ProtonVPNの評判・口コミ:結論から先に
ProtonVPNはプライバシー重視ユーザーへのNo.1 VPNです。
ProtonVPNの評判・口コミを調べている方に向けて、公式スペックと第三者レビューを精査した2026年最新の情報をお届けします。「ProtonVPNって本当に安全なの?」「無料プランで十分?」「NordVPNと比べてどうなの?」 — こんな疑問を抱えてこのページにたどり着いた方がほとんどでしょう。VPNジャーナル編集部では、ProtonVPNの評判の根拠を公式データと第三者テスト結果で1つ1つ検証していきます。
先に結論を申し上げます。ProtonVPNはプライバシー保護を最優先するユーザーに、現在もっともおすすめできるVPNです。スイス法に守られた運営体制、全アプリのオープンソース化、Securitumによる独立監査済みノーログポリシー — この3つが他社との決定的な差別化ポイントです。同時に日本語未対応という明確な弱点もあり、総合力ではNordVPNに軍配が上がります。以下でその理由を数値と事実で詳しく解説します。
この記事では、良い評判5つ・悪い評判3つを取り上げ、それぞれを事実確認します。無料プランと有料プランの詳細比較、料金、競合3社との比較、向いている人・向いていない人の判断基準まで網羅しています。結論を急ぐ方は「迷ったらコレ」セクションまでスクロールしてください。
VPNの基礎知識はVPNとは?仕組み・メリット・使い方で解説しています。無料VPNを検討している方には無料VPNの危険性と安全に使う方法もあわせて確認してください。
ProtonVPNの総合評価スコア【編集部検証】

- ProtonVPNの評判を購入前に確認したい人
- 無料VPNを安全に使いたい人
- プライバシー保護を最重視するVPNを探している人
- NordVPNとProtonVPNのどちらにするか迷っている人
- Proton Mailなどを使っていてVPNも試したい人
ProtonVPNはセキュリティ・プライバシーの観点で業界トップです。全アプリがオープンソースでSecuritumの独立監査を受けており、スイス法による強固な法的保護まで兼ね備えています。プライバシー重視なら迷わずProtonVPNを選んでください。ただし日本語サポートが英語のみのため、その点は事前に把握しておく必要があります。
総合評価9.2は、主要VPN各社の公式スペックと第三者レビューを精査した結果です。NordVPN(9.6)には0.4ポイント届かないものの、セキュリティ・プライバシーの評価では業界最高の9.8を記録しています。ExpressVPN(9.4)との差は0.2ポイントで、プライバシー保護という一点においてはこの3社の中でProtonVPNが頭ひとつ抜けています。
スイスのPlan-les-Ouatesに本拠地を置くProton AG社が2016年に立ち上げたProtonVPNは、もともとProton Mail(世界最大の暗号化メールサービス)の開発元が手がけたVPNです。「プライバシーは基本的人権」というProton社の哲学が、VPNのアーキテクチャ設計の細部にまで反映されています。CERNの研究者たちが創業した背景から、技術的な緻密さは折り紙付きです。
セキュリティ評価9.8はProtonVPN独自の強みを正直に数値化した結果です。スイス法による法的保護・全アプリオープンソース・Securitum独立監査済みノーログという3層構造は、業界内でProtonVPNだけが実現しています。一方で使いやすさ(8.0)の評価が低いのは日本語未対応が主な理由です。英語に抵抗がない方にとってはこの差は実質的に縮まります。速度(8.7)については第三者テストデータを参照すると、日本国内向けサーバーでも安定して高速通信が確認されており、日常使用には十分な水準です。
ProtonVPNの良い評判・口コミ5選
ProtonVPNに関する良い評判・口コミを5つ厳選しました。それぞれについて、公式スペックと第三者レビューに基づいて事実確認を行います。なお、すべての評判は単なる主観的な感想ではなく、検証可能なデータに裏付けられています。
ProtonVPNの口コミ全体を見ると、肯定的な評価が否定的な評価を大きく上回ります。特にプライバシー・セキュリティを重視するユーザー層からの支持は圧倒的です。Reddit・Xなどの技術者コミュニティでは「セキュリティ意識が高いなら選択肢はProtonVPNかMullvad」という意見が多数派を占めており、その評価は2026年現在も変わっていません。IT系メディア(Tom's Guide・Ars Technica等)のレビューでもプライバシー部門のトップに位置づけられることが多く、「商業的な妥協をしない姿勢」がプロのレビュワーからも評価されています。以下で5つの評判を詳しく検証します。
評判1:スイス法に守られたプライバシー最強VPN
「スイス拠点のVPNだから安心できる」という評判を頻繁に見かけます。これは単なる印象論ではなく、法的な事実に基づいています。
スイスはEUのデータ保持指令(Data Retention Directive)の適用対象外です。つまり、EU加盟国のVPNプロバイダに課されるような「ユーザーの通信ログを一定期間保持する義務」がProtonVPNには存在しません。さらにスイス連邦法では、令状なしの大規模監視や外国の捜査機関への任意のデータ提供が法的に制限されています。
- スイス連邦法はEUデータ保持指令の適用外
- 各国政府機関からのユーザーデータ提出要求を合法的に拒否できる
- 令状なしの通信監視がスイス国内法で禁止
- スイス自体が14eyes(情報共有協定)の非加盟国
ProtonVPNはさらに一歩踏み込んでいます。全プラットフォームのアプリをオープンソースで公開しているのです。Windows・macOS・Linux・iOS・Android、すべてのアプリのソースコードがGitHubで公開されており、世界中のセキュリティ研究者が独立してコードを検証できます。「バックドアが仕込まれているかもしれない」という懸念は、オープンソース化によって実質的にゼロになります。
この点でNordVPN(一部アプリのみオープンソース)やExpressVPN(一部公開)を大きく上回ります。商業的に成功したVPNがすべてのアプリをオープンソース化するのは、ビジネスリスクを伴う決断であり、Proton社の信念の表れと言えます。
ノーログポリシーはSecuritum(ポーランドの独立セキュリティ企業)による第三者監査を受けており、「ProtonVPNが本当にユーザーの通信ログを保存していないか」が外部機関によって検証されています。実際にスイス当局からユーザー情報の提供を求められた事例でProtonVPNがログを保持していなかったことが確認されており、ノーログポリシーの実効性が実証済みです。法律・技術・透明性の3層で守られたプライバシー保護は、業界で現在もっとも信頼できるレベルです。
比較のためにNordVPNのプライバシー保護体制を確認すると、NordVPNはパナマ拠点でDeloitteによる複数回の独立監査を実施しています。プライバシー保護の信頼性は非常に高いですが、オープンソース化は一部アプリに留まっています。Mullvad VPNは匿名アカウント制(メールアドレス不要)という点でProtonVPNと異なる匿名化戦略を取っています。プライバシーを最重視するなら「ProtonVPNかMullvad」という2択になりますが、日常使いのしやすさと機能の豊富さを考慮するとProtonVPNが実用的なバランスを取っています。
評判2:無料プランが業界最高水準
「ProtonVPNの無料プランは他社と全然違う」という評判は正確です。多くのVPNが提供する無料プランは、データ容量に月数GBの制限があるか、広告が表示されるか、速度が著しく制限されるか、のいずれかです。ProtonVPNの無料プランはそのいずれにも当てはまりません。
ProtonVPN Free
$0/月通信量制限ゼロ。10カ国のサーバーを利用可能。広告表示なし。速度は有料版より低下するが日常使用には十分。WireGuardプロトコル対応
TunnelBear Free
$0/月月2GBの厳しい制限。すぐに上限に達するため日常的な使用には不向き。無料プランではサーバー国の選択不可(2025年〜)
Windscribe Free
$0/月月10GBの制限あり。メールアドレス登録で10GB利用可能。動画ストリーミングを少し見るとすぐ上限に達する
ProtonVPNの無料プランで利用できるサーバーは10カ国(米国・日本・オランダ・ルーマニア・ポーランド等)です。日本サーバーが含まれているため、日本国内でのプライバシー保護やセキュアなブラウジングに対応できます。ただしサーバーを手動選択できない自動接続方式のため、接続先の国を指定したい場合は有料プランが必要です。
無料プランの制限は2点だけです。1つ目は同時接続台数が1台であること。2つ目は有料プランより速度が低下することです。ただし基本的なセキュリティ品質は有料版と同等で、WireGuardプロトコルも無料から利用できます。
もう1つ重要な点があります。無料VPNの危険性として最も多いのが「ユーザーデータを広告企業に販売している」「マルウェアが含まれている」という問題です。しかしProtonVPNはオープンソースかつSecuritum監査済みのため、この種のリスクは実質的にゼロです。「無料なのに本当に安全」という稀有な存在です。
- データ無制限で費用ゼロ
- 広告表示・トラッキングなし
- WireGuardプロトコル対応(無料プランから)
- オープンソース+独立監査済みで安全性が保証
- 同時接続は1台のみ
- 有料版より速度が低下(ピーク時)
- サーバーの手動選択不可(10カ国の中から自動接続)
- NetShield・Secure Core・ストリーミング対応は有料限定
評判3:有料版は高速で安定している
「有料プランにしたら速度が上がった」「日常使いでは遅さをほぼ感じない」という声は有料プランを契約したユーザーからの評判です。ProtonVPNの有料プランの速度は「高速」に分類されており、第三者テストサイト(Tom's Guide、vpnMentor、Comparitech等)でも上位評価を受けています。
ProtonVPNはWireGuardプロトコルを採用しています。WireGuardは従来のOpenVPNやIKEv2と比べてコードが大幅に簡潔なため、処理オーバーヘッドが少なく高速通信に適しています。第三者テストの公開データを総合すると、ProtonVPN有料プランの速度低下率は平均して10〜15%程度に収まっており、4K動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードも快適にこなせるレベルです。
正直に申し上げると、速度だけを比較した場合、NordVPN(NordLynxプロトコル採用)やExpressVPN(Lightwayプロトコル採用)がProtonVPNをやや上回るというテスト結果が多数報告されています。ProtonVPNの速度は「速い」ですが、「最速」ではありません。速度最優先ならNordVPN、プライバシー最優先ならProtonVPN、という棲み分けが2026年時点の正確な評価です。
無料プランの速度は有料プランより明確に低下します。無料ユーザーが集中するサーバーは帯域が逼迫しやすく、夜間のピーク時には特に遅くなりがちです。日常的なウェブブラウジングやSNSの閲覧には問題ありませんが、動画ストリーミングや大容量ファイルの転送には有料プランを使ってください。
評判4:Secure Core・NetShield等の独自機能が充実
「ProtonVPNのセキュリティ機能は他のVPNと次元が違う」という評判も頷けます。特にSecure Coreはプライバシー保護において業界唯一の機能であり、通常のVPNとは根本的に異なる防御レイヤーを提供します。
Secure Core(多段VPN)は、スイス・アイスランド・スウェーデンなどプライバシー法が強固な国のサーバーを経由してから目的のサーバーに接続する仕組みです。通常のVPNが1サーバーを経由するのに対し、Secure Coreは2サーバーを経由します。出口ノードが侵害されてもユーザーの本当のIPアドレスは特定されません。ジャーナリスト・内部告発者・人権活動家に特に有効な機能で、同等の機能を持つVPNは現在ほとんど存在しません。
- Secure Core:プライバシー強国経由の多段VPN(業界唯一の実装)
- NetShield:広告・トラッカー・マルウェアをDNSレベルでブロック
- Tor over VPN:VPN経由でTorネットワークに接続(最高水準の匿名性)
- Stealthプロトコル:VPNトラフィックを偽装する難読化機能
- Kill Switch:VPN接続が切れた際に通信を自動遮断してIPアドレス漏洩を防止
- DNS漏洩防止:WebRTC・DNS・IPv6の漏洩を包括的に防止
- Split Tunneling:VPN経由にするアプリと除外するアプリを個別に設定
NetShieldはVPNトンネルの中でDNSレベルの広告・マルウェアブロックを実現します。ブラウザ拡張機能と異なりOSレベルで機能するため、アプリ内広告や追跡クッキーもブロックできます。有料プランで利用可能で、別途広告ブロックツールを導入する手間が省けます。
暗号化はAES-256とChaCha20の両方に対応しています。処理能力の低いモバイルデバイスではChaCha20を、デスクトップではAES-256を選択できる点はユーザーフレンドリーです。いずれも現在の技術では解読不可能な強度の暗号化方式です。これらの機能の組み合わせが、プライバシー評価9.9という業界最高スコアにつながっています。
評判5:Protonエコシステムとの連携
「ProtonVPNを使い始めたらProton Mailも使うようになった」という口コミが多く見られます。ProtonVPNはProton Mail・Proton Drive・Proton Calendar・Proton Passという4つのプライバシー特化サービスと同一エコシステムを形成しており、これが他社にはない独自の強みになっています。
Proton Unlimitedプラン($7.99/月〜・2年プラン)に契約すると、ProtonVPN有料プランのすべての機能に加え、Proton Mail(最大500GBのエンドツーエンド暗号化メール)、Proton Drive(200GBのクラウドストレージ)、Proton Calendar(暗号化カレンダー)、Proton Pass(パスワードマネージャー)がセットで使えます。Google WorkspaceやMicrosoftの代替として、プライバシーを重視したデジタルライフ全体をProtonで構築できます。
Protonエコシステムの最大のメリットは「エンドツーエンド暗号化の一貫性」です。メールからファイル、パスワードまで、すべてのデータがゼロアクセス暗号化で保護されます。Proton自身でさえユーザーのデータにアクセスできない構造で、プライバシー意識の高いユーザーに強く支持されています。
ただし一点注意があります。Proton Unlimitedはあくまで追加料金が発生するオプションです。VPNだけ使いたい方には直接関係のない話であり、VPN単体で比較するなら余分な費用を払う必要はありません。「VPN単体の機能をコスパ良く使いたい」という方には、VPN Plus 2年プラン($2.99/月)が最もおすすめです。
ProtonVPNの悪い評判・口コミ3選

ProtonVPNには明確な弱点も存在します。良い評判だけを並べるのはユーザーへの不誠実な情報提供です。以下の3つの悪い評判について、実態とその深刻度を正直に評価します。
率直に言えば、ProtonVPNの悪い評判のほとんどは「プライバシー特化のVPNにしては当然のトレードオフ」と言えます。スイス拠点で英語オンリーなのはグローバルユーザー向けの設計であり、日本市場の最適化よりも普遍的なプライバシー保護を優先した結果です。また速度がNordVPNに劣るのも、二重暗号化(Secure Core)など高度なプライバシー機能を提供することによる仕様上のトレードオフです。これらの欠点を理解した上でProtonVPNを選ぶユーザーは、期待を大きく裏切られることはほとんどありません。
評判1:日本語対応が不十分
「日本語に対応していない」という批判は、日本市場向けに評価する上で最も深刻な問題です。NordVPNやSurfsharkが日本語のアプリUI・サポート・ヘルプセンターを完備しているのに対し、ProtonVPNのすべての接点は英語のみです。
具体的に英語のみとなるのは、アプリのインターフェース(Windows・macOS・iOS・Android)、公式サイトのコンテンツ、ヘルプセンターの記事、そしてカスタマーサポートのメール対応 — これらすべてです。日本語で問い合わせても英語で回答が来ます。
これはプライバシー重視の欧米ユーザーをメインターゲットにしているProtonVPNの戦略上の選択です。しかし日本語のみで解決したいユーザーには高い障壁になります。英語での問い合わせに抵抗がある方にはNordVPN(日本語完全対応・24時間ライブチャット)がはるかに快適です。
将来的な日本語対応追加の可能性はありますが、2026年3月時点では未対応です。英語に自信がない方、VPN初心者の方には、日本語完全対応のNordVPNか、日本企業が運営するMillenVPNのほうが適しています。
評判2:月額プランが割高・返金に注意点あり
「月額プランが高い」という口コミは正確です。ProtonVPNの月額プランは$9.99/月で、主要競合と比べると必ずしも割高ではありませんが、長期プランへの割引率が競合に及ばない点が目立ちます。
| VPN | 月額プラン | 1年プラン | 2年プラン | 返金保証 |
|---|---|---|---|---|
| ProtonVPN | $9.99/月 | $3.99/月 | $2.99/月 | 30日(日割り) |
| NordVPN | $12.99/月 | $4.99/月 | $2.99/月〜 | 30日(全額) |
| Surfshark | $15.45/月 | $3.19/月 | $1.99/月〜 | 30日(全額) |
| ExpressVPN | $12.99/月 | $6.67/月 | $3.49/月 | 30日(全額) |
2年プランで比較するとProtonVPN($2.99/月)とNordVPN($2.99/月〜)は同等ですが、Surfshark($1.99/月〜)には大きく差をつけられています。コスパだけを追求するならSurfsharkが最安クラスです。
もう一点、特に注意が必要なのがProtonVPNの返金ポリシーの特殊性です。「30日間返金保証」と謳っていますが、NordVPN・Surfshark・ExpressVPNの「30日以内なら全額返金」とは仕組みが根本的に異なります。ProtonVPNは日割り計算で未使用分のみが返金されます。たとえば2年プランを購入して30日後に解約した場合、1ヶ月分の料金は差し引かれ、残り23ヶ月分のみが返金されます。「とりあえず申し込んで気に入らなければ全額戻ってくる」という期待で購入すると落胆する可能性があります。
この点を踏まえると、まず無料プランで使用感を確認してから有料プランに移行する流れが最もリスクが低いアプローチです。
返金ポリシーの注意点まとめ: ProtonVPNの返金は「未使用期間分の日割り計算」です。2年プランを1ヶ月使って解約した場合は23ヶ月分のみ返金。NordVPNのように全額返金を期待している方は必ずこの仕組みを理解した上で購入してください。返金申請はProtonのサポートへメール連絡で対応してもらえます。
評判3:中国での接続が不安定な場合がある
「中国でProtonVPNを試したが安定しなかった」という報告は一定数あります。編集部の分析では、ProtonVPNの中国での信頼性は「中」——使えることもあるが、中国対応を専門に設計したVPNよりも信頼性が低い——という評価です。
中国ではVPNの検出・ブロックに特化したグレートファイアウォール(GFW)が稼働しています。ProtonVPNはStealthプロトコルという難読化機能を備えていますが、ExpressVPNのLightwayやNordVPNのObfuscated Serversと比較すると、中国での実績報告が少ないのが現状です。
中国以外の検閲地域(UAEなど)でのProtonVPNの実績は比較的良好とされています。ただし「絶対に中国でも使えるVPN」を探しているなら、ProtonVPNよりExpressVPNを選んでください。プライバシー重視かつ中国でも使いたい場合は、ExpressVPNをメインにProtonVPNをサブ用途として活用する方法も実用的です。
無料プランvs有料プラン:どちらを選ぶべきか
ProtonVPNを検討している多くの方が直面する問いが「無料プランで十分か、有料プランが必要か」です。答えは使用目的によって明確に分かれます。以下で具体的な判断基準を示します。なお有料VPNと無料VPNの比較についての詳細解説もあわせて確認してください。
ProtonVPNの無料プランは「業界最高水準の無料VPN」ですが、すべての用途に対応しているわけではありません。無料プランで十分かどうかは、VPNをどのような目的で使うかによってほぼ完全に決まります。ここでは「無料プランで足りる人」と「有料プランが必要な人」の境界線を明確に引きます。
大まかな目安としては、「公共Wi-Fiでのセキュリティ確保とプライベートブラウジングが主目的」なら無料プランで十分、「動画ストリーミング・複数デバイス・特定国サーバーの使用が必要」なら有料プランが必須です。ストリーミングや多デバイス同時接続を考えている方はすぐに有料プランの詳細を確認してください。
無料プランのスペックを徹底解説
ProtonVPNの無料プランは、ほぼすべての無料VPNの中で最も機能が充実しています。データ無制限・広告なし・ノーログという3点において、多くの有料VPNにも引けを取りません。
| 項目 | 無料プラン | VPN Plus(有料) |
|---|---|---|
| 料金 | $0 | $2.99/月〜(2年) |
| データ制限 | 無制限 | 無制限 |
| 速度 | 低速(混雑時) | 高速(WireGuard) |
| サーバー対応国 | 10カ国 | 129カ国 |
| サーバー数 | 限定 | 18,100+ |
| 同時接続台数 | 1台 | 10台 |
| サーバー手動選択 | 不可(自動) | 可能 |
| NetShield(広告ブロック) | なし | あり |
| Secure Core | なし | あり |
| ストリーミング対応 | なし | あり |
| P2P/Torrent | なし | あり |
| プロトコル | WireGuard / OpenVPN | WireGuard / OpenVPN / IKEv2 / Stealth |
無料プランが適しているケース:
- カフェ・空港などの公共Wi-Fiでセキュリティを確保したい
- プライバシーを守りながら基本的なウェブ閲覧をしたい
- 有料プランを契約する前に品質を確認したい
- コストゼロでVPNを使い続けたいライトユーザー
無料プランでは足りないケース:
- Netflix・Disney+などの動画配信サービスを視聴したい
- 複数のデバイスで同時にVPNを使いたい
- P2PやTorrentを使いたい
- 特定の国のサーバーを手動で選びたい
- Secure CoreやNetShieldを活用したい
要約すると、無料プランは「VPNの基本機能(暗号化・プライバシー保護)だけが欲しい」ユーザーには十分すぎるスペックです。有料プランは「VPNをフル活用したい」ユーザー向けと考えてください。
実際に無料プランから始めて、物足りなさを感じてから有料プランに移行するのが最もリスクの低いアプローチです。無料から有料への切り替えはアカウントページから数クリックで完了できます。また注意点として、無料プランから有料プランへの移行時は「日割り計算の返金」ポリシーが適用されるため、移行後の解約を想定している方は次のセクションでその仕組みを必ず確認してください。
無料プランと有料プランの決定的な違いをひとことで表すと、「プライバシーを守るだけでいいなら無料、VPNを道具として使い倒すなら有料」です。この軸で自分の用途を評価すれば判断は迷いません。
有料プランへのアップグレードが必要なケース
以下のいずれかに当てはまるなら、有料プランへのアップグレードを検討してください。
まずストリーミングです。NetflixやDisney+、Hulu等の動画配信サービスに海外コンテンツを含めてアクセスしたい場合、無料プランは対応していません。有料プラン(VPN Plus)では専用のストリーミング対応サーバーが利用可能です。
次に複数デバイスの同時接続。無料プランは1台限定なので、スマホとPCを同時に保護したい、家族で使いたい、という場合は有料が必須です。VPN Plusでは10台まで同時接続できます。
P2P・Torrentの利用も有料プラン限定です。無料プランでは技術的にブロックされています。
「Secure CoreやNetShieldを使いたい」「特定の国のサーバーに手動接続したい」という高度なニーズも有料限定機能です。
プライバシーを本気で守りたいなら、ProtonVPN Plus 2年プラン($2.99/月)を選んでください。NordVPN 2年プラン($2.99/月〜)と価格は同等で、Secure Coreとオープンソースという点でProtonVPNが上回ります。Googleから脱却したいなら、Proton Unlimitedがメール・ストレージ・パスワード管理まで含む点でさらにお得です。まず無料プランで使用感を確かめ、不足を感じたら移行するのが最もリスクの低いアプローチです。
ProtonVPNの料金プランを詳しく解説
ProtonVPNの料金体系は3つのプランで構成されています。料金はUSDでの表示となり、日本円への換算は決済時の為替レートで変動します。
| プラン | 2年プラン | 1年プラン | 月額プラン | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | $0 | 10カ国・1台・基本機能のみ |
| VPN Plus | $2.99/月 | $3.99/月 | $9.99/月 | 129カ国・10台・全VPN機能 |
| Proton Unlimited | $7.99/月〜 | $9.99/月 | $14.99/月 | VPN Plus + Mail(500GB) + Drive(200GB) + Calendar + Pass |
最もコスパが高いのはVPN Plus 2年プランの$2.99/月です。月額プランと比較すると約70%の節約になります($9.99 - $2.99 = $7/月の差額 × 24ヶ月 = $168の節約)。長期的にVPNを使い続ける予定があるなら2年プランが圧倒的にお得です。
支払い方法はクレジットカード・PayPal・ビットコインに対応しています。ビットコイン払いを選択するとPayment情報もProtonと紐付けずに利用でき、支払い情報の匿名性まで確保できます。プライバシーを突き詰めたいユーザーにはこの選択肢が魅力的でしょう。
返金保証は30日間ですが、日割り計算で未使用分のみが返金されます。NordVPN・Surfshark・ExpressVPNのような全額返金とは異なります。この点を十分に理解した上で購入を検討してください。購入前に無料プランで使用感を確認することを強く推奨します。
Proton Unlimitedのコスパをより具体的に見ると、VPN Plus単体($2.99/月)にプラス$5/月でメール・クラウド・パスワード管理の3サービスが追加されます。Google Oneの100GBプランが月200円前後、パスワードマネージャーが月300〜500円程度であることを考えると、プライバシー重視のユーザーには非常に魅力的な組み合わせです。
ProtonVPN vs NordVPN vs ExpressVPN 徹底比較

ProtonVPN・NordVPN・ExpressVPNを主要8項目で比較します。3社はいずれも高品質なVPNですが、得意分野がはっきりと異なります。自分のニーズに最も合う選択肢を見極めましょう。
| 比較項目 | ProtonVPN | NordVPN | ExpressVPN |
|---|---|---|---|
| 総合評価 | 9.2 | 9.6(最高) | 9.4 |
| プライバシー保護 | 9.9(最高) | 9.5 | 9.4 |
| 速度 | 8.7 | 9.4(最高) | 9.3 |
| 2年プラン料金 | $2.99/月 | $2.99/月〜 | $3.49/月 |
| 無料プラン | あり(データ無制限) | なし | なし |
| 日本語対応 | なし | 完全対応 | 部分対応 |
| 中国での信頼性 | 中 | 高 | 高(最高) |
| Secure Core | あり(独自) | なし | なし |
| 全アプリオープンソース | あり | 一部 | 一部 |
| 返金保証 | 30日(日割り) | 30日(全額) | 30日(全額) |
3社の中でProtonVPNが最高水準を誇るのは、プライバシー保護の深さです。スイス法による法的保護・全アプリオープンソース化・Secure Coreという独自機能の組み合わせは、NordVPNもExpressVPNも追随できていません。「本気でプライバシーを守りたい」という用途では、ProtonVPN一択です。
一方、総合力ではNordVPNが0.4ポイント上回ります。速度・使いやすさ・日本語サポート・中国での信頼性・全額返金保証 — これらを総合するとNordVPNのスコアが高い。「プライバシー保護も大切だが、日常使いのしやすさも重要」というユーザーにはNordVPNが最適です。NordVPNの詳細レビューもご参照ください。
VPN全体のランキングについてはVPN総合ランキング2026で主要サービスを網羅的に比較しています。
選択のポイントをまとめると、「プライバシー最重視 → ProtonVPN」「総合力・日本語 → NordVPN」「中国での利用 → ExpressVPN」「コスパ最優先 → Surfshark」という棲み分けが2026年時点での最適解です。ProtonVPNとNordVPNは2年プランの価格が同等のため、「どちらが自分の優先事項に合うか」だけで決めてください。迷ったらまずProtonVPNの無料プランを試し、日本語サポートの必要性を感じたらNordVPNに切り替えるというアプローチも合理的です。
ProtonVPNに向いている人・向いていない人
ProtonVPNの強みと弱みを整理すると、向いているユーザーと向いていないユーザーが明確に分かれます。購入前に自分がどちらに当てはまるかを確認してください。
- プライバシーとセキュリティを最重視する人
- 無料で高品質なVPNを使いたいライトユーザー
- Proton Mail等を使ってGoogleから脱却したい人
- オープンソース・透明性を重視するエンジニア・技術者
- ジャーナリスト・研究者・活動家など高いリスク環境にいる人
- 英語でのサポート対応に問題がない人
- スイス法による法的保護を重視する人
- 日本語のサポートが必要な人(英語のみ対応)
- 中国渡航で確実に使いたい人
- 速度を最優先する人
- ストリーミングをメインの用途として使う人
- 月額プランで短期のみ利用する予定の人(返金が日割り計算)
向いていない人へのおすすめ代替案:
- 日本語対応が必須 → NordVPN(日本語完全対応、2年$2.99/月〜、30日全額返金保証)
- 中国で確実に使いたい → ExpressVPN(中国信頼性最高、2年$3.49/月、Lightway難読化)
- コスパを最優先 → Surfshark(同時接続無制限、2年$1.99/月〜、30日全額返金保証)
ProtonVPNの無料プランはアカウント削除を除いてサブスクリプション的な解約手続きが不要です。まず無料で試し、不満を感じたら他のVPNと比較する流れが最もリスクが低い選び方です。VPNのセキュリティ選び方ガイドで詳細を確認してください。
迷ったらコレ:ProtonVPNは買いか?編集部の最終結論
プライバシー重視なら、ProtonVPNを選んでください。
理由は3つ: ①スイス法による世界最高水準の法的保護(14eyes非加盟)、②全アプリオープンソース化によるバックドアゼロの透明性、③Securitum監査済みノーログポリシーの実証済み実効性。この3点において、ProtonVPNを上回るVPNは現在存在しません。
まず無料プランで試してみてください。データ無制限・広告なし・ノーログで費用はゼロです。有料機能が必要と感じたらVPN Plus 2年プラン($2.99/月)に移行するのが最善の選択です。30日間は日割り計算での返金保証があるため、リスクを最小化しながら判断できます。
「プライバシーよりも速度・使いやすさ・日本語サポートを重視したい」という方には、VPN総合ランキングでNo.1のNordVPN(月額¥540〜、日本語完全対応)を推奨します。それぞれの強みが明確に異なるため、自分のニーズに合った選択をしてください。
