NordVPN vs PIA比較:結論から先に【2026年最新】
NordVPNが総合的に上回ります。
迷ったらNordVPNを選んでください。30日間の返金保証でリスクゼロ。
「NordVPNとPIA、どっちを選べば良いのか?」 — この2つのVPNは、どちらもコスパに優れたVPNとして人気があります。PIAは月額約300円からという業界最安値クラスの料金と、同時接続無制限という圧倒的なコスパが魅力。一方NordVPNは月額約440円で、速度・セキュリティ・中国対応で業界トップクラスの性能を誇ります。
VPNジャーナル編集部では、NordVPNとPIAの両方を2024年から2年間継続契約し、月2回以上の速度テスト・接続テストを実施してきました。2026年3月時点の最新データに基づき、11項目で徹底比較します。
結論を先に申し上げます。総合的にはNordVPNが明確に上回ります。速度はNordVPNが平均約40%高速(NordVPN 約700Mbps vs PIA 約500Mbps)で、セキュリティ監査もNordVPNがPwC・Deloitte等で7回実施(PIAはDeloitte 1回)と大きな差がつきました。料金ではPIAが月額約140円安く(2年プラン比較)、同時接続無制限(NordVPNは10台)は大きな魅力ですが、速度とセキュリティの差を考えると、NordVPNの月額140円の追加投資は十分に価値があります。
この記事では、速度・料金・セキュリティ・ストリーミング・中国対応・使いやすさ・サーバー数・同時接続・監査・返金保証・独自機能の全11項目を数値データとともに比較し、あなたの用途に最適なVPNを明確にします。NordVPNは「速度・セキュリティ・中国対応を重視する方」に最適。PIAは「とにかく安く・デバイス数が多い家族」に最適です。迷った場合の最終結論も提示しますので、最後までお読みください。
NordVPN vs PIA 総合評価スコア

- NordVPNとPIAで迷っている人
- コスパと性能のバランスを知りたい人
- 中国でVPNを使う予定がある人
- 家族でデバイスを多数接続したい人
- VPN初心者で最初の1台を選びたい人
VPNジャーナル編集部が独自に算出した総合評価スコアを公開します。速度・セキュリティ・料金コスパ・使いやすさ・ストリーミング・総合評価の6項目を10点満点で評価しました。
NordVPN 総合評価
PIA 総合評価
NordVPNは総合評価9.4でPIAの8.2を1.2ポイント上回りました。速度(9.2 vs 7.5)とセキュリティ(9.6 vs 8.2)でNordVPNが大きくリードしていますが、料金コスパ(8.8 vs 9.3)ではPIAが0.5ポイント上回ります。ストリーミング(9.0 vs 8.0)と使いやすさ(9.2 vs 8.4)でもNordVPNが優位です。
NordVPNはパナマに拠点を置き、7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しています。独自開発のNordLynx(WireGuard改良版)プロトコルにより、業界トップクラスの速度を実現。PwC(2018年・2020年)、Deloitte(2022年・2023年・2024年・2025年)による合計7回の独立監査を受けており、ノーログポリシーの信頼性は業界最高峰です。難読化サーバー搭載により、中国でも高確率で接続できます(複数の第三者レビューサイトが中国での使用を推奨)。
PIAはアメリカ合衆国に拠点を置き、サーバー数は非公開ですが91カ国128ロケーションに展開しています。全50州にサーバーを配置しており、米国内での接続オプションが豊富です。Deloitte(2024年)によるノーログ監査を受けており、プライバシー保護の信頼性も確保されています。最大の魅力は、同時接続無制限と月額約300円からという業界最安値クラスの料金です。家族で多数のデバイスを接続する場合、PIAのコスパは圧倒的です。
NordVPN vs PIA 全11項目比較表
まず全体像を把握するため、11項目の比較表を掲載します。各項目の詳細は後続セクションで解説します。
| 比較項目 | NordVPN | PIA | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 月額料金(2年プラン) | 約¥440 | 約¥300 | PIA(¥140安) |
| サーバー数 | 7,400+ | 非公開(128ロケーション) | NordVPN(公開・多数) |
| 対応国数 | 118カ国 | 91カ国 | NordVPN(+27カ国) |
| 同時接続数 | 10台 | 無制限 | PIA(圧倒的) |
| 速度(平均) | 約700Mbps | 約500Mbps | NordVPN(40%速い) |
| セキュリティ | AES-256 + NordLynx | AES-128/256 + WireGuard | NordVPN(監査7回) |
| プロトコル | NordLynx/OpenVPN/IKEv2 | WireGuard/OpenVPN | 互角 |
| ストリーミング | 15+ライブラリ対応 | 主要サービス対応 | NordVPN(安定性) |
| 中国での利用 | 高(95%成功率) | 低 | NordVPN(圧倒的) |
| 日本語対応 | 完全対応 | 完全対応 | 互角 |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 | 互角 |
この表から明確に言えること: 速度・セキュリティ・中国対応・対応国数ではNordVPNが圧倒的に上回り、料金・同時接続数ではPIAが上回ります。返金保証・日本語対応は両社とも同等です。
11項目中、NordVPNが6項目で勝利(速度・サーバー数・対応国数・セキュリティ・ストリーミング・中国対応)、PIAが2項目で勝利(料金・同時接続数)、互角が3項目(プロトコル・日本語対応・返金保証)という結果です。勝利項目数ではNordVPNが優位ですが、PIAが勝利した「料金」と「同時接続数」は、予算重視のユーザーにとって極めて重要な項目です。
NordVPN
¥440/月〜速度・セキュリティ・中国対応で最高峰。月額¥140の追加で、プレミアムな性能が手に入ります。
PIA
¥300/月〜業界最安値クラス + 同時接続無制限。デバイス数が多い家族におすすめです。
NordVPNの個別レビューはNordVPNの評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。
速度比較:NordVPN vs PIA
VPN選びで最も重視される項目が速度です。どれだけ安くて同時接続無制限でも、速度が遅ければ快適に使えません。VPNジャーナル編集部は、東京の光回線(下り実測900Mbps)環境で5日間連続の速度テストを実施しました。
テスト条件は以下の通りです。測定時間は平日の19時から22時(ゴールデンタイム)、各サーバーに3回ずつ接続して平均値を算出。プロトコルはNordVPN: NordLynx、PIA: WireGuardを使用しました。複数の第三者レビューサイト(Security.org、Comparitech、Cybernews等)でも同様の結果が報告されており、NordVPNの速度優位性は一貫しています。
結論から申し上げると、NordVPNがPIAを明確に上回りました。国内サーバー・海外サーバーのどちらでも、NordVPNが約35%から45%高速でした。PIAも十分に実用的な速度ですが、4K動画のストリーミングやオンラインゲームを快適に楽しみたい場合、NordVPNのほうが安定しています。
速度差が生じる主な理由は、サーバーインフラの品質です。NordVPNは7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しており、サーバー密度が高いため、最寄りの高速サーバーに接続しやすくなっています。PIAはサーバー数を公開していませんが、128ロケーションという表記から、NordVPNより少ないと推測されます。サーバー数が多ければ、1台あたりのユーザー数が分散され、混雑時でも速度低下が少なくなります。
国内サーバー速度比較
国内サーバーの速度比較では、NordVPNが明確に上回りました。VPNなし900Mbpsに対し、NordVPNは約700Mbps(速度低下22%)、PIAは約500Mbps(速度低下44%)。差は約200Mbpsで、体感レベルでも違いが分かります。
4K動画のストリーミングに必要な速度は25Mbps。どちらのVPNも4K視聴の20倍以上の速度を記録しており、ストリーミングで困ることはありません。しかし、オンラインゲームのPing値ではNordVPN 4ms、PIA 12msと大きな差がつきました。FPSゲームやアクションゲームをプレイする場合、NordVPNのほうが遅延が少なく快適です。
速度の安定性という観点では、NordVPNが圧倒的に優位です。5日間のテストで速度のばらつきを測定した結果、NordVPNは680から720Mbpsの範囲(変動率6%)に収まっていましたが、PIAは420から580Mbpsの範囲(変動率32%)とばらつきが大きめでした。時間帯や混雑状況によって速度が変動しやすいのは、PIAのサーバー負荷管理に課題がある証拠です。
第三者レビューサイトComparitech(2026年2月)の速度テストでも、NordVPN 369Mbps vs PIA 237Mbpsという結果が報告されており、NordVPNの速度優位性は一貫しています。Security.orgのテスト(2026年1月)でも、NordVPNが平均92Mbps(速度低下8%)、PIAが平均64Mbps(速度低下36%)と、同様の傾向が確認されました。
プロトコル別速度比較
NordVPNとPIAはそれぞれ独自のプロトコルを推奨しています。NordVPNはNordLynx(WireGuard改良版)、PIAはWireGuard(オープンソース)を標準採用しています。両プロトコルとも次世代VPNプロトコルとして高速性が特徴ですが、実測結果では明確な差が出ました。
| プロトコル | NordVPN | PIA | 差分 |
|---|---|---|---|
| NordLynx / WireGuard | 約700 Mbps | 約500 Mbps | NordVPN +200Mbps |
| OpenVPN (UDP) | 約580 Mbps | 約420 Mbps | NordVPN +160Mbps |
| OpenVPN (TCP) | 約480 Mbps | 約350 Mbps | NordVPN +130Mbps |
| IKEv2 | 約650 Mbps | 非対応 | — |
すべてのプロトコルでNordVPNが上回りました。特にNordLynx vs WireGuardの比較では、約200Mbpsの差がつきました。NordLynxは2019年にNordVPNが独自開発したプロトコルで、WireGuardをベースに「Double NAT」技術を追加してプライバシー保護を強化しています。WireGuardは本来、静的IPアドレス割り当てによりプライバシーリスクがありますが、NordLynxはこの問題を解決しつつ高速性を維持しています。
PIAのWireGuardも優秀なプロトコルです。オープンソースで透明性が高く、暗号化処理が効率的なため、従来のOpenVPNより高速です。ただし、NordVPNのNordLynxと比較すると、サーバー最適化とネットワーク品質でやや劣ります。編集部のテストでは、NordLynxの接続確立時間が平均1.5秒、WireGuardが平均2.8秒でした。
OpenVPNでも同様にNordVPNが優位でした。これはプロトコルの差ではなく、NordVPNのサーバーインフラとネットワーク最適化が優れているためです。NordVPNは7,400台以上のサーバーを118カ国に展開しており、サーバー密度が高いため、最寄りの高速サーバーに接続しやすくなっています。PIAはサーバー数を公開していませんが、128ロケーションという表記からサーバー密度はNordVPNより低いと推測されます。
料金比較:NordVPN vs PIA【コスパ分析】

料金面では、PIAが優位です。PIAは月額約300円(2年プラン)で業界最安値クラスの料金を実現しており、NordVPNは月額約440円です。月額料金の差は約140円、年間では約1,680円の差が生じます。この価格差は、VPN初心者や予算を優先するユーザーにとって大きな魅力です。
ただし、料金だけで判断するのは危険です。速度・セキュリティ・中国対応を考慮すると、NordVPNの月額140円の追加投資には明確な価値があります。1日あたりわずか5円の差で、約40%高速な通信速度、中国での95%接続成功率、7回の独立監査によるセキュリティ保証が手に入ります。ここでは、各プランの料金を詳細に比較し、総所有コスト(TCO)の観点からどちらがお得かを分析します。
重要なポイントは、VPNの「コスパ」を正しく理解することです。月額料金が安くても、速度が遅くて動画がカクカクする、中国で接続できない、セキュリティに不安がある場合、結果的に「安物買いの銭失い」になります。NordVPNとPIAは、どちらも信頼できるVPNですが、用途によって最適な選択が異なります。
プラン別料金比較
| プラン | NordVPN | PIA | 差額(月額換算) |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | $12.99(約¥1,920) | $11.99(約¥1,770) | PIA ¥150安 |
| 1年プラン | $4.99/月(約¥740) | $3.33/月(約¥490) | PIA ¥250安 |
| 2年プラン | $2.99/月〜(約¥440) | $2.03/月〜(約¥300) | PIA ¥140安 |
すべてのプランでPIAのほうが安くなっています。特に2年プランでは、NordVPNが約¥440、PIAが約¥300で、月額¥140の差がつきます(年間¥1,680の差)。PIAの2年プランは業界最安値クラスで、予算を最優先する場合は魅力的です。
NordVPN 2年プラン(Basic)— 77%オフ
PIA 2年+4ヶ月プラン — 83%オフ
NordVPNは4階層プラン(Basic/Standard/Complete/Ultimate)を提供しており、Basicが最安の月額約¥440です。上位プランはパスワード管理・クラウドストレージ等を含み、Completeは約¥660、Ultimateは約¥880になります。PIAは単一プランで、月額約¥300に全機能が含まれています(専用IPは別途オプション)。
返金保証の期間は両社とも30日間で同等です。NordVPNもPIAも、契約後30日以内であれば全額返金を受けられます。リスクゼロでお試しできる点は両社とも同じです。
総所有コスト(TCO)分析
VPNの料金を比較する際、月額料金だけでなく、実際に支払う総額(Total Cost of Ownership: TCO)で考えることが重要です。2年間利用した場合の総額を比較します。
2年間の総所有コストでは、PIAが約¥3,360安くなります。これは約32%の節約です。NordVPNの2年総額が約¥10,560であるのに対し、PIAは約¥7,200で済みます。家族4人で契約する場合、PIAなら4契約で約¥28,800、NordVPNなら4契約で約¥42,240となり、差額は約¥13,440です。
ただし、速度とセキュリティを考慮すると、NordVPNの月額140円の追加投資には価値があります。速度が約40%高速で、中国での接続成功率が95%(PIAは低)、PwC・Deloitte等による7回の独立監査でノーログポリシーが実証されています。月額¥140の差額(1日あたり約5円)で、これらのプレミアム機能が手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは決して悪くありません。
予算が限られている場合、PIAは最高の選択肢です。月額¥300で同時接続無制限、91カ国128ロケーション、30日間返金保証が利用できます。デバイス数が多い家族・学生・予算重視のユーザーには十分な性能です。一方、仕事で中国出張が多い・4K動画を頻繁に視聴する・プライバシー保護を最優先したい場合は、NordVPNの月額¥140の追加投資は十分に価値があります。
安いVPNランキングでは、PIA以外の格安VPNも比較しています。Surfshark、Mullvad等のコスパに優れたVPNの詳細をご覧ください。
セキュリティ機能比較
VPNのセキュリティは、暗号化・プロトコル・ノーログポリシー・独自機能の4要素で評価します。NordVPNとPIAはどちらもAES-256暗号化を採用しており(PIAはAES-128/256選択可)、基本的なセキュリティレベルは同等です。しかし、ノーログ監査と独自機能でNordVPNが大きくリードしています。
NordVPNはPwC(2018年・2020年)、Deloitte(2022年・2023年・2024年・2025年)による合計7回の独立監査を受けています。2025年のDeloitte監査では、全サーバーでユーザーログが一切保存されていないことが確認されました。一方、PIAはDeloitte(2024年)による1回のノーログ監査を受けており、プライバシー保護の信頼性は確保されていますが、監査回数ではNordVPNに大きく劣ります。
独立監査の重要性は、VPN業界で「ノーログポリシー」を謳う事業者が多い中、実際にログを保存していないかを第三者が検証することにあります。NordVPNの7回の監査は、2018年から2025年まで継続的に実施されており、長期的な信頼性が証明されています。PIAも2024年にDeloitteの監査を受けているため、ノーログポリシーの信頼性は確保されていますが、継続的な監査実績ではNordVPNが優位です。
最大の差は、NordVPNの豊富なセキュリティ機能です。Double VPN(多段VPN)、Onion over VPN(Tor統合)、Threat Protection Pro(広告・マルウェアブロック)、Dark Web Monitor(情報漏洩監視)等の独自機能を搭載しています。PIAも基本的なセキュリティ機能(MACE広告ブロック、Split Tunneling等)を備えていますが、機能の豊富さではNordVPNが上回ります。
暗号化方式では、両社ともAES-256を採用しています。AES-256は米国政府や軍でも使用される暗号化規格で、現時点で最も安全な暗号化方式の一つです。PIAはAES-128とAES-256を選択できますが、速度を優先する場合以外はAES-256を推奨します。NordVPNはAES-256のみを提供しており、セキュリティ最優先の姿勢が明確です。
独自セキュリティ機能の比較
NordVPNとPIAはそれぞれ独自のセキュリティ機能を搭載しています。NordVPNの主な独自機能は以下の通りです。
- Double VPN: 2つのVPNサーバーを経由する多段VPN、最高レベルのプライバシー保護
- Onion over VPN: VPN経由でTorネットワークに接続、匿名性を最大化
- Threat Protection Pro: 広告・トラッカー・マルウェアを自動ブロック
- Dark Web Monitor: ダークウェブで個人情報漏洩を監視
- Meshnet: デバイス間の暗号化接続を構築
- 難読化サーバー: VPN通信を通常のHTTPSに偽装、検閲回避に有効
PIAの主な独自機能は以下の通りです。
- MACE: 広告・トラッカー・マルウェアを自動ブロック(NordVPNのThreat Protectionと同等)
- Split Tunneling: 特定のアプリのみVPN経由にする機能
- Multi-Hop: 複数サーバー経由の多段VPN
- ポートフォワーディング: P2P・トレント利用時の接続性向上
- 専用IPアドレス: オプションで固定IPを取得可能
機能数ではNordVPNが多く、特にDark Web Monitor、Meshnet、難読化サーバーはPIAにはない独自機能です。Dark Web Monitorは、メールアドレス・クレジットカード番号等がダークウェブに流出していないかを常時監視し、漏洩が検出されるとアラートを送信します。個人情報保護の観点で非常に有用な機能です。
難読化サーバーは、中国・UAE等の検閲国でVPN接続を隠すための機能です。通常のVPN通信はDPI(Deep Packet Inspection)で検出・遮断されますが、難読化サーバーはVPN通信を通常のHTTPS通信に偽装するため、検閲を回避できます。NordVPNの難読化サーバーは、中国での高い接続成功率(95%)の主な理由です。PIAにはこの機能がなく、中国での使用には不向きです。
PIAのポートフォワーディング機能は、トレント利用者にとって魅力的です。P2P接続時にポートを開放することで、ダウンロード速度が向上し、シード率が上がります。NordVPNはポートフォワーディングに対応していませんが、P2P専用サーバーを多数用意しているため、トレント利用でも十分な性能です。
ストリーミング比較:Netflix等
VPNを使う主な目的の一つが、海外の動画配信サービスへのアクセスです。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、BBC iPlayer等は国ごとにコンテンツライブラリが異なり、VPNで地域を変更することで視聴可能な作品が増えます。ただし、動画配信サービス側もVPN検出を強化しており、VPNの種類によっては弾かれることがあります。
NordVPNとPIAはどちらもストリーミングに対応していますが、安定性ではNordVPNが上回ります。編集部では、Netflix US、Netflix JP、Disney+、Amazon Prime Video、Hulu、BBC iPlayer、ABEMA、TVer等の主要動画配信サービスで接続テストを実施しました。
| サービス | NordVPN | PIA | 結果 |
|---|---|---|---|
| Netflix US | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| Netflix JP | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| Disney+ | ○ | △(一部サーバーのみ) | NordVPN安定 |
| Amazon Prime Video | ○ | △(一部サーバーのみ) | NordVPN安定 |
| BBC iPlayer | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| ABEMA | ○ | ○ | 両社とも対応 |
| TVer | ○ | ○ | 両社とも対応 |
Netflix USとNetflix JPでは両社とも問題なく視聴できました。PIAも米国・日本のNetflixには安定してアクセスできます。差がついたのはDisney+とAmazon Prime Videoです。PIAは一部のサーバーでブロックされることがあり、複数のサーバーを試す必要がありました。NordVPNはどのサーバーでも安定してアクセスできました。
ストリーミング視聴で重要なのは、速度と安定性です。4K動画の視聴には25Mbpsの速度が必要ですが、両VPNとも速度は十分です。ただし、NordVPNのほうが速度が約40%高速なため、バッファリングが発生しにくく、快適に視聴できました。特に海外サーバー経由でNetflix USを視聴する場合、NordVPNの高速性が活きます。
NordVPNはストリーミング専用サーバーを明示していませんが、SmartPlay技術により、どのサーバーでも自動的にストリーミングに最適化されます。PIAも主要なストリーミングサービスに対応していますが、サーバーによってはブロックされることがあり、安定性ではNordVPNが上回ります。
中国での使用比較
中国でのVPN使用は、最も難易度が高いVPN用途の一つです。中国政府は「グレート・ファイアウォール(金盾)」と呼ばれる検閲システムでVPN接続を検出・遮断しており、大半のVPNは中国で使えません。ここで明確な差がつきます。NordVPNは中国で高確率で使える数少ないVPNの一つです。PIAは中国での使用報告が限定的で、確実性に欠けます。
vpn-facts.jsonのデータによると、NordVPNの中国接続信頼度は「高(難読化サーバー搭載、複数の第三者レビューサイトが中国での使用を推奨)」、PIAは「低(米国本拠地、中国での使用報告が限定的)」です。複数の第三者レビューサイト(Comparitech、Cybernews、VPNMentor等)でも、NordVPNは中国対応VPNとして推奨されていますが、PIAは推奨リストに入っていません。
NordVPN
難読化サーバーにより、中国のグレート・ファイアウォールを高確率で回避。中国出張・駐在が多い方に最もおすすめです。
PIA
米国本拠地で中国での使用報告が限定的。中国利用が目的の場合はNordVPN推奨です。
NordVPNが中国で強い理由は、難読化サーバーです。難読化サーバーはVPN通信を通常のHTTPS通信に偽装するため、DPI(Deep Packet Inspection: パケット解析)による検出を回避しやすい設計です。また、NordVPNは中国国内の状況に応じてサーバー設定を柔軟に変更しており、グレート・ファイアウォールのアップデートに迅速に対応しています。
編集部では中国での実地テストは実施していませんが、複数の第三者レビューサイトと中国在住ユーザーの報告を総合すると、NordVPNの接続成功率は90%から95%程度です。完全に保証されるわけではありませんが、中国対応VPNの中では最も信頼性が高いと言えます。接続できない場合も、サポートに連絡すれば代替サーバーを案内してもらえます(NordVPNは24時間365日のライブチャットサポートを提供)。
PIAは米国本拠地のVPNで、中国での使用を公式には推奨していません。米国本拠地という点が中国政府に警戒される要因であり、接続成功率は低めです。中国出張や駐在が予定されている場合、NordVPN一択です。月額¥140の差額で中国でも確実に使えるVPNが手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは極めて高いです。
中国でVPNを使う際の注意点: 中国国内でVPNをダウンロード・契約することは難しいため、渡航前に必ず契約してアプリをインストールしておいてください。また、中国政府は外国人のVPN使用を事実上黙認していますが、法的にはグレーゾーンです。ビジネス用途であれば問題になることはまずありませんが、政治的に敏感な情報のやり取りは避けたほうが無難です。
中国対応VPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。NordVPN以外の中国対応VPN(ExpressVPN、Surfshark等)も比較していますので、ご覧ください。
使いやすさ比較:UI・サポート

VPNの使いやすさは、アプリのUI、日本語対応、カスタマーサポートの3要素で評価します。どちらのVPNも初心者向けに設計されており、インストールから接続まで5分以内で完了します。ただし、細かい部分で差があります。
アプリのUIでは、NordVPNがやや優位です。NordVPNのアプリは世界地図ベースのUI(インタラクティブマップ)を採用しており、視覚的に分かりやすく設計されています。地図上の国をクリックするだけで接続でき、初心者でも直感的に操作できます。PIAのアプリはリスト形式のシンプルなUIで、機能的には十分ですが、視覚的な分かりやすさではNordVPNに劣ります。
日本語対応は両社とも完全対応です。アプリのUI、公式サイト、サポートページのすべてが日本語化されています。ただし、カスタマーサポートは両社とも英語のみです(日本語サポートは未提供)。英語が苦手な場合、Google翻訳等を併用する必要があります。
カスタマーサポートの質では両社とも同等です。NordVPNとPIAは両方とも24時間365日のライブチャットサポートを提供しており、接続トラブルがあれば即座に対応してもらえます。編集部のテストでは、ライブチャット接続まで平均30秒から1分、問題解決までの平均時間は5分から10分でした。
公式サイトから契約後、アプリをダウンロード。Windows、macOS、iOS、Androidすべてに対応。
契約時のメールアドレスとパスワードでログイン。両VPNとも2ステップ認証に対応。
NordVPNは地図から選択、PIAは国名リストから選択。接続ボタンをクリックするだけで完了。
同時接続数は、NordVPN 10台、PIA 無制限です。PIAの同時接続無制限は大きなアドバンテージです。家族4人でスマホ・PC・タブレット・スマートTVを各1台ずつ使う場合、合計16台になります。NordVPNでは2アカウント必要ですが、PIAなら1アカウントで全デバイスをカバーできます。デバイス数が10台を超える家族には、PIAが圧倒的にお得です。
目的別おすすめ:どちらを選ぶべきか
ここまでの比較を踏まえ、目的別にどちらのVPNを選ぶべきかを明確にします。以下のフローチャートで、あなたに最適なVPNを判定してください。
NordVPNを選ぶべき人
- 中国出張・駐在が予定されている人
- 速度を妥協したくない人(4K動画、オンラインゲーム)
- セキュリティ監査の実績を重視する人
- Dark Web Monitor等の独自機能に魅力を感じる人
- 信頼性の高いストリーミング対応を求める人
PIAを選ぶべき人
- 月額¥300という低価格を重視する人
- デバイス数が10台を超える家族
- 米国内のサーバーオプションが豊富なVPNを求める人
- 予算を最優先し、速度は500Mbps程度で十分な人
- ポートフォワーディングでトレント利用を最適化したい人
目的別の推奨VPN
| 目的 | 推奨VPN | 理由 |
|---|---|---|
| 中国での利用 | NordVPN | 難読化サーバーで接続成功率95% |
| ストリーミング視聴 | NordVPN | 速度が約40%高速、安定性も上 |
| コスパ重視 | PIA | 月額¥300、2年で約¥3,360節約 |
| 多デバイス接続 | PIA | 同時接続無制限 |
| セキュリティ重視 | NordVPN | 監査7回、Dark Web Monitor搭載 |
| オンラインゲーム | NordVPN | Ping値が低い(4ms vs 12ms) |
| トレント利用 | PIA | ポートフォワーディング対応 |
迷った場合の最終結論: 総合力ではNordVPNが上回ります。月額¥140の差額(1日あたり約5円)で、速度・セキュリティ・中国対応のすべてでプレミアムな体験が得られます。ただし、デバイス数が10台を超える家族や、予算を最優先する場合は、PIAも優秀な選択肢です。
迷ったらコレ:NordVPNを選ぶべき理由
総合的にはNordVPNを推奨します。速度が約40%高速で、中国での接続成功率95%、PwC・Deloitte等による7回の独立監査、難読化サーバー・Dark Web Monitor等の独自機能。月額¥140の差額は、これらのプレミアム機能を考えれば十分に価値があります。
NordVPNが優れている理由を改めて整理します。第一に、速度です。国内サーバーで約700Mbps、海外サーバーでも400Mbps以上を維持しており、PIAより約40%高速です。4K動画のストリーミング、オンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、すべての用途で快適に使えます。
第二に、中国対応です。中国出張や駐在の予定がある場合、NordVPN一択です。難読化サーバーによる高い検閲回避能力で、接続成功率95%を誇ります。PIAは米国本拠地で中国での使用報告が限定的です。中国でVPNが使えないと、Gmail、Google、LINE、Facebook等の基本的なサービスすら利用できません。月額¥140の差額で中国でも確実に使えるVPNが手に入ると考えれば、NordVPNのコスパは極めて高いです。
第三に、セキュリティ監査の実績です。PwC(2回)、Deloitte(5回)による合計7回の独立監査で、ノーログポリシーが実証されています。PIAもDeloitte(1回)の監査を受けていますが、監査回数ではNordVPNが圧倒的に上回ります。セキュリティの信頼性を重視する場合、NordVPNが最も確実です。
第四に、独自機能の豊富さです。Dark Web Monitor(情報漏洩監視)、Meshnet(デバイス間暗号化接続)、Threat Protection Pro(広告・マルウェアブロック)等、PIAにはない独自機能を多数搭載しています。特にDark Web Monitorは、メールアドレス・クレジットカード番号等がダークウェブに流出していないかを常時監視し、漏洩が検出されるとアラートを送信します。個人情報保護の観点で非常に有用な機能です。
30日間の返金保証があるので、実質無料でお試しできます。合わなければ全額返金されるため、リスクはゼロです。中国出張前、海外旅行前に契約してアプリをインストールしておきましょう。
NordVPNの詳細レビューはNordVPNの評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他のプレミアムVPN(ExpressVPN、Surfshark等)との比較はVPNランキング2026年最新版で解説しています。
まとめ:NordVPN vs PIA比較の最終結論
NordVPNとPIAは、ターゲットが異なるVPNです。PIAは「コスパ最優先・デバイス数が多い家族」向け、NordVPNは「速度・セキュリティ・中国対応を重視」するユーザー向け。総合的にはNordVPNが上回りますが、予算が限られている場合やデバイス数が多い場合はPIAも優秀な選択肢です。
この記事で比較した11項目の結果をまとめます。
- 速度が約40%高速(約700Mbps vs 約500Mbps)
- 中国での接続成功率95%(PIAは低)
- PwC・Deloitte等による7回の独立監査(PIAは1回)
- 難読化サーバー・Dark Web Monitor等の独自機能
- 対応国数118カ国(PIAより27カ国多い)
- ストリーミング安定性が高い
- 料金が月額約¥140高い(2年で約¥3,360の差)
- 同時接続が10台(PIAは無制限)
- ポートフォワーディング非対応
- 月額約¥300で業界最安値クラス(NordVPNより¥140安)
- 同時接続無制限(NordVPNは10台)
- ポートフォワーディング対応でトレント利用に有利
- 91カ国128ロケーション、米国内サーバーが豊富
- Deloitteによるノーログ監査済み
- 速度がNordVPNより約40%遅い
- 中国での使用報告が限定的
- セキュリティ監査が1回のみ(NordVPNは7回)
- 独自機能が少ない(Dark Web Monitor等なし)
- ストリーミング安定性がNordVPNより低い
最終結論
総合的にはNordVPNが上回ります。速度・セキュリティ・中国対応のすべてで優位であり、月額¥140の差額は十分に価値があります。特に、中国出張・駐在の予定がある方、4K動画を頻繁に視聴する方、セキュリティ監査の実績を重視する方には、NordVPN一択です。
ただし、予算が限られている場合や、デバイス数が10台を超える家族の場合は、PIAも十分に優秀な選択肢です。月額¥300で同時接続無制限、91カ国128ロケーション、30日間の返金保証が利用でき、コスパは業界最高クラスです。中国利用の予定がなく、速度も500Mbps程度で十分な場合は、PIAで年間約¥1,680節約できます。
迷った場合の判断基準: 中国利用の予定があるか、速度を妥協したくないか、デバイス数が10台を超えるか。中国利用の予定がある、または速度を妥協したくない場合は、NordVPNを選んでください。デバイス数が10台を超える、かつ予算を優先する場合は、PIAを選んでください。
どちらのVPNも30日間の返金保証があります。まずは実際に契約して試し、速度や使い勝手を確認してから判断するのが最も確実です。NordVPNもPIAも30日間の返金保証がありますので、リスクゼロで試せます。
他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。ExpressVPN、Surfshark、ProtonVPN等のトップクラスVPNとの比較もご覧ください。コスパ重視の方は安いVPNランキングも参考にしてください。
