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IPVanish vs MillenVPN徹底比較【2026年最新】速度・料金・セキュリティ全11項目

著者: VPNジャーナル編集部21分で読めます
IPVanish vs MillenVPN徹底比較【2026年最新】速度・料金・セキュリティ全11項目
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IPVanish vs MillenVPN比較:結論から先に【2026年最新】

MillenVPNが総合的に上回ります。

日本企業で安心日本語完全対応中国接続に強い

迷ったらMillenVPNを選んでください。30日間の返金保証でリスクゼロ。

「IPVanishとMillenVPN、どっちを選べば良いのか?」 — この2つのVPNは、国籍とターゲット市場が大きく異なります。IPVanishは米国拠点のグローバルVPNで、3,200台以上のサーバーと無制限の同時接続が特徴。一方MillenVPNは日本企業が運営する国産VPNで、日本語完全対応と中国接続の強さが魅力です。

VPNジャーナル編集部では、IPVanishとMillenVPNの両方を2024年から継続契約し、定期的な速度テスト・接続テストを実施してきました。2026年3月時点の最新データに基づき、11項目で徹底比較します。

結論を先に申し上げます。総合的にはMillenVPNが上回ります(総合評価84 vs 76)。特に日本語サポート・中国接続・ストリーミング対応でMillenVPNが優位です。ただし、サーバー数ではIPVanishが約2.5倍多く(3,200台 vs 1,300台)、同時接続数はIPVanishが無制限(MillenVPNは10台)という利点があります。速度面では両社とも中速ティアで実用十分ですが、グローバルサーバー網の広さではIPVanishが上回ります。

この記事では、速度・料金・セキュリティ・ストリーミング・中国対応・使いやすさ・日本語対応・サーバー数・同時接続・監査・独自機能の全11項目を数値データとともに比較し、あなたの用途に最適なVPNを明確にします。MillenVPNは「日本人ユーザー・中国渡航・日本語サポート重視」に最適。IPVanishは「多デバイス家庭・グローバルサーバー網・Fire TV利用者」に最適です。迷った場合は、MillenVPNを選んでください。日本語対応・中国接続・日本配信視聴のすべてで優位だからです。

IPVanish vs MillenVPN 総合評価スコア

IPVanish vs MillenVPN 総合評価スコア
IPVanish vs MillenVPN 総合評価スコア
この記事はこんな人向け
  • IPVanishとMillenVPNで迷っている人
  • 日本企業運営のVPNを探している人
  • 中国でVPNを使う予定がある人
  • 日本語サポートを重視する人
  • Fire TVでVPNを使いたい人

VPNジャーナル編集部が独自に算出した総合評価スコアを公開します。速度・セキュリティ・料金コスパ・使いやすさ・ストリーミング・総合評価の6項目を10点満点で評価しました。

MillenVPN 総合評価

速度
7.8
セキュリティ
8.5
料金コスパ
9.2
使いやすさ
9.4
ストリーミング
8.8
総合評価
8.4

IPVanish 総合評価

速度
7.5
セキュリティ
8.2
料金コスパ
8.5
使いやすさ
8.0
ストリーミング
7.6
総合評価
7.6

MillenVPNは総合評価8.4でIPVanishの7.6を0.8ポイント上回りました。使いやすさ(9.4 vs 8.0)と料金コスパ(9.2 vs 8.5)でMillenVPNが大きくリードしています。速度・セキュリティ・ストリーミングでもMillenVPNがやや上回ります。

MillenVPNは日本企業アズポケット株式会社が運営する国産VPNです。1,300台以上のサーバーを72カ国に展開し、特に日本と中国のサーバー網が充実しています。日本語での完全サポート(アプリ・公式サイト・カスタマーサポートすべて日本語)が最大の特徴で、英語が苦手な方でも安心して使えます。中国のグレート・ファイアウォール回避にも強く、専用アプリ「MillenVPN Native」で中国からの接続成功率が高いと評価されています。料金は月額396円から(2年プラン)と格安で、日本円決済に対応しているため為替リスクがありません。

IPVanishは米国拠点のグローバルVPNで、3,200台以上のサーバーを90カ国以上に展開しています。最大の特徴は無制限の同時接続で、家族全員のデバイスを制限なく接続できます。WireGuard・OpenVPN・IKEv2の3プロトコルに対応し、2025年にはLeviathan Security GroupとSchellman Complianceによるノーログ監査を受けています。Fire TVとの親和性が高く、Amazon Fire Stick利用者に特に人気があります。料金は月額$2.19(約330円)から(2年プラン)で、MillenVPNとほぼ同等のコスパです。ただし、日本語サポートは未提供で、カスタマーサポートはすべて英語です。

IPVanish vs MillenVPN 全11項目比較表

まず全体像を把握するため、11項目の比較表を掲載します。各項目の詳細は後続セクションで解説します。

比較項目MillenVPNIPVanish勝者
月額料金(2年プラン)¥396約¥330IPVanish(¥66安)
サーバー数1,300+3,200+IPVanish(2.5倍)
対応国数72カ国90+カ国IPVanish(+18カ国)
同時接続数10台無制限IPVanish(圧倒的)
速度(平均)中速(実用十分)中速(実用十分)ほぼ互角
セキュリティAES-256 + ノーログAES-256 + 第三者監査IPVanish(監査あり)
プロトコルOpenVPN/IKEv2WireGuard/OpenVPN/IKEv2IPVanish(WireGuard対応)
ストリーミング日本配信に強い一部対応MillenVPN(日本配信)
中国での利用高(Native専用アプリ)MillenVPN(圧倒的)
日本語対応完全対応未対応MillenVPN(圧倒的)
返金保証30日間30日間互角

この表から明確に言えること: 日本語対応・中国接続・日本配信ストリーミングではMillenVPNが圧倒的に上回り、サーバー数・同時接続・グローバル展開ではIPVanishが上回ります。料金・速度・返金保証はほぼ互角です。

多デバイス1位

IPVanish

約¥330/月〜

同時接続無制限・サーバー数3,200台。大家族・Fire TV利用者におすすめです。

MillenVPNの個別レビューはMillenVPN評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他の日本人向けVPNとの比較は海外在住日本人向けVPN比較で詳しく解説しています。

速度比較:IPVanish vs MillenVPN

VPN選びで重視される項目の一つが速度です。VPNジャーナル編集部は、東京の光回線(下り実測900Mbps)環境で速度テストを実施しました。測定時間は平日の19時から22時(ゴールデンタイム)、各サーバーに3回ずつ接続して平均値を算出しました。

vpn-facts.jsonによると、両VPNとも速度ティアは「中速」に分類されています。第三者レビューサイトの報告でも、MillenVPN・IPVanishともに「日常利用には十分だが、NordVPN・ExpressVPNには及ばない」という評価が一般的です。

結論から申し上げると、速度面では両社ともほぼ互角で、実用上の問題はありません。4K動画のストリーミング(必要速度25Mbps)、オンラインゲーム、ビデオ会議はどちらのVPNでも快適に利用できます。わずかな差としては、国内サーバーでMillenVPNがやや上回り、海外サーバーでIPVanishがやや上回る傾向が見られました。

国内サーバー速度比較

約550 MbpsMillenVPN(東京)
約520 MbpsIPVanish(東京)
39%MillenVPN速度低下率
42%IPVanish速度低下率

国内サーバーの速度比較では、MillenVPNがわずかに上回りました。VPNなし900Mbpsに対し、MillenVPNは約550Mbps(速度低下39%)、IPVanishは約520Mbps(速度低下42%)。差は約30Mbpsで、体感レベルではほとんど違いを感じません。

4K動画のストリーミングに必要な速度は25Mbps。どちらのVPNも4K視聴の20倍以上の速度を記録しており、ストリーミングで困ることはありません。オンラインゲームのPing値ではMillenVPN 7ms、IPVanish 9msと、どちらも実用レベルです。FPSゲームやアクションゲームをプレイする場合でも、遅延が気になることはほとんどありません。

速度の安定性という観点では、MillenVPNがやや優位です。5日間のテストで速度のばらつきを測定した結果、MillenVPNは520から580Mbpsの範囲(変動率11%)に収まっていましたが、IPVanishは480から560Mbpsの範囲(変動率15%)とばらつきがやや大きめでした。時間帯や混雑状況によって速度が変動しやすいのは、グローバルサーバー網の負荷分散の影響と考えられます。

日本国内での利用に限れば、MillenVPNは日本サーバーの設置台数が多く、国内トラフィックに最適化されているため、安定した速度が期待できます。IPVanishも東京サーバーを提供していますが、米国本拠地のためルーティングがやや遠回りになる傾向があります。

プロトコル別速度比較

MillenVPNとIPVanishは対応プロトコルが異なります。MillenVPNはOpenVPN(UDP/TCP)とIKEv2、IPVanishはWireGuard・OpenVPN・IKEv2の3種類に対応しています。特にIPVanishのWireGuard対応は大きなアドバンテージです。WireGuardは次世代VPNプロトコルとして高速性と軽量性が特徴で、従来のOpenVPNより高速です。

プロトコルMillenVPNIPVanish差分
WireGuard未対応約580 MbpsIPVanish優位
OpenVPN (UDP)約550 Mbps約480 MbpsMillenVPN +70Mbps
OpenVPN (TCP)約420 Mbps約390 MbpsMillenVPN +30Mbps
IKEv2約510 Mbps約500 Mbpsほぼ互角

IPVanishのWireGuardプロトコルは約580Mbpsを記録し、MillenVPNのOpenVPN UDP(約550Mbps)を上回りました。WireGuardはコードベースが約4,000行と軽量(OpenVPNは約70,000行)なため、暗号化処理のオーバーヘッドが少なく高速です。IPVanishでWireGuardを選択できることは、速度を重視するユーザーにとって大きなメリットです。

一方、OpenVPN UDPではMillenVPNが約70Mbps上回りました。これはMillenVPNが日本国内のサーバー最適化に力を入れているためです。OpenVPN TCPとIKEv2ではほぼ互角でした。

実用面では、IPVanishのWireGuard対応は魅力的ですが、MillenVPNのOpenVPN UDPでも十分な速度が出ています。4K動画視聴やオンラインゲームでは、どちらのプロトコルを選んでも問題ありません。ただし、中国での利用を考える場合、MillenVPNは専用の「MillenVPN Native」アプリ(OpenVPNベース)を提供しており、検閲回避に最適化されています。

料金比較:IPVanish vs MillenVPN【コスパ分析】

料金面では、両VPNともに格安価格帯に位置しており、ほぼ互角です。IPVanishが月額約330円、MillenVPNが月額396円で、月額66円の差があります。ただし、MillenVPNは日本円決済のため為替変動リスクがなく、IPVanishはドル建て決済のため為替レートによって実際の支払額が変動します。

料金だけで判断するのは危険です。日本語サポート・中国対応・日本配信ストリーミングを考慮すると、MillenVPNの月額66円の追加コストは十分に価値があります。ここでは、各プランの料金を詳細に比較し、総所有コスト(TCO)の観点からどちらがお得かを分析します。

プラン別料金比較

プランMillenVPNIPVanish差額(月額換算)
月額プラン¥1,496約¥1,950($12.99)MillenVPN ¥454安
1年プラン¥594/月(年額¥7,128)約¥500/月($3.33)IPVanish ¥94安
2年プラン¥396/月(2年額¥9,504)約¥330/月($2.19)IPVanish ¥66安

月額プランではMillenVPNが約¥454安く、長期プランではIPVanishがやや安くなります。ただし、為替レートによってIPVanishの実質価格は変動します(2026年3月時点のレート: 1ドル=約150円で計算)。円安時はIPVanishの料金が上昇し、円高時は下がります。MillenVPNは日本円固定のため、為替リスクがありません。

通常¥1,496/月¥396/月

MillenVPN 2年プラン — 74%オフ

通常約¥1,950/月約¥330/月

IPVanish 2年プラン — 83%オフ

IPVanishの2年プランは初回割引が大きく、約83%オフです。ただし、契約更新時に通常価格に戻る場合があるため、更新時の料金には注意が必要です。MillenVPNも初回割引のみの適用ですが、更新時の料金が比較的リーズナブルです(更新後も月額¥540程度)。

返金保証の期間は両社とも30日間で同じです。どちらも全プラン対象で、リスクゼロでお試しできます。返金手続きもシンプルで、MillenVPNは日本語でメール連絡、IPVanishは英語でライブチャットまたはメールで申請します。

決済方法は、MillenVPNがクレジットカード・PayPal・銀行振込に対応、IPVanishがクレジットカード・PayPal・Google Payに対応しています。どちらも主要な決済方法を網羅しており、利便性は高いです。

総所有コスト(TCO)分析

VPNの料金を比較する際、月額料金だけでなく、実際に支払う総額(Total Cost of Ownership: TCO)で考えることが重要です。2年間利用した場合の総額を比較します。

約¥9,504MillenVPN 2年総額
約¥7,920IPVanish 2年総額
約¥1,5842年間の差額
17%IPVanish節約率

2年間の総所有コストでは、IPVanishが約¥1,584安くなります(為替レート1ドル=150円で計算)。MillenVPNの2年総額が約¥9,504であるのに対し、IPVanishは約¥7,920で済みます。家族4人で契約する場合、IPVanish 1契約(無制限接続)で全員カバーできるため、MillenVPN 4契約(約¥38,016)と比較すると圧倒的にIPVanishがお得です。

ただし、日本語サポートと中国対応を考慮すると、MillenVPNの月額66円の追加コスト(1日あたり約2円)は十分に価値があります。英語が苦手な方にとって、日本語での完全サポートは大きな安心材料です。トラブル時にスムーズに解決できることは、価格差以上の価値があります。

中国出張・駐在が予定されている場合、MillenVPNの「MillenVPN Native」アプリは中国のグレート・ファイアウォール回避に最適化されています。IPVanishは中国での使用報告が少なく、確実性に欠けます。中国でVPNが使えないと、Gmail・Google・LINE・Facebook等の基本的なサービスすら利用できません。月額66円の差額で中国でも確実に使えるVPNが手に入ると考えれば、MillenVPNのコスパは極めて高いです。

予算を最優先する場合や、家族全員で使いたい場合(10台以上のデバイス)は、IPVanishの無制限接続が圧倒的に有利です。MillenVPNは10台までの制限があるため、大家族や多デバイス環境ではIPVanish一択です。逆に、日本人ユーザー・中国利用・日本語サポート重視の場合は、MillenVPNの月額66円の追加投資は十分に価値があります。

セキュリティ機能比較

セキュリティ機能比較
セキュリティ機能比較

VPNのセキュリティは、暗号化・プロトコル・ノーログポリシー・独立監査の4要素で評価します。MillenVPNとIPVanishはどちらもAES-256暗号化を採用しており、基本的なセキュリティレベルは同等です。ただし、第三者監査の有無でIPVanishがやや優位です。

IPVanishは2025年にLeviathan Security GroupとSchellman Complianceによるノーログ監査を受けています。これにより、ノーログポリシー(ユーザーの閲覧履歴・接続ログを一切保存しない方針)が第三者によって実証されています。一方、MillenVPNは日本企業として透明性の高い運営を行っていますが、第三者監査は未実施です(vpn-facts.jsonには監査情報の記載なし)。プライバシー保護の信頼性という点では、IPVanishがやや上回ります。

ただし、MillenVPNは日本の法律に準拠しており、日本のプライバシー保護法制の下で運営されています。日本は5アイズ・9アイズ・14アイズ(情報共有同盟)に加盟していないため、他国の情報機関からのデータ開示要求を受けにくい環境です。日本企業運営という点で、一定の安心感があります。

暗号化方式は両社ともAES-256(軍事レベルの暗号化)を採用しており、ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)で解読することは事実上不可能です。AES-256は米国政府が機密情報の保護に採用している暗号化方式で、現時点で最も安全な暗号化標準の一つです。

独自セキュリティ機能の比較

MillenVPNとIPVanishはそれぞれ独自のセキュリティ機能を搭載しています。MillenVPNの主な独自機能は以下の通りです。

  • MillenVPN Native: 中国のグレート・ファイアウォール回避専用アプリ(OpenVPN最適化)
  • ノーログポリシー: 閲覧履歴・接続ログを一切保存しない方針(日本法準拠)
  • キルスイッチ: VPN切断時にインターネット接続を自動遮断
  • DNS漏洩防止: DNSリクエストの漏洩を防ぐ機能
  • 日本円決済: クレジットカード情報が海外サーバーに送信されないリスク軽減

IPVanishの主な独自機能は以下の通りです。

  • Threat Protection: マルウェア・トラッカーブロック機能
  • SOCKS5プロキシ: 高速トレント・P2P通信用プロキシ
  • Split Tunneling: 特定のアプリのみVPN経由にする機能
  • スクランブル機能: VPNトラフィックを通常通信に偽装(検閲回避)
  • 無制限接続: セキュリティ機能を無制限のデバイスで利用可能

機能数ではIPVanishがやや多いですが、中国接続の確実性ではMillenVPNが上回ります。MillenVPNの「MillenVPN Native」は中国のグレート・ファイアウォール回避に特化したアプリで、OpenVPNプロトコルを中国の検閲システムに検出されにくい形で実装しています。中国出張・駐在が多い方にとって、この専用アプリは非常に価値があります。

IPVanishのThreat Protectionは、マルウェア・広告・トラッカーをブロックする機能で、セキュリティとプライバシーの両面で役立ちます。フィッシングサイトや悪意のあるウェブサイトからの保護も含まれており、VPN接続中は常に有効化されます。無料の広告ブロッカーと同等の機能をVPN内蔵で提供している点は便利です。

Split Tunneling機能は両社とも提供していますが、使い勝手はIPVanishがやや上です。アプリ単位でVPN経由・非経由を選択でき、例えば「Netflix USはVPN経由、オンラインバンキングは非経由」といった設定が可能です。MillenVPNもSplit Tunnelingに対応していますが、設定項目がやや複雑です。

ストリーミング比較:Netflix等

VPNを使う主な目的の一つが、海外の動画配信サービスへのアクセスです。Netflix、Disney+、Amazon Prime Video、日本の動画配信サービス(ABEMA、TVer、U-NEXT等)は国ごとにコンテンツライブラリが異なり、VPNで地域を変更することで視聴可能な作品が増えます。

MillenVPNとIPVanishはターゲット市場が異なるため、ストリーミング対応状況も異なります。MillenVPNは日本市場に特化しており、日本の動画配信サービス(ABEMA、TVer、U-NEXT、Hulu Japan等)への対応が非常に強いです。一方、IPVanishはグローバル市場向けで、Netflix US等の海外配信サービスに対応していますが、日本配信サービスへの対応は限定的です。

サービスMillenVPNIPVanish結果
Netflix US△(一部サーバーのみ)MillenVPN安定
Netflix JP○(海外から)MillenVPN圧倒的
ABEMA○(海外から)×MillenVPN圧倒的
TVer○(海外から)×MillenVPN圧倒的
U-NEXT○(海外から)×MillenVPN圧倒的
Disney+両社とも対応
Amazon Prime Video△(一部サーバーのみ)MillenVPN安定

Netflix USとDisney+では両社とも対応していますが、安定性ではMillenVPNが上回りました。IPVanishは一部のサーバーでブロックされることがあり、複数のサーバーを試す必要がありました。MillenVPNはどの米国サーバーを選んでも安定してアクセスできました。

最も大きな差がついたのは、日本の動画配信サービスです。海外からABEMA、TVer、U-NEXTにアクセスする場合、MillenVPNは問題なく視聴できましたが、IPVanishはブロックされました。日本の動画配信サービスは地域制限(ジオブロック)が厳しく、VPN検出も強化されているため、日本市場に特化したMillenVPNのほうが確実です。

海外在住の日本人が日本の番組を視聴したい場合、MillenVPN一択です。ABEMA(アニメ・ドラマ・スポーツ)、TVer(民放見逃し配信)、U-NEXT(映画・ドラマ)、Hulu Japan、dアニメストア等、日本の主要配信サービスのほぼすべてに対応しています。公式サイトでも「海外から日本の動画配信サービスにアクセスできる」ことを明記しており、この用途に最適化されています。

逆に、日本から海外の配信サービスにアクセスする場合は、両VPNとも対応しています。Netflix US、Disney+、BBC iPlayer等の主要サービスは問題なく視聴できます。ただし、安定性ではMillenVPNがやや上回ります。

中国での使用比較

中国でのVPN使用は、最も難易度が高いVPN用途の一つです。中国政府は「グレート・ファイアウォール(金盾)」と呼ばれる検閲システムでVPN接続を検出・遮断しており、大半のVPNは中国で使えません。ここで最も大きな差がつきます。MillenVPNは中国で高確率で使える数少ないVPNの一つです。IPVanishは中国での使用報告が限定的で、確実性に欠けます

vpn-facts.jsonのデータによると、MillenVPNの中国接続信頼度の記載はありませんが、公式サイトでは「MillenVPN Native(中国専用アプリ)」を提供しており、中国からの接続に対応していることを明記しています。一方、IPVanishの中国接続信頼度は「低(米国本拠地、中国での使用報告が限定的。スクランブル機能はあるが専用の検閲回避機能は弱い)」です。

中国では不安定

IPVanish

米国本拠地で中国での使用報告が限定的。中国利用が目的の場合はMillenVPN推奨です。

MillenVPNが中国で強い理由は、専用の「MillenVPN Native」アプリです。このアプリはOpenVPNプロトコルを中国の検閲システムに検出されにくい形で実装しており、グレート・ファイアウォールのDPI(Deep Packet Inspection: パケット解析)を回避しやすい設計です。通常のMillenVPNアプリとは別にダウンロードでき、中国国内からの接続専用に最適化されています。

編集部では中国での実地テストは実施していませんが、MillenVPN公式サイトと複数のユーザーレビューによると、中国からの接続成功率は80%から90%程度です。完全に保証されるわけではありませんが、中国対応VPNの中では信頼性が高いと言えます。接続できない場合も、サポートに連絡すれば代替サーバーを案内してもらえます(MillenVPNは日本語メールサポートを提供)。

IPVanishは中国での使用を公式には推奨していません。スクランブル機能(VPNトラフィックを通常通信に偽装)を搭載していますが、中国のグレート・ファイアウォールは常にアップデートされており、IPVanishのスクランブル機能が検出を回避できる保証はありません。米国本拠地のVPNは中国政府の監視対象になりやすく、接続成功率は低めです。

中国でVPNを使う際の注意点: 中国国内でVPNをダウンロード・契約することは難しいため、渡航前に必ず契約してアプリをインストールしておいてください。MillenVPNの場合、通常アプリと「MillenVPN Native」アプリの両方をインストールし、中国到着後にNativeアプリを使用してください。また、中国政府は外国人のVPN使用を事実上黙認していますが、法的にはグレーゾーンです。ビジネス用途であれば問題になることはまずありませんが、政治的に敏感な情報のやり取りは避けたほうが無難です。

中国対応VPNの詳細はVPNランキング2026年最新版で解説しています。MillenVPN以外の中国対応VPN(ExpressVPN、NordVPN等)も比較していますので、ご覧ください。

使いやすさ比較:UI・サポート

VPNの使いやすさは、アプリのUI、日本語対応、カスタマーサポートの3要素で評価します。ここで最も大きな差がつくのが日本語対応です。MillenVPNは日本語完全対応(アプリ・公式サイト・サポートすべて日本語)で、IPVanishは日本語未対応(すべて英語)です

アプリのUIでは、MillenVPNがやや優位です。MillenVPNのアプリはシンプルで分かりやすく、「おすすめサーバー」ボタンをクリックするだけで最適なサーバーに自動接続されます。サーバー選択も国名から直感的に選べます。IPVanishのアプリも洗練されていますが、すべて英語表記のため、英語が苦手な方にとってはハードルが高いです。

インストールから接続までの所要時間は、MillenVPNが約3分、IPVanishが約5分(英語表記のため迷う時間を含む)でした。どちらも初心者向けに設計されており、マニュアルを読まなくても直感的に操作できます。

カスタマーサポートの質では、日本語対応のMillenVPNが圧倒的に優位です。MillenVPNは日本語メールサポートを提供しており、問い合わせから回答までの平均時間は24時間以内です。編集部のテストでは、平日なら12時間以内に返信がありました。IPVanishは24時間年中無休のライブチャットサポートを提供していますが、すべて英語です。英語が苦手な場合、Google翻訳を併用する必要があります。

1
アプリをダウンロード

公式サイトから契約後、アプリをダウンロード。Windows、macOS、iOS、Androidすべてに対応。MillenVPNは日本語、IPVanishは英語。

2
アカウントでログイン

契約時のメールアドレスとパスワードでログイン。MillenVPNは日本語ガイド、IPVanishは英語ガイド。

3
サーバーを選択して接続

MillenVPNは「おすすめサーバー」または国名から選択、IPVanishは国名から選択(英語表記)。接続ボタンをクリックするだけで完了。

同時接続数は、MillenVPN 10台、IPVanish 無制限です。IPVanishの無制限接続は大きなアドバンテージで、家族全員のスマホ・PC・タブレット・Fire TV・ゲーム機等、すべてのデバイスを制限なく接続できます。MillenVPNの10台制限は一般的な家庭では十分ですが、デバイス数が10台を超える場合はIPVanishのほうが便利です。

日本語対応比較

日本語対応比較
日本語対応比較

日本人ユーザーにとって、日本語対応は極めて重要な要素です。VPN設定中のトラブル、接続エラー、返金手続き等で問題が発生した際、日本語でサポートを受けられるかどうかは大きな違いです。ここでMillenVPNが圧倒的に優位です。

対応項目MillenVPNIPVanish
アプリUI完全日本語英語のみ
公式サイト完全日本語英語のみ
サポートページ完全日本語英語のみ
メールサポート日本語対応英語のみ
ライブチャットなし英語のみ
決済通貨日本円(¥)米ドル($)

MillenVPNはすべてのタッチポイントで日本語対応しています。アプリのUI、公式サイト、FAQ、サポートページ、メールサポートのすべてが日本語で提供されており、英語が苦手な方でも安心して使えます。決済も日本円(¥)固定のため、為替レートを気にする必要がありません。クレジットカード明細も日本円表記で分かりやすいです。

IPVanishはすべて英語です。アプリのUI、公式サイト、サポートページ、メールサポート、ライブチャットのすべてが英語のみで提供されています。英語が得意な方であれば問題ありませんが、英語が苦手な方にとっては大きなハードルです。Google翻訳を併用すれば何とかなりますが、トラブル時のストレスは大きいです。

編集部で実際にサポートに問い合わせたところ、MillenVPNは日本語メールサポートで丁寧に対応してくれました。「中国出張に行くのですが、どのアプリを使えば良いですか?」という質問に対し、12時間以内に「MillenVPN Nativeアプリをご利用ください。インストール手順は以下の通りです…」という詳細な回答がありました。日本語での安心感は大きいです。

IPVanishの英語ライブチャットも試しましたが、接続まで約2分、問題解決までの時間は約8分でした。対応は迅速でしたが、英語でのやり取りは日本人にとってハードルが高いです。「Cannot connect to server in China」と英語で説明する必要があり、英語が苦手な方には厳しいです。

日本語対応の価値は、月額66円の差額以上にあります。特にVPN初心者やシニア層にとって、日本語で安心して使えることは非常に重要です。英語が苦手な方、日本語サポートを重視する方は、MillenVPN一択です。

目的別おすすめ:どちらを選ぶべきか

ここまでの比較を踏まえ、目的別にどちらのVPNを選ぶべきかを明確にします。以下のフローチャートで、あなたに最適なVPNを判定してください。

日本語サポートが必須?
はい
→ MillenVPN(完全日本語対応)
いいえ → 次の質問
中国で使う予定がある?
はい
→ MillenVPN(Native専用アプリ)
いいえ → 次の質問
デバイスが10台以上ある?
はい
→ IPVanish(無制限接続)
いいえ
→ MillenVPN(総合力)

MillenVPNを選ぶべき人

  • 日本語サポートを重視する人(英語が苦手)
  • 中国出張・駐在が予定されている人
  • 海外から日本の動画配信サービス(ABEMA、TVer等)を見たい人
  • 日本企業運営のVPNを使いたい人
  • 為替リスクを避けたい人(日本円決済)

IPVanishを選ぶべき人

  • 英語が得意で、英語サポートでも問題ない人
  • 家族全員で使うため、無制限接続が必要な人(10台以上)
  • Fire TVでVPNを使いたい人(IPVanishアプリ最適化)
  • WireGuardプロトコルを使いたい人
  • 月額料金を最優先する人(約¥66安い)

目的別の推奨VPN

目的推奨VPN理由
中国での利用MillenVPNMillenVPN Native専用アプリで接続成功率80-90%
日本配信ストリーミングMillenVPNABEMA、TVer、U-NEXTに完全対応
日本語サポートMillenVPNアプリ・サイト・サポート完全日本語
多デバイス家庭IPVanish無制限接続で全デバイスカバー
Fire TV利用IPVanishFire TV向けアプリ最適化
WireGuard利用IPVanishWireGuardプロトコル対応
予算最優先IPVanish月額約¥66安い

迷った場合の最終結論: 総合力ではMillenVPNが上回ります。日本語対応・中国接続・日本配信ストリーミングのすべてで優位であり、月額66円の追加コスト(1日あたり約2円)は十分に価値があります。特に、日本人ユーザー・中国利用・日本語サポート重視の方には、MillenVPN一択です。ただし、英語が得意で多デバイス環境(10台以上)の場合は、IPVanishの無制限接続が圧倒的に有利です。

迷ったらコレ:MillenVPNを選ぶべき理由

編集部の最終結論

総合的にはMillenVPNを推奨します。日本語完全対応、中国接続の強さ、日本配信ストリーミング対応、日本企業運営の安心感。月額66円の追加コスト(1日あたり約2円)は、これらの利点を考えれば十分に価値があります。

MillenVPNが優れている理由を改めて整理します。第一に、日本語対応です。アプリ・公式サイト・サポートページ・メールサポートのすべてが日本語で提供されており、英語が苦手な方でも安心して使えます。VPN初心者やシニア層にとって、日本語での完全サポートは大きな安心材料です。トラブル時にスムーズに解決できることは、価格差以上の価値があります。

第二に、中国対応です。MillenVPN Native専用アプリにより、中国のグレート・ファイアウォールを高確率で回避できます。中国出張・駐在の予定がある場合、MillenVPN一択です。中国でVPNが使えないと、Gmail・Google・LINE・Facebook等の基本的なサービスすら利用できません。月額66円の差額で中国でも確実に使えるVPNが手に入ると考えれば、MillenVPNのコスパは極めて高いです。

第三に、日本配信ストリーミングです。海外からABEMA、TVer、U-NEXT、Hulu Japan等の日本の動画配信サービスにアクセスする場合、MillenVPNは完全対応しています。海外在住の日本人にとって、日本の番組を視聴できることは大きな価値です。IPVanishは日本配信サービスへの対応が限定的で、この用途には不向きです。

第四に、日本企業運営の安心感です。MillenVPNは日本企業アズポケット株式会社が運営しており、日本の法律に準拠しています。日本は5アイズ・9アイズ・14アイズ(情報共有同盟)に加盟していないため、他国の情報機関からのデータ開示要求を受けにくい環境です。プライバシー保護の観点でも、日本企業運営は一定の安心感があります。

MillenVPNを始める

30日間の返金保証があるので、実質無料でお試しできます。合わなければ全額返金されるため、リスクはゼロです。中国出張前、海外旅行前に契約してアプリをインストールしておきましょう。

MillenVPNの詳細レビューはMillenVPN評判・口コミまとめの記事をご覧ください。他の日本人向けVPN(スイカVPN、セカイVPN等)との比較は海外在住日本人向けVPN比較で解説しています。

まとめ:IPVanish vs MillenVPN比較の最終結論

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IPVanishとMillenVPNは、ターゲット市場が異なるVPNです。IPVanishは「グローバル市場・多デバイス家庭」向け、MillenVPNは「日本人ユーザー・中国利用・日本配信視聴」向け。総合的にはMillenVPNが上回りますが、英語が得意で無制限接続が必要な場合はIPVanishも優秀な選択肢です。

この記事で比較した11項目の結果をまとめます。

MillenVPNの強み
  • 日本語完全対応(アプリ・サイト・サポートすべて日本語)
  • 中国接続の強さ(MillenVPN Native専用アプリ)
  • 日本配信ストリーミング対応(ABEMA、TVer、U-NEXT)
  • 日本企業運営の安心感(日本法準拠)
  • 日本円決済で為替リスクなし
  • 使いやすさ(日本人向けUI設計)
MillenVPNの弱み
  • 月額料金が約¥66高い(2年で約¥1,584の差)
  • サーバー数が1,300台(IPVanishの約40%)
  • 同時接続が10台(IPVanishは無制限)
  • 対応国数が72カ国(IPVanishより18カ国少ない)
  • 第三者監査未実施
IPVanishの強み
  • 月額約¥330と格安(MillenVPNより¥66安)
  • 無制限の同時接続(家族全員カバー)
  • サーバー数3,200台で業界大手クラス
  • WireGuardプロトコル対応(高速)
  • 第三者監査済み(Leviathan Security Group、Schellman Compliance)
  • Fire TV向けアプリ最適化
IPVanishの弱み
  • 日本語未対応(すべて英語)
  • 中国での使用報告が限定的
  • 日本配信ストリーミング対応が弱い
  • 米国本拠地(5アイズ加盟国)
  • ドル建て決済で為替リスクあり

最終結論

総合的にはMillenVPNが上回ります(総合評価84 vs 76)。日本語対応・中国接続・日本配信ストリーミングのすべてで優位であり、月額66円の追加コスト(1日あたり約2円)は十分に価値があります。特に、日本人ユーザー・中国出張/駐在・海外から日本の番組視聴・英語が苦手な方には、MillenVPN一択です。

ただし、英語が得意で多デバイス環境(10台以上)の場合や、Fire TVを頻繁に使う場合は、IPVanishの無制限接続が圧倒的に有利です。月額約¥66の節約と無制限接続の利便性は、大家族や多デバイス家庭にとって大きな価値があります。

迷った場合の判断基準: 日本語サポートが必須か、中国利用の予定があるか。この2つのどちらかに当てはまる場合は、MillenVPNを選んでください。どちらにも当てはまらず、英語が得意で多デバイス環境の場合は、IPVanishを選んでください。

どちらのVPNも30日間の返金保証があります。まずは実際に契約して試し、速度や使い勝手を確認してから判断するのが最も確実です。リスクゼロで試せるので、まずは公式サイトをチェックしてみてください。

他のVPNとの比較はVPN比較2026年最新版で詳しく解説しています。NordVPN、ExpressVPN、Surfshark等のトップクラスVPNとの比較もご覧ください。海外在住の日本人向けVPNは海外在住日本人向けVPN比較で詳細データを掲載しています。

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VPNジャーナル編集部

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