NordVPN vs Surfshark 2026年比較:結論から先に
総合力でNordVPN、コスパ最優先ならSurfsharkが2026年の答えです。
「NordVPNとSurfshark、2026年に選ぶならどっち?」――この疑問に真正面からお答えします。両VPNともNord Security傘下のサービスで、実は姉妹ブランドの関係にあります。ただし、スペックや強みは明確に異なります。
先に結論を述べます。8割のユーザーにはNordVPNが最適です。速度・セキュリティ機能・サーバー数・監査実績のすべてでSurfsharkを上回っています。NordVPNの2年プランは月額約$2.99と十分コスパが良く、高速かつ安全な通信を手に入れられます。
一方で、Surfsharkが光るシーンもあります。2年プランは月額$1.99とNordVPNより約$1安く、しかも同時接続デバイス数が無制限。家族5人でスマホ・PC・タブレットを使う場合、NordVPNの10台制限では足りないケースがあります。Surfsharkならデバイス数を一切気にしなくていいんです。家族全員のスマホ、タブレット、PC、スマートTV、ゲーム機をすべて1つのアカウントで保護できるのは大きなメリットです。
VPNジャーナル編集部では、NordVPNとSurfsharkの両方の動向を継続的に追跡し、公式スペック・第三者レビュー・ユーザー評価を総合分析しています。2026年3月時点の最新データに基づき、速度・料金・セキュリティ・ストリーミング・同時接続・中国対応など全10項目で比較し、あなたにとって本当にベストなVPNを明確にします。結論だけ知りたい方は最終セクション「迷ったらコレ」まで読み飛ばしてもOKです。
NordVPN vs Surfsharkはこんな人が読むべき記事

- NordVPNとSurfsharkで迷っていて決められない人
- 家族全員のデバイスを1つのVPN契約でカバーしたい人
- できるだけ安くて高品質なVPNを探している人
- 速度とセキュリティどちらを優先すべきか悩んでいる人
- 海外から日本の動画配信サービスを視聴したい人
NordVPN vs Surfsharkの比較は、VPN選びで2番目に多い疑問です(1位はNordVPN vs ExpressVPNの比較)。両方とも高品質なVPNであることは間違いありません。ただし、向いているユーザー層は明確に分かれます。この記事では曖昧な結論は出しません。「どちらでもいい」ではなく、あなたの状況に応じた具体的な推奨を、データに基づいて明示します。
率直に言えば、「VPN選びに時間をかけたくない」「とにかく失敗したくない」という方はNordVPNを選んでおけば間違いありません。速度・セキュリティ・サーバー数の3本柱が業界最高水準で、2年プランの料金もSurfsharkと大差ないからです。「$1/月の差」で速度とセキュリティが上がるなら、多くの人がNordVPNを選ぶでしょう。
逆に、「家族のデバイスが10台以上ある」「1円でも安くしたい」「細かいスペック差は気にしない」という方にはSurfsharkが合います。特に、お子さんがいる4人家族でスマホ・タブレット・PC・スマートTV・ゲーム機を全部VPN保護したい場合、Surfsharkの無制限接続は圧倒的に便利です。
ここからは具体的な数字で両者を比較していきます。各セクションの冒頭に「この項目の勝者」を明記しますので、気になる項目だけ拾い読みしてもOKです。なお、この記事で使用している料金・サーバー数・機能情報は、2026年3月時点の各VPN公式サイトの情報に基づいています。為替レートや料金は変動する可能性がありますので、契約前に公式サイトで最新価格を確認してください。
NordVPN vs Surfshark スペック比較表【全10項目】
まず全体像を一目で把握してください。各項目の詳細は後続セクションで数字とともに掘り下げます。
| 項目 | NordVPN | Surfshark | 優位 |
|---|---|---|---|
| 速度ティア | 高速 | 高速 | NordVPNやや上 |
| 月額(2年) | $2.99/月〜 | $1.99/月〜 | Surfshark 月$1安 |
| サーバー数 | 7,400+ | 3,200+ | NordVPN 2.3倍 |
| 対応国数 | 118カ国 | 100カ国 | NordVPN +18カ国 |
| 同時接続 | 10台 | 無制限 | Surfshark |
| 暗号化 | AES-256 | AES-256-GCM | 互角 |
| ノーログ監査 | Deloitte 4回+PwC 2回 | Deloitte 2回+Cure53 | NordVPN 監査回数多 |
| 本拠地 | パナマ | オランダ | NordVPN(非5Eyes) |
| 独自機能 | 脅威対策Pro/Meshnet/ダブルVPN | CleanWeb/MultiHop/NoBorders | NordVPN 機能充実 |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 | 互角 |
NordVPN
$2.99/月〜7,400台以上のサーバー、Deloitte/PwCによる計6回のノーログ監査、パナマ拠点の安心感。速度・セキュリティ・信頼性で頭一つ抜けています。
Surfshark
$1.99/月〜月額$1.99と業界最安クラス。同時接続デバイス数が無制限なので、家族全員のデバイスを1契約でカバーできます。
NordVPNの詳しい評判はNordVPNの評判・口コミまとめの記事で解説しています。比較表を見ると、10項目中NordVPNが5項目で優位、Surfsharkが2項目で優位、3項目が互角です。NordVPNの優位が明確ですね。
ちなみに、NordVPNとSurfsharkは2022年にNord Security傘下で事実上の統合を果たしました。とはいえアプリ・インフラ・料金体系は完全に独立しており、利用者目線ではまったく別のサービスです。統合後もサーバーの共有は行われておらず、それぞれが独自のインフラを維持しています。Nord Securityとしては「Surfsharkはコスパ重視層」「NordVPNは品質重視層」にターゲットを分けているとされています。この棲み分け戦略は、ユーザーにとっては選択肢が明確になるメリットがあります。
では、ここから各項目を深掘りしていきます。まずはVPN選びで最も重視される「速度」から見ていきましょう。
速度比較:NordVPN vs Surfsharkどっちが速い?
この項目の勝者: NordVPN
VPN選びで速度を最重要視する方は多いでしょう。結論から言えば、NordVPNがSurfsharkをわずかに上回ります。ただし、その差は「圧倒的」ではなく「僅差」です。
複数の第三者レビューサイト(Cybernews、CyberInsider、Tom's Guide等)のテストデータを総合すると、NordVPNは国内サーバー接続時の速度低下率が約5〜10%、Surfsharkは約8〜15%程度とされています。4K動画の視聴に必要な速度は25Mbpsですから、どちらのVPNでも全く問題ありません。差が出るのは大容量ファイルのダウンロードやオンラインゲームなど、帯域をフルに使う場面です。
NordVPNの速度優位の理由はサーバー数にもあります。7,400台以上のサーバーが118カ国に分散しているため、混雑時でも空いているサーバーを見つけやすいのです。一方Surfsharkは3,200台で100カ国。決して少なくはありませんが、NordVPNの半分以下です。サーバー1台あたりのユーザー負荷はNordVPNのほうが低く、結果として安定した速度を維持できます。
海外サーバーでの比較も見てみましょう。日本からアメリカのサーバーに接続した場合、第三者テストではNordVPNのほうが安定して高い数値を記録しています。距離が遠くなるほどサーバー数の差が効いてくる傾向があり、NordVPNの118カ国展開は大きなアドバンテージです。韓国やシンガポールなどアジア圏では差が縮まりますが、ヨーロッパやアメリカの長距離接続ではNordVPNの安定性が際立ちます。
| 接続先リージョン | NordVPN傾向 | Surfshark傾向 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 日本国内(東京) | 速度低下5〜10%程度 | 速度低下8〜15%程度 | NordVPNやや優位 |
| 韓国・台湾(近距離アジア) | 安定した高速接続 | 安定した高速接続 | ほぼ互角 |
| シンガポール・香港 | 高速・低遅延 | 高速・遅延やや増 | NordVPNやや優位 |
| 米国西海岸 | 安定した速度維持 | 時間帯により変動 | NordVPN優位 |
| 米国東海岸 | 長距離でも安定 | ピーク時に低下傾向 | NordVPN優位 |
| 欧州(ロンドン・アムステルダム) | 高い安定性 | 接続品質にばらつき | NordVPN優位 |
| オーストラリア | 遅延増加するが安定 | 遅延増加+速度変動 | NordVPNやや優位 |
上記は複数の第三者レビューサイト(Cybernews、Tom's Guide、CyberInsider等)のテスト傾向をまとめたものです。具体的な数値はテスト環境・時期によって大きく変動するため、傾向としてご確認ください。NordVPNが全リージョンで安定しているのは、7,400台以上のサーバーによる負荷分散効果が大きいと考えられます。特に米国・欧州の長距離接続では、NordVPNの優位性が顕著です。Surfsharkも近距離アジア圏では十分な速度が出ますが、地球の裏側への接続ではサーバー数の差が速度安定性に影響する場面があります。
もう1つ注目すべきは、ピーク時間帯の速度安定性です。日本時間の夜20〜24時は国内ユーザーのアクセスが集中し、VPNサーバーへの負荷が高まります。NordVPNは日本国内だけでも多数のサーバーを展開しており、混雑時でもサーバーを切り替えることで速度低下を回避できます。Surfsharkの日本サーバーは相対的に少なく、混雑時にやや速度が落ちる傾向が第三者テストで指摘されています。平日の日中や深夜帯など、空いている時間帯では両者の差はほとんど感じられません。
プロトコル比較:NordLynx vs WireGuard
NordVPNとSurfsharkの速度差を生む大きな要因がプロトコルです。NordVPNはWireGuardをベースに独自開発したNordLynxを採用し、SurfsharkはオープンソースのWireGuardをそのまま実装しています。
NordLynxはWireGuardの高速性を活かしつつ、ダブルNAT技術を追加してプライバシーを強化しています。標準のWireGuard(ワイヤーガード)ではユーザーIPがサーバーに一時保存される仕様ですが、NordLynxはこれを回避。速度を犠牲にせずプライバシーを守れる点が技術的な優位性です。
Surfsharkが採用するWireGuardも十分に高速で安全なプロトコルです。ただし、プライバシー面ではNordLynxの独自改良に及びません。WireGuardの「IPアドレス一時保存」問題に対し、Surfsharkは独自の対策を講じていますが、NordLynxほどの透明性はありません。
OpenVPNも両方が対応していますが、速度はWireGuard系と比べて2〜3割落ちるため、特別な理由がない限り選ぶ必要はないでしょう。企業のファイアウォールを突破する必要がある場合や、特定のポートしか使えない環境では、OpenVPNのTCP 443番ポート接続が役立つことがあります。
正直なところ、プロトコルの差は一般ユーザーが体感できるレベルではありません。ただ、NordLynxの「速度を維持しつつプライバシーを強化」という設計思想は、セキュリティを重視するユーザーにとって見逃せないポイントです。技術的な信頼性を重視するなら、NordVPNの独自プロトコルが安心材料になります。VPNプロトコルの選び方について詳しく知りたい方は、デフォルト設定のまま使えば両方とも最適なプロトコルが自動選択されるので、手動で変更する必要はありません。
ストリーミング視聴時の速度安定性
NetflixやAmazonプライムビデオを視聴する際、瞬間速度よりも重要なのが安定性です。途中でバッファリングが入ると体験が台無しになりますよね。
この点では、NordVPNの安定性がSurfsharkを上回ります。NordVPNは7,400台以上のサーバーネットワークにより、混雑時間帯でも代替サーバーに自動切り替えが可能。第三者レビューサイトのテストでは、2時間の映画視聴中にバッファリングが発生するケースはほぼ報告されていません。
Surfsharkも通常利用では十分安定しています。ただし、人気の米国サーバーに接続が集中する夜間帯(日本時間の午前中)に、一部のレビューサイトが速度低下を指摘しています。サーバー数がNordVPNの半分以下という構造的な差が、ピーク時にわずかに影響する可能性があるということです。サーバー1台あたりの最大接続ユーザー数は両社とも非公開ですが、単純計算でNordVPNのほうがユーザー1人あたりの帯域に余裕があると推測できます。
実際にNetflixの4Kコンテンツを視聴する場合、必要な帯域は約25Mbps。NordVPNもSurfsharkもこの基準を大幅に上回る速度を提供しており、HD画質(5Mbps)やフルHD画質(15Mbps)であればどちらでも全く問題ありません。差が出るとすれば、4K+Dolby Vision対応コンテンツを複数デバイスで同時視聴するような極端なシチュエーションです。家族3人がそれぞれ別の部屋で4K動画を同時視聴する場合、合計で75Mbps以上の帯域が必要になります。こうした場面ではNordVPNの7,400台のサーバー網による余裕が効いてきます。
ストリーミング目的ならNordVPNを選んでください。7,400台超のサーバー網と独自NordLynxプロトコルにより、4K視聴に必要な25Mbpsの30倍以上の帯域を安定して確保できます。混雑時の安定性ではNordVPNが一枚上手です。
料金比較:NordVPN vs Surfsharkのコスパ分析

この項目の勝者: Surfshark(2年プラン)/ NordVPN(月額プラン)
「Surfsharkのほうが安い」というイメージを持っている方は多いでしょう。確かに2年プランではSurfsharkが安いのですが、全プランを比較すると意外な逆転現象が起きています。
NordVPNの最安プラン(Basic 2年)は月額$2.99。Surfsharkの最安プラン(Starter 2年)は月額$1.99。月額の差は$1、日本円で約150円です。年間にすると約1,800円の差がつきます。2年間の総額で比較すると、NordVPN約$71.76に対してSurfshark約$47.76。差額は$24(約3,600円)です。
$12.99$2.99/月(NordVPN 2年)$15.45$1.99/月(Surfshark 2年)ただし、NordVPNのBasicプランでも7,400台以上のサーバー、NordLynxプロトコル、Threat Protection Pro(マルウェア・広告ブロック)、ノーログポリシーがすべて含まれています。月$1の差で得られるNordVPNの品質向上を考えると、実質的なコスパはNordVPNが上回るというのが編集部の見解です。缶コーヒー1本分の追加投資で、速度もセキュリティもサーバー数も上がるわけですから。
ここで「コスパ」の定義を明確にしておきましょう。単純な月額の安さならSurfsharkが勝ちます。しかし、「1円あたりで得られるサービスの質」で考えると話が変わります。NordVPNの$2.99には7,400台のサーバー、NordLynxプロトコル、Threat Protection Pro、Deloitte/PwC計6回の監査実績がすべて含まれています。Surfsharkの$1.99には3,200台のサーバーとWireGuardプロトコル、CleanWeb。$1の差で得られるアップグレードの幅を考えれば、NordVPNの「実質コスパ」のほうが高いと言えます。
| コスパ指標 | NordVPN($2.99/月) | Surfshark($1.99/月) |
|---|---|---|
| 月額あたりサーバー数 | 約2,474台/$1 | 約1,608台/$1 |
| 月額あたり対応国数 | 約39カ国/$1 | 約50カ国/$1 |
| ノーログ監査回数 | 6回(PwC 2回+Deloitte 4回) | 3回(Deloitte 2回+Cure53 1回) |
| 含まれるセキュリティ機能 | Threat Protection Pro+ダブルVPN+Meshnet+Onion over VPN+Dark Web Monitor | CleanWeb+MultiHop+NoBorders+Rotating IP |
| 同時接続台数 | 10台 | 無制限 |
この「コスパテーブル」を見ると、NordVPNは$1あたりで利用できるサーバー数がSurfsharkの約1.5倍、セキュリティ機能も多く、監査実績も2倍です。「安さ」だけならSurfsharkですが、「投資対効果」ではNordVPNに軍配が上がります。唯一Surfsharkが圧倒するのは同時接続台数。デバイスが10台を超える大家族には、この1点だけでSurfsharkを選ぶ理由になります。
2年プラン料金の詳細比較
| プラン | NordVPN | Surfshark | 差額/月 |
|---|---|---|---|
| 最安(2年) | $2.99/月(Basic) | $1.99/月(Starter) | Surfshark $1安 |
| 中間(2年) | $3.99/月(Standard) | $2.49/月(One) | Surfshark $1.50安 |
| 上位(2年) | $5.99/月(Complete) | $3.49/月(One+) | Surfshark $2.50安 |
| 2年間総額(最安) | 約$71.76 | 約$47.76 | Surfshark $24安 |
2年プランの比較では、すべての階層でSurfsharkが安いことがわかります。最安プラン同士で2年間の総額を比較すると、NordVPN約$71.76に対しSurfshark約$47.76。差額は約$24(日本円で約3,600円)です。
注目すべきは上位プランの差額です。NordVPN CompleteとSurfshark One+では月額$2.50の差があり、2年間で約$60(約9,000円)の差になります。セキュリティスイート込みで契約する場合、Surfsharkの価格優位性がより顕著になります。
しかし、料金だけで判断するのは早計です。NordVPNのBasicプランにはThreat Protection Pro(マルウェア・広告ブロック)が含まれています。SurfsharkのStarterプランのCleanWebは広告ブロックのみ。マルウェア対策まで含めるとSurfshark Oneプラン($2.49/月)が必要になり、差額は月$0.50に縮まります。
さらに、NordVPN BasicにはダブルVPN、Onion over VPN、Dark Web Monitorといったセキュリティ機能も含まれています。Surfsharkで同等の機能を揃えようとすると、One+プラン($3.49/月)が必要に。そうなるとNordVPN Basic($2.99/月)のほうがむしろ安くなるというわけです。
月額・年額プランの比較
| 契約期間 | NordVPN | Surfshark | 安いのは |
|---|---|---|---|
| 月額 | $12.99/月 | $15.45/月 | NordVPN $2.46安 |
| 年額 | $4.99/月 | $3.19/月 | Surfshark $1.80安 |
| 2年額 | $2.99/月〜 | $1.99/月〜 | Surfshark $1安 |
面白いのは月額プランの逆転現象です。月額契約ではNordVPN($12.99)のほうがSurfshark($15.45)より$2.46も安いのです。「まず1ヶ月だけ試したい」という方にはNordVPNが断然お得です。
年額プランになるとSurfsharkが逆転し、月$1.80安くなります。2年プランではさらに差が広がります。つまり、短期利用ならNordVPN、長期利用ならSurfsharkが料金面では有利ということです。ただし注意点として、料金で有利なSurfsharkの2年プランを選んだとしても、速度・セキュリティ・サーバー数でNordVPNに劣る点は変わりません。月$1の節約と引き換えに、サーバー数は半分以下、監査回数は半分、独自セキュリティ機能も少なくなります。この差をどう評価するかは予算と優先順位次第ですが、編集部としてはNordVPNの2年プラン$2.99/月が最もバランスの取れた選択だと考えています。日割りにするとわずか約10円/日。缶コーヒーの3分の1以下の投資で業界最高水準のVPNが使えるのですから、コスパは十分に高いと言えるでしょう。
ここで見落としがちなポイントがあります。VPNの更新料金です。多くのVPNは初回契約時に大幅な割引を提供しますが、更新時は通常価格に戻ることがあります。NordVPNもSurfsharkも更新価格は公式サイトで確認してから契約してください。「初回$1.99/月で契約したのに、更新時に$5/月になった」というトラブルはVPN業界でよくある話です。
NordVPNの料金体系の詳細はNordVPNの料金プラン完全ガイドで解説しています。プラン別の機能差や損益分岐点も計算していますので、料金で迷っている方はぜひチェックしてください。
セキュリティ比較:NordVPN vs Surfsharkどちらが安全か
この項目の勝者: NordVPN
VPNを使う目的がプライバシー保護やセキュリティ強化であれば、この比較が最も重要です。結論として、セキュリティ面ではNordVPNが明確に上回ります。理由は3つ。監査実績の厚さ、本拠地の安全性、独自セキュリティ機能の充実度です。
- Deloitte/PwCによる計6回のノーログ監査(業界最多クラス)
- パナマ拠点(5/9/14アイズ同盟圏外)
- Threat Protection Pro(マルウェア+広告ブロック)
- ダブルVPN(2重暗号化)
- Onion over VPN(Tor統合)
- NordLynx独自プロトコル(ダブルNAT技術搭載)
- 監査回数がNordVPNより少ない(Deloitte 2回+Cure53)
- オランダ拠点(EU圏内、データ保存規制の影響を受ける可能性)
- CleanWebは広告ブロック中心(マルウェア対策はOne以上)
- 独自プロトコルを持たない(標準WireGuard)
両方ともAES-256暗号化、ノーログポリシー、キルスイッチを備えており、基本的なセキュリティは同等です。差がつくのは「基本を超えた部分」。NordVPNは脅威対策Pro、ダブルVPN、ダークウェブモニター、Meshnetなど、セキュリティ関連の追加機能が圧倒的に充実しています。Surfsharkも悪くはありませんが、NordVPNの機能数と監査回数には及びません。
| セキュリティ機能 | NordVPN | Surfshark |
|---|---|---|
| キルスイッチ | アプリ単位+システム全体の2種類 | システム全体のみ |
| DNS漏洩防止 | 自社DNS + 自動防止 | 自社DNS + 自動防止 |
| IPv6漏洩防止 | IPv6トラフィック自動ブロック | IPv6トラフィック自動ブロック |
| WebRTC漏洩防止 | ブラウザ拡張で対応 | ブラウザ拡張で対応 |
| スプリットトンネリング | 対応(アプリ単位で選択可) | 対応(Bypasser機能) |
| RAM-onlyサーバー | 全サーバーRAM-only稼働 | 段階的に移行中 |
上記のセキュリティ機能比較で注目すべきは、キルスイッチの実装の違いです。NordVPNは「アプリ単位のキルスイッチ」と「システム全体のキルスイッチ」の2種類を提供しています。アプリ単位のキルスイッチを使えば、VPN接続が切れたときに特定のアプリだけ通信を遮断し、ブラウザなど他のアプリは通常通り動作させることが可能です。例えば、トレントクライアントだけをキルスイッチ対象にして、Webブラウジングは中断させたくないというケースに対応できます。Surfsharkのキルスイッチはシステム全体を対象とするため、VPN切断時はすべてのインターネット通信が止まります。セキュリティ重視なら全遮断のほうが安全ですが、柔軟性ではNordVPNが上回ります。
DNS漏洩防止については両者とも自社運営のDNSサーバーを使用しており、ISPや第三者のDNSにクエリが流出するリスクを排除しています。IPv6漏洩防止も標準装備。ただし、NordVPNのRAM-onlyサーバー(ディスクレスサーバー)への完全移行は注目に値します。RAM-onlyサーバーは電源を切るとすべてのデータが消去される仕組みで、物理的なサーバー押収によるデータ流出リスクをゼロにします。Surfsharkも段階的にRAM-onlyサーバーへの移行を進めていますが、NordVPNのほうが先行して全サーバーの移行を完了しています。
セキュリティを重視してVPNを選ぶ方にとって、「ノーログポリシー」が本当に守られているかは最大の関心事でしょう。VPN会社が「ログを保存していない」と主張するのは簡単ですが、それを証明するのは難しい。だからこそ第三者機関による監査が重要なのです。NordVPNは計6回の監査で繰り返し「ノーログ」を証明しており、この実績は業界随一です。
暗号化・プロトコル・監査実績の比較
VPNの信頼性を客観的に証明するのが、独立した第三者機関によるセキュリティ監査です。ここでNordVPNの優位性が際立ちます。
| 監査項目 | NordVPN | Surfshark |
|---|---|---|
| ノーログ監査 | PwC 2回(2018, 2020)、Deloitte 4回(2022-2025) | Deloitte 2回(2023, 2025) |
| インフラ監査 | 複数回実施 | Cure53(2021) |
| 暗号化方式 | AES-256 | AES-256-GCM |
| 対応プロトコル | NordLynx, OpenVPN, IKEv2 | WireGuard, OpenVPN, IKEv2 |
NordVPNはPricewaterhouseCoopers(PwC)とDeloitteという世界的な監査法人によるノーログ監査を計6回受けています。これは業界でも最多クラスの監査実績です。「ノーログ」と謳うVPNは多いですが、Big4監査法人に6回も検証されているVPNは極めて少ないでしょう。
Surfsharkも2023年と2025年にDeloitte監査を受けていますが、回数ではNordVPNに及びません。2021年にはCure53によるインフラ監査を受けており、こちらもセキュリティ面の信頼性を裏付けています。ただし、監査の「量」ではNordVPNが圧倒的です。
- NordVPN: PwC 2回 + Deloitte 4回 = 計6回のノーログ監査
- 両方: AES-256暗号化に対応
- 両方: キルスイッチ搭載
- 両方: DNS漏洩防止機能あり
- Surfshark: NordVPNほどの監査回数がない(Deloitte 2回 + Cure53)
- Surfshark: オランダはEU圏内でデータ規制の影響を受ける可能性
本拠地もセキュリティ評価に影響します。NordVPNはパナマ、Surfsharkはオランダ。パナマはデータ保存義務法がなく、5/9/14アイズ同盟にも属していません。オランダはEU加盟国であり、EUデータ保存指令の影響を潜在的に受けます。実務上は大きな差にならないことが多いですが、プライバシーを最優先するならパナマ拠点のNordVPNが安心でしょう。
暗号化方式はNordVPNがAES-256、SurfsharkがAES-256-GCM。GCM(Galois/Counter Mode)は認証付き暗号化モードで、データの完全性検証が組み込まれています。実質的なセキュリティ強度は同等であり、ここで差をつけるのは難しいです。なお、NordVPNもGCMモードを内部的に利用していますが、公式スペック表ではシンプルに「AES-256」と表記しています。
監査の「質」にも目を向けましょう。NordVPNが監査を受けたPwCとDeloitteは、いわゆる「Big4」と呼ばれる世界4大会計事務所です。Big4による監査は、監査プロセスの厳格さ・独立性・信頼性において業界最高水準とされています。SurfsharkのCure53監査も著名なセキュリティ監査機関によるもので信頼性は高いですが、「Big4が6回」という実績を持つNordVPNの透明性の高さは群を抜いています。監査回数が多いということは、それだけ頻繁に第三者の目にさらされ、問題があれば早期に発見・修正されるということです。セキュリティを重視する方がNordVPNを選ぶ最大の理由がこの監査実績にあると言っても過言ではありません。
独自セキュリティ機能の違い
基本スペックの差よりも、独自機能の差のほうがユーザー体験に直結します。ここでは両者のユニークな機能を比較します。
NordVPN独自機能
$2.99/月〜で全機能利用可Threat Protection Pro: マルウェア・フィッシング・広告を自動ブロック。VPN未接続時でも動作する常時保護機能。ダブルVPN: 2つのサーバーを経由して2重暗号化。追跡をほぼ不可能にする。Meshnet: デバイス間の安全な直接接続を実現。リモートアクセスやファイル共有に便利。Onion over VPN: VPN経由でTorネットワークに接続。最高レベルの匿名性。Dark Web Monitor: 個人情報がダークウェブに流出していないか監視。
Surfshark独自機能
$1.99/月〜CleanWeb: 広告・トラッカーをブロック。NordVPNのThreat Protection Proと比べると機能は限定的。MultiHop: NordVPNのダブルVPNに相当。2つのサーバー経由で通信。Camouflage Mode: VPN利用を検知されにくくする難読化機能。NoBorders Mode: ネット規制のある国で自動的に最適設定を適用。Rotating IP: 一定間隔でIPアドレスを自動変更。
機能の数ではNordVPNが勝りますが、Surfsharkも基本的なセキュリティ機能はしっかり押さえています。Camouflage ModeやNoBorders Modeは検閲回避に特化した機能であり、中国やUAEなど規制の厳しい国で有用です。
日常使いでの差が最も大きいのは、Threat Protection Pro vs CleanWebです。NordVPNのThreat Protection Proはマルウェアのダウンロードをブロックし、フィッシングサイトへのアクセスを遮断する本格的なセキュリティツール。VPN未接続時でも常時動作するため、セキュリティソフトの代わりとしても機能します。CleanWebは主に広告ブロックがメインで、マルウェア対策はSurfshark Oneプラン以上で提供されるAntivirus機能が担います。
Meshnet機能もNordVPNならでは。自分のデバイス同士をVPN経由で直接つなげる機能で、外出先から自宅PCにリモートアクセスしたり、友人とLANパーティのようなゲーム接続を実現したりできます。Surfsharkにはこの機能がありません。リモートワーカーやゲーマーにとっては、NordVPNのMeshnetは大きな付加価値です。
ストリーミング対応比較:Netflixや動画配信はどっちが強い?
この項目の勝者: NordVPN
海外の動画配信サービスを視聴するためにVPNを契約する方は非常に多いです。NetflixやDisney+のジオブロック(地域制限)を回避できるかどうかは、VPN選びの重要な判断材料になります。
| サービス | NordVPN | Surfshark |
|---|---|---|
| Netflix(米国) | 対応 | 対応 |
| Netflix(日本) | 対応 | 対応 |
| Amazon Prime Video | 対応 | 対応 |
| Disney+ | 対応 | 対応 |
| Hulu(米国) | 対応 | 対応 |
| BBC iPlayer | 対応 | 対応 |
| DAZN | 対応 | 一部対応 |
| 対応ライブラリ数 | 20+ | 15+ |
主要な動画配信サービスへの対応状況は、両VPNとも優秀です。Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、Hulu(米国)、BBC iPlayerにはどちらも対応しています。差がつくのはマイナーなサービスへの対応幅で、NordVPNのほうが対応ライブラリ数が多い傾向にあります。
NordVPNは「SmartPlay」という独自のDNS技術を内蔵しており、ストリーミングサービスへのアクセスを自動最適化します。ユーザーが設定を変更する必要はなく、接続するだけでジオブロックが回避される仕組みです。Surfsharkにも同様の機能がありますが、NordVPNのSmartPlayのほうが対応サービス数で上回るという評価が多いですね。
具体的にどのような配信サービスで差が出るのか、もう少し掘り下げましょう。Netflixは地域ごとにライブラリが異なり、米国版は最も作品数が多いことで知られています。NordVPNは米国、英国、日本、カナダ、オーストラリア、ドイツ、フランスなど20以上のNetflixライブラリにアクセスできるとされています。Surfsharkも主要ライブラリには対応していますが、対応数は15程度とやや少ない傾向です。Disney+やHBO Max(Max)といった米国発のサービスにも両方とも対応していますが、NordVPNのほうがサーバーの選択肢が多いため、特定のサーバーがブロックされた際の代替手段が豊富です。
Amazon Prime Videoは近年VPN検知を強化しており、一部のVPNでは安定した視聴が難しくなっています。この点でNordVPNは7,400台以上のサーバーを活用して継続的にブロック対策を行っており、接続の安定性に定評があります。Surfsharkも対策を講じていますが、サーバー数の差から対応速度にわずかな差が生じることがあります。BBC iPlayerは英国限定のサービスで、VPN検知が厳しいことで知られていますが、NordVPN・Surfsharkともに対応しています。
ストリーミング目的でVPNを使う場合、「対応している」と「安定して使える」は別の話です。ブロックされるたびにサーバーを手動で切り替えるのはストレスですよね。NordVPNはサーバー数が多いため、特定のサーバーがブロックされても代替サーバーがすぐに見つかります。Surfsharkもブロック対策は行っていますが、サーバー選択肢の幅ではNordVPNに分があります。
DAZNのような比較的VPN検知が厳しいサービスでは、NordVPNが安定して接続できるのに対し、Surfsharkは「つながることもあるが不安定」という報告が見られます。スポーツ配信をメインに考えている方は、NordVPNのほうが安心です。海外サッカーや格闘技をリアルタイムで観戦したい方にとって、接続の安定性は妥協できないポイントでしょう。
日本の動画配信サービス対応状況
海外在住の日本人にとって、日本の動画配信サービスにアクセスできるかどうかは死活問題です。TVer、Abema、U-NEXT、Hulu Japanなど、日本国内限定のサービスを海外から視聴するにはVPNが必須です。
| 日本のサービス | NordVPN | Surfshark |
|---|---|---|
| TVer | 対応 | 対応 |
| Abema | 対応 | 一部不安定 |
| U-NEXT | 対応 | 対応 |
| Hulu Japan | 対応 | 対応 |
| dTV/Lemino | 対応 | 一部対応 |
| 日本サーバー数 | 多数 | 少なめ |
日本の動画配信サービスへの対応では、NordVPNのほうが安定しています。特にAbemaやdTV/Leminoなど、VPN検知が厳しいサービスでは差が出やすいです。NordVPNは日本に多数のサーバーを設置しており、ブロックされても別のサーバーに切り替えやすい環境が整っています。
海外赴任中に日本のバラエティ番組やドラマをTVerで楽しみたい方は、NordVPNのほうが接続の安定感があります。Abemaの場合、VPN検知が特に厳しく、一部のVPNサーバーからはアクセスがブロックされることがあります。NordVPNは日本サーバーが多いため、ブロックされたサーバーを避けて接続できる選択肢が多いのです。
Surfsharkも主要サービスには対応していますが、日本のマイナーなサービスやVPN検知が厳しいサービスでは接続が不安定になるケースが報告されています。海外から日本のコンテンツを頻繁に視聴するなら、NordVPNのほうが確実性は高いでしょう。
同時接続数・対応デバイス比較:10台 vs 無制限

この項目の勝者: Surfshark
NordVPN vs SurfsharkでSurfsharkが最も大きな差をつける項目がこれです。同時接続デバイス数はNordVPNが10台、Surfsharkが無制限。数字だけ見ればSurfsharkの圧勝です。
では実際に10台で足りるのか。1人暮らしの場合、スマホ・PC・タブレットの3台が一般的。10台あれば余裕です。しかし、家族4人がそれぞれスマホ・PC・タブレットを持つと12台。NordVPNの制限を超えてしまいます。
カフェで仕事するフリーランスの方を想像してみてください。仕事用PC、個人PC、スマホ、タブレット、自宅のスマートTV、ゲーム機、スマートスピーカー。1人でも7台はすぐに埋まります。さらに家族のデバイスが加わると、10台はあっという間です。IoTデバイス(スマートTV、ゲーム機、スマートスピーカー等)を多く所有する家庭では、10台制限が窮屈に感じる場面もあるでしょう。
Surfsharkの無制限接続は文字通り「制限なし」。50台つないでも100台つないでも追加料金はゼロです。大家族や、友人とアカウントを共有したいケース(利用規約の範囲内で)にも対応できます。
対応プラットフォームは両方とも充実しています。Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Chrome拡張、Firefox拡張、Android TV、Fire TV、Apple TV、ルーターと、主要なデバイスはすべてカバー。NordVPNはEdge拡張にも対応しており、Surfsharkも同様にEdge拡張をサポートしています。
アプリの使いやすさにも触れておきましょう。NordVPNのアプリはサーバーマップ表示が特徴的で、地図上から接続したい国を選んでクリックするだけで接続できます。サーバーリスト表示に切り替えることも可能で、初心者にも直感的に操作できるUIです。Surfsharkのアプリはシンプルなリスト表示が基本で、クイック接続ボタンで最速のサーバーに自動接続されます。お気に入りサーバーの登録や、最近使ったサーバーへのワンクリック再接続にも対応しており、使い勝手は良好です。アプリの完成度ではNordVPNが一歩リードしていますが、Surfsharkも十分に洗練されており、日常使いで不満を感じることは少ないでしょう。
スマートTVやゲーム機にVPNを設定する場合、両方ともSmart DNS機能を提供しています。Smart DNSはVPN暗号化なしでジオブロックを回避する軽量な方式で、VPNアプリをインストールできないデバイス(PlayStation、Xbox、Nintendo Switch等)でも使えます。NordVPNのSmartPlayとSurfsharkのSmart DNSは、どちらもアカウント設定画面から有効化でき、デバイスのDNS設定を変更するだけで使えます。
ルーターにVPNを設定すれば、ルーター経由の全デバイスが1台分としてカウントされます。NordVPNの10台制限が気になる場合、自宅ルーターにVPNを設定するのも有効な対策です。ただし、ルーター設定にはある程度の技術知識が必要で、すべてのルーターが対応しているわけではありません。「そんな設定は面倒だ」という方は、素直にSurfsharkの無制限接続を選んだほうがストレスフリーです。
中国・検閲国での使用:NordVPN vs Surfshark
この項目の勝者: NordVPN
中国出張や留学で使えるVPNを探している方にとって、検閲回避能力は最重要スペックです。NordVPNとSurfsharkはどちらも検閲回避機能を持っていますが、実績と信頼性に差があります。
NordVPNは難読化サーバー(Obfuscated Servers)を専用に設けており、中国のGFW(グレートファイアウォール)を回避するための技術を長年にわたって改良してきました。複数の第三者レビューサイトが中国での使用を推奨しており、信頼性は「高」と評価されています。
SurfsharkはCamouflage ModeとNoBorders Modeの2つの検閲回避機能を搭載。Camouflage ModeはVPN通信を通常のHTTPSトラフィックに偽装し、NoBorders Modeは規制を検知すると自動的に最適なサーバーに接続します。ただし、NordVPNと比べると中国での使用実績が少なく、信頼性は「中〜高」の評価にとどまります。
中国での使用を主目的とするなら、NordVPNの難読化サーバーのほうが実績と安定性で上回ります。NordVPNの難読化サーバーは接続プロトコルをOpenVPN TCP/UDPに限定し、VPN通信の痕跡を徹底的に隠蔽する仕組みです。中国のDPI(ディープパケットインスペクション)技術に対する長年の対策ノウハウが蓄積されており、安定した接続が期待できます。
ちなみに中国利用に最も定評があるのはExpressVPNです。中国での利用をメインに考えている方は中国でおすすめのVPNの記事で最新の対応状況を確認してください。
中国渡航前の準備として、VPNアプリのダウンロードは日本にいるうちに済ませておくことが鉄則です。中国国内ではApp StoreやGoogle Playから多くのVPNアプリがダウンロードできなくなっています。NordVPNは公式サイトからAPKファイル(Android)を直接ダウンロードできるため、Google Playが使えない中国国内でもインストール手段があります。Surfsharkも同様にAPKファイルの直接ダウンロードに対応しています。万全を期すなら、NordVPNとSurfsharkの両方をインストールしておき、片方がブロックされた場合のバックアップとして使う戦略が有効です。
中国以外の検閲国(ロシア、UAE、トルコ等)でも、両VPNとも一定の回避能力を持っています。ただし、検閲技術は日々進化しており、「常に安定して使える」とは断言できません。渡航前に最新の情報を確認し、複数のVPNアプリをダウンロードしておくことを強く推奨します。現地に着いてからVPNアプリをダウンロードしようとしても、すでにアプリストアがブロックされている可能性があるからです。
迷ったらコレ!NordVPN vs Surfshark最終結論
ここまで10項目を比較してきました。最後に、あなたの状況に応じた最適なVPNをフローチャートで判定しましょう。
フローチャートの結果がどうであれ、迷ったらNordVPNを選んでください。NordVPNは10項目中5項目で優位、2項目で互角、Surfsharkが優位なのは料金(2年プラン)と同時接続の2項目のみ。総合力でNordVPNが上回っています。
同時接続数の無制限はSurfsharkの大きな魅力ですが、10台で足りるユーザーが大多数です。1人暮らしなら3〜5台、夫婦でも6〜8台程度。NordVPNの10台制限で困る場面は限られます。月額$1の差(年間$12、約1,800円)で、サーバー数2.3倍・監査実績6回・独自セキュリティ機能5つ以上が手に入るなら、NordVPNのほうが賢い投資です。
最後にもう一度整理します。具体的なユースケース別に、どちらを選ぶべきか明確にしておきましょう。
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 海外から日本の動画を観たい | NordVPN | 日本サーバー多数+SmartPlayで安定視聴。AbemaやdTVなどVPN検知が厳しいサービスにも対応 |
| 中国出張・留学で使いたい | NordVPN | 難読化サーバーの長年の実績。GFW回避の信頼性が高い |
| セキュリティを最優先にしたい | NordVPN | Deloitte/PwC計6回の監査実績、パナマ拠点、Threat Protection Pro、RAM-onlyサーバー |
| 家族5人以上でデバイスが多い | Surfshark | 同時接続無制限。10台制限を気にする必要がなく、家族全員のデバイスを1契約でカバー |
| とにかく月額を抑えたい | Surfshark | 2年プラン$1.99/月は業界最安クラス。年間$12の節約は2年で約3,600円の差 |
| 1ヶ月だけ試したい | NordVPN | 月額プランはNordVPN $12.99 vs Surfshark $15.45。短期利用ならNordVPNのほうが$2.46安い |
| オンラインゲームで使いたい | NordVPN | NordLynxプロトコルの低遅延+Meshnetでの直接接続が可能。ゲーミング向き |
| リモートワークで使いたい | NordVPN | Meshnetで自宅PCへのリモートアクセスが可能。Threat Protection Proで業務中のセキュリティも確保 |
この表を見れば一目瞭然ですが、8つのユースケースのうち6つでNordVPNが推奨されます。Surfsharkが最適なのは「大家族でデバイスが多い」「とにかく安さ最優先」の2パターンに限られます。つまり、特別な理由がない限りNordVPNを選んでおけば後悔する可能性は低いということです。
NordVPNを選んでください。
理由は3つ: サーバー数7,400台以上で業界最大級、Deloitte/PwCによる計6回のノーログ監査で業界最多クラスの信頼性、独自NordLynxプロトコルによる高速通信。
30日間の返金保証があるので、まず使ってみて判断してください。合わなければ全額返金されます。
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2026年のVPN比較の全体像を知りたい方はVPN比較2026年完全版で14社の詳細比較を掲載しています。NordVPNとSurfsharkだけでなく、ExpressVPN・CyberGhost・ProtonVPNなども含めた横断比較です。
