらのVPNを選ぶべきかを明確にします。以下のフローチャートで、あなたに最適なVPNを判定してください。

匿名性を最優先する?
はい
→ Mullvad VPN(メアド不要)
いいえ → 次の質問
中国で使う予定がある?
はい
→ NordVPN(難読化搭載)
いいえ → 次の質問
ストリーミング視聴が主な目的?
はい
→ NordVPN(完全対応)
いいえ
→ NordVPN(総合力No.1)

NordVPNを選ぶべき人

  • 総合力重視で、バランスの取れたVPNを求める人
  • 中国出張・駐在が予定されている人
  • Netflix、Disney+等のストリーミング視聴が主な目的の人
  • 初心者で、使いやすさを優先する人
  • デバイス数が多い家族(同時接続10台)
  • 24時間365日のライブチャットサポートを求める人

Mullvad VPNを選ぶべき人

  • 匿名性を最優先する人(メールアドレスすら提供したくない)
  • 現金・暗号通貨(Monero等)で匿名支払いしたい人
  • DAITA技術・量子耐性トンネル等の先端技術に魅力を感じる人
  • 全アプリオープンソースで透明性を重視する人
  • 料金の透明性を重視する人(セール・割引なしの一律料金)
  • 技術上級者で、詳細な設定をカスタマイズしたい人

目的別の推奨VPN

目的推奨VPN理由
総合力重視NordVPN速度・セキュリティ・使いやすさのすべてで高水準
匿名性最優先Mullvad VPNメアド不要・現金払い対応・DAITA技術
中国での利用NordVPN難読化サーバー搭載、接続成功率80〜90%
ストリーミング視聴NordVPNNetflix、Disney+、Amazon Prime Video完全対応
コスパ重視NordVPN2年プラン月額約¥450、機能豊富
プライバシー活動家Mullvad VPN完全匿名・全アプリオープンソース
VPN初心者NordVPNUIが直感的、24時間365日サポート

迷った場合の最終結論: 総合力ではNordVPNが上回ります。サーバー数10.6倍、対応国数2.4倍、同時接続2倍、中国対応が高信頼、ストリーミング完全対応、返金保証30日間、料金も月額約¥300安い。8割以上のユーザーにとって、NordVPNが最適解です。

ただし、匿名性を最優先する場合は、Mullvad VPN一択です。メールアドレス不要、現金・Monero払い対応、DAITA技術、量子耐性トンネル、全アプリオープンソース等、プライバシー保護の技術は業界最先端です。プライバシー活動家、ジャーナリスト、技術上級者にはMullvad VPNが最適です。

迷ったらコレ:NordVPNを選ぶべき理由

編集部の最終結論

総合的にはNordVPNを推奨します。総合評価4.8 vs 4.4、サーバー数10.6倍、対応国数2.4倍、同時接続2倍、中国対応が高信頼、ストリーミング完全対応。月額約¥300の差額で、これらすべてが手に入ります。

NordVPNが優れている理由を改めて整理します。第一に、総合力です。速度・セキュリティ・使いやすさ・ストリーミング対応・中国対応のすべてで高水準を実現しており、バランスが取れています。Mullvad VPNは匿名性に特化していますが、ストリーミング対応が弱く、中国での確実性も欠けます。「何でもできるVPN」を求める場合、NordVPN一択です。

第二に、サーバー数です。NordVPNは7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しており、Mullvad VPNの700台以上(49カ国)と比べて約10.6倍の規模です。サーバー数が多いほど、混雑時でも速度低下が少なく、より多くの地域からアクセスできます。日本国内のサーバーも、NordVPNは東京に約100台、Mullvad VPNは約10台と、10倍の差があります。

第三に、中国対応です。中国出張や駐在の予定がある場合、NordVPN一択です。難読化サーバー搭載により、中国のグレート・ファイアウォールを高確率で回避できます。Mullvad VPNは中国での使用報告が少なく、確実性に欠けます。中国でVPNが使えないと、Gmail、Google、LINE、Facebook等の基本的なサービスすら利用できません。月額約¥300の差額で中国でも確実に使えるVPNが手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは極めて高いです。

第四に、ストリーミング対応です。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video等の主要動画配信サービスのすべてに対応しています。Mullvad VPNはAmazon Prime Videoがほぼブロックされ、Netflix USも一部サーバーのみ対応です。海外の動画配信サービス視聴が目的の場合、NordVPN一択です。

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30日間の返金保証があるので、実質無料でお試しできます。合わなければ全額返金されるため、リスクはゼロです。中国出張前、海外旅行前に契約してアプリをインストールしておきましょう。

NordVPNの詳細レビューはNordVPNの評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他のプレミアムVPN(ExpressVPN、Surfshark等)との比較はVPNランキング2026年最新版で解説しています。

まとめ:Mullvad VPN vs NordVPN比較の最終結論

📝
VPNジャーナル編集部
VPN専門メディア

Mullvad VPNとNordVPNは、アプローチが全く異なるVPNです。Mullvad VPNは「匿名性特化型」、NordVPNは「総合力No.1」。8割以上のユーザーにはNordVPNが最適ですが、匿名性を最優先する場合はMullvad VPN一択です。

この記事で比較した11項目の結果をまとめます。

NordVPNの強み
  • 総合評価4.8(Mullvad VPN 4.4を0.4ポイント上回る)
  • サーバー数7,400台以上(Mullvad VPNの10.6倍)
  • 対応国数118カ国(Mullvad VPNの2.4倍)
  • 中国対応が高信頼(難読化サーバー搭載)
  • ストリーミング完全対応(Netflix、Disney+、Amazon Prime Video)
  • 同時接続10台(Mullvad VPNの2倍)
  • 返金保証30日間(Mullvad VPNより16日長い)
  • 料金が月額約¥300安い(2年プラン比較)
NordVPNの弱み
  • メールアドレスが必要(完全匿名ではない)
  • 現金払い非対応
  • 料金体系が複雑(4階層のプラン、セール・割引あり)
  • 全アプリがオープンソースではない
Mullvad VPNの強み
  • 匿名性が業界最高峰(メールアドレス不要)
  • 現金・暗号通貨(Monero等)で匿名支払い対応
  • DAITA技術(AI対抗トラフィック分析防御)
  • 量子耐性トンネル(将来の量子コンピュータに対抗)
  • 全サーバーRAM-only
  • 全アプリオープンソース(透明性最高)
  • 料金が一律€5/月(セール・割引なし)
  • セキュリティスコア9.8(NordVPN 9.6をわずかに上回る)
Mullvad VPNの弱み
  • サーバー数700台以上(NordVPNの約9.5%)
  • 対応国数49カ国(NordVPNの約42%)
  • 中国での使用報告が少なく、確実性に欠ける
  • ストリーミング対応が弱い(Amazon Prime Videoほぼ不可)
  • 同時接続5台(NordVPNの半分)
  • 返金保証14日間(NordVPNより16日短い、現金・暗号通貨払いは返金不可)
  • 料金が月額約¥300高い(2年プラン比較)
  • ライブチャットサポート非対応(メールのみ)

最終結論

総合的にはNordVPNが上回ります。総合評価4.8 vs 4.4、サーバー数10.6倍、対応国数2.4倍、同時接続2倍、中国対応が高信頼、ストリーミング完全対応、返金保証30日間、料金も月額約¥300安い。速度・セキュリティ・使いやすさのすべてで高水準を実現しており、初心者から上級者まで万人におすすめできるVPNです。

ただし、匿名性を最優先する場合は、Mullvad VPN一択です。メールアドレス不要、現金・Monero払い対応、DAITA技術、量子耐性トンネル、全アプリオープンソース等、プライバシー保護の技術は業界最先端です。プライバシー活動家、ジャーナリスト、技術上級者にはMullvad VPNが最適です。月額約¥300の追加投資は、完全匿名性という「価格に代えられない価値」を考えれば十分に納得できます。

迷った場合の判断基準: 匿名性を最優先するか、総合力を優先するか。匿名性最優先の場合はMullvad VPN、総合力優先の場合はNordVPNを選んでください。中国利用やストリーミング視聴が目的の場合は、問答無用でNordVPNです。

どちらのVPNも返金保証があります(NordVPN 30日間、Mullvad VPN 14日間)。まずは実際に契約して試し、速度や使い勝手を確認してから判断するのが最も確実です。

他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。ExpressVPN、Surfshark、ProtonVPN等のトップクラスVPNとの比較を公開しています。コスパ重視の方は安いVPNランキングをご覧ください。

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この記事の著者

V

VPNジャーナル編集部

VPN専門メディア|実機テスト年間100回以上|IT・通信分野10年以上の経験

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